今日の試合速報

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第30節 岡山 vs 北九州】三浦泰年監督(北九州)記者会見コメント(12.08.22)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●三浦泰年監督(北九州):

「90分間を通してアグレッシブに攻撃的なサッカーを、リスクを冒して最後まで点を取りに行く姿勢を貫くことができた試合だったと思います。
前半に先制点を取ることによって自分たちのサッカーをスムースにできるであろうというところで、新井が19分に得点し、いいペースでやっていたものの、(前半の)残り10、15分くらいで選手が1-0で折り返せばいいという気持ちが少し出過ぎたのかなと、外からみて感じました。追加点まではいかなくても自分たちが保持する時間、ボールを回す時間というものがあの時間帯に必要だったと思いますし、相手がどういうかたち、どういうパターンで来るかというのを彼らは分かっていましたので、そんなに慌てなくて守りきって後半に臨めるなと思っていたんじゃないかなと思います。
ただ、(岡山・石原の)あのパスが自分たちの選手の体に当たって、相手のいいところにこぼれた不運。不運でありながらそのアプローチに対して後ろ向きになった。おしりを向けた。それで当たってこぼれるところが、背後でカバーしている選手は難しくなる。あそこのアプローチの姿勢がしっかり前向きであればボールは当たらなかった。そうすれば普通にGK、ないしはDFがクリアできた。小さなミスだと思います。

ただ、点を取られたことによって後半、守るのではなく自分たちのサッカー、積み重ねてきたものをもう一度チャレンジできる。そういう意味では選手はポジティブに後半に臨んでくれたのかなと思っております。
後半はリズムが出なければ早い段階で選手を入れ替えて、夏場の連戦を考えるとフレッシュな選手を入れていこうと考えている中で、負傷退場での川鍋の交代は非常にもったいなかった。プランが崩れたかなと。後半、最後のかたちで相手の陣地でボールをしっかり動かして揺さぶって背後を狙う。そういうエレガントなサッカーができたと思うと、もう一手あればより攻撃的なサッカーができたなと思います。そのへんは残念でした。

90分間を通して選手はアグレッシブに我々の追求しているサッカーというものを前面にだしていたと思いますし、非常にいいハードワークをしていた。勝点3は取れなかったですが、岡山に来て、ミッドウィークに8000人以上のサポーターを持っている雰囲気の中で、昨年はあまりいいサッカーができなかったことを考えると、今シーズン、こういう状況で、同等またはそれ以上の内容でサッカーができたと思うと、彼らの成長を非常に感じる試合だったと思います。勝点1、これがいい1になるように次節の東京ヴェルディ戦の準備をしっかりしたいと思うし、もうすぐにこの試合がスタートしている。そういう気持ちでいっぱいです」

Q:今季初先発の大島康明選手について、求めたプレーとその評価は?
「もちろん経験もありますし、得点感覚を持った選手でもありますし、初年度はチーム得点王だったわけですから、こういう試合でしっかりした役割をやってくれる選手だと思っています。周りを使うこと、時には守備で戻る場所、そういうところは若い選手より、鈴木慎吾も含め理解度が高いですから、攻撃の一枚として、またチームをうまく規律を持って戦うためにも彼をスタートから使って、夏場どこかで動いて相手が疲れてくる時間があると思いましたので、そういう意味では途中交代で常盤を持っていた。
ただ、(常盤を)竹内とほぼ同時くらいのタイミングで使おうと思っていたものの、負傷退場によって彼の時間が短くなってしまった。やはり何が起きるか分からない。非常に岡山さんとアグレッシブにやりあっている部分がありましたので、もう一つケガの負傷が起こりえる中で、リスクマネジメントという中で常盤を使うタイミングが遅くなってしまった。大島を引っ張ることになりましたが、彼としては今できることを十分にやったと思いますし、楽しめた試合になったと思います」

Q:鈴木慎吾選手が早い時間に交代となったが、その理由は?
「慎吾は短い時間で戦術理解をして、大分戦ではベンチで、先日の福岡戦ではフル出場でしっかり我々の勝利に貢献してくれたと思います。今日は中2日ということ、34歳という年齢を考えて、移籍してきてピッチを早めていたので、疲れというのは否めない部分だったと思います。慎吾を(後半の)頭からリズムを出すために代えようとは思っていませんでしたが、後半の立ち上がりを見て、運動量、ボールを保持する時間は前半より少なかった。そういう意味では早めに竹内を入れて繋ぎのところと守備への貢献をスムースにしたかった。
ただ、前半を見てもらうと分かるように、彼が持つと今までの我々にはない早いタイミングでのクロスであったり、パスであったり、守備のところでのはっきりとした貢献はプラスになっていますし、これからも我々の仲間としていい時間を彼も過ごせるんじゃないかなと思っております。決して彼のパフォーマンスが低いということで交代したわけではありません」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

天皇杯 決勝
2024年11月23日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/11/18(月) 00:00 ハイライト:宮崎vsYS横浜【明治安田J3 第37節】