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【山形:ブランキーニョ選手加入会見】会見での出席者コメント(12.08.10)

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C大阪から山形へ期限付き移籍したブランキーニョ選手の加入会見が10日に行われた。会見での出席者のコメントは、次のとおり。
ブランキーニョ選手 セレッソ大阪より期限付き移籍加入のお知らせ

●中井川茂敏 ゼネラルマネージャー
「お忙しいところ、お集まりいただきまして、ありがとうございます。今回新たにブランキーニョ選手が加わりましたので、ご紹介させていただきたいと思います。C大阪から期限付き移籍ということで、ポジションはミッドフィルダーです。獲得した理由というところですが、まず1点は、彼のトータル的な部分で、高い技術力を持っているというところだと思っています。その技術力というのは、ボールキープ力だったり、パスを出す力だったり、シュートといったところで、全体的に技術的に高いものを持っているんじゃないかというのが1点でございます。2点目は、中盤までチームが戦ってきて、個性を組み合わせてチームをつくっていくということですが、やはり足りない部分の個性をチームに入れていかなきゃいけないというところです。これまでの選手とまた違った個性を持っているということで、足りなかった部分を補うというところが2点目です。3点目は、チームを活性化させるというところもあります。新たな選手を入れて、また新しいいい意味での競争も活性化してくると思います。最後には、彼の人間性です。非常に、チームに貢献するという意欲を持って、日本で成功したいという意欲を持って来てくれてますので、そういうところも評価していきたいなと思います」

●ブランキーニョ選手
「(日本語で)私はブランキーニョです。よろしくお願いします。(以下、通訳を介して)私は、技術力の高い選手だと自負しています。ボールを運んでいける、それからアタッキングの選手たちをサポートする能力、アシストする能力に自信を持っています。ペナルティーエリアの外からのミドルシュートもどんどん打っていきたいと思っていますし、個人技で打開しつつ、敵を引きつけつつ、フリーの選手にボールを出す。先ほども申しましたように、ゴールのアシストですね。チームに貢献して、みんなと一緒にシーズンの終わりにはよろこびをわけ合いたいと思います。

山形の印象は、非常に落ち着いた、静かな街だと思います。自分が生まれ育った街に非常に似てるなと好感が持てました。チームにつきましては、今日初めての紅白戦を行ったわけなんですが、非常に能力の高い選手がたくさんいて、ただ時間という問題がありますので、コミュニケーションの問題はありますが、そこは早く解消できるように、さらに練習してみんなと一緒にやっていきたいと思っています。

今までも移籍したすべてのクラブでほぼ同じことを実践してきたのですが、私は個人的な目標で『何得点取りたい』ということは好きではなくて、得点やアシストは一つ一つのプレーの積み重ねだと思っています。そして、サッカーというのは組織的なものですから、みんなと一緒に力を合わせてやらないといけないと思ってますし、特に山形の場合はJ1昇格という目標もありますから、これから毎試合毎試合、1日1日をチームのために一生懸命に頑張って、積み重ねていって、最終的にはその目標に到達したいと思っています」

以下、質疑応答

Q:ブランキーニョ選手にうかがいます。かなり研究熱心だという話も聞いていますが、モンテディオの試合の映像をこれまで何試合ご覧になりましたか?
「正直申し上げまして、山形さんについての情報はこれまでほとんどなかったです。それはなぜかと言いますと、ブラジルに帰ったばかりだということもあります。それから、J1リーグでプレーしていたので、J2の試合をあまり見ていませんでした。ただ、奥野監督から山形のゴール集とか、失点集だとか、ベストシーンとかのDVDを作って見せてもらいましたので、それらはひととおり見ました。あとは仲間として、日々の練習のなかで、お互いの長所・短所を確認し合いながら、いいところを引き出せるように頑張ってます」

Q:今回の移籍に関して、ご家族にはどのようにお話をされましたか?
「今回、山形さんからお話をいただいたときに、自分はそのことを家族に話しましたら、みんなは今回のチャンスに対して非常に賛成してくれまして、快く送り出してもらいました。そのことは、自分もお母さんにもブラジルにいるときに話をしましたが、環境を変えて、新しい空気を吸って、本来持つ力を出しきるということで送り出してくれましたから、非常に今、自分は純粋な気持ちで頑張っていけるという感覚を持っています」

Q:サッカーとはかけ離れますが、趣味はありますか?
「非常に難しいご質問ですが、私の趣味というのは、家族と一緒に過ごすことです。長男が生まれて今10ヵ月なんですが、ようやく父親仮免許中という感じで子育てのほうもやらせてもらってます。そのほかに趣味を挙げろと言われれば、田舎育ちなので魚釣りが好きです」

Q:これまでブラジルでプレーされていて、今年から日本にいらしているわけですが、コミュニケーションはどのようにしていますか?
「確かにコミュニケーションの問題は、私にとって大きな問題の一つであることは間違いなかったのですが、いきなり憶えろというのは無理な話ですので、少しずつ慣れていくしかないと思ってます。ただ、グラウンド内でのコミュニケーションとグラウンド外でのコミュニケーションは別個のものだと思っています。グラウンド内のコミュニケーションは、後ろのほうのセンターバックとかに声をかけてもらえればわかりますし、ゼスチャーなどでも伝わります。グラウンド外については、これからたくさん勉強していきたいと思っています。特に日本語は難しい言語ですから、通訳の助けも必要になってきますが、自分も1日でも早く単語を憶えられるように努力していきたいと思っています」

Q:先ほど、家族のほうからも環境を変えて頑張りなさいという話がありましたが、東北地方という昨年震災があった地域でプレーすることへの抵抗はありませんでしたか?
「正直申し上げまして、昨年震災があったところ、地震に対する恐怖心とかはありましたが、自分の奥さんは全然怖いとかいう気持ちを持っていなくて、『やってきなさい』みたいな感じで送り出してくれましたし、ここでやっていくにあたって、ブラジルのほうで大先輩にあたるシジクレイ(97、98年に山形在籍)であったり、過去に山形でプレーしたことのある選手たちに電話で情報を聞いたりして、非常にいい場所であるということでした。それから、ブラジルにいたときも大きなクラブでプレーしたこともあります。いい施設のあるクラブもあるのですが、こちらに来てみたらそれに勝るとも劣らないような素晴らしい施設を持っているので、このクラブは必ずJ1に戻れるということを、最初に来たときに確信しました。地震の恐さとかは忘れてしまいました」

Q:ブラジルの選手の方から山形の話を聞いたということですが、具体的にどういった選手から話を聞きましたか?
「先ほど、シジクレイという名前を出しましたけれども、今現役でプレーしている選手のなかでは、ガンバ大阪にいるパウリーニョに電話で話をしまして、あとはFC東京にいるルーカスに話を聞きましたら、ルーカスは『日本ではJ1もJ2もそんなにレベルの差はない』ということでした。そしてもう一つ、先ほども申し上げましたように、山形さんは非常に施設的にも練習環境がいいということもありますし、あと付け加えて言わせていただけるなら、自分はもうブラジルに戻るつもりはさらさらなくて、できれば日本で現役引退できるように頑張りたいと思っているので、ここで足跡を残すつもりで戦いたいと思います」

Q:山形のサポーターにプレー面でアピールしたいことを教えてください。
「直近の試合が控えているので、今、私がアピールしたいこととか得意なプレーをここで言ってしまうと、相手チームがよろこんでしまいますので(笑)。でも、自分が技術的な選手であるということプラス、観に来てくれたサポーターのみなさんが来てよかったなあと思われるプレーだけでなくて、グラウンドの中で汗をかく、一生懸命はたらくということでもみんなに観ていただけるように。お礼を言うのが遅くなってしまったのですが、私のことを迎え入れてくれたフロントのみなさんの期待に応えられるように、頑張りたいと思います」

以上
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