●阿部翔平選手（名古屋）：
Q:何と言えば良いんでしょうか、この試合は…。
「はあ…。まあ、3点取ってもらっておいて、4点は取られちゃいけないでしょうという感じですね」

Q:今日は1−1に追いついた後の試合運びが鍵だったかなと思いますが。
「それは、中盤がすっぽり抜けてたというのもありますけど、とはいえ最後の失点は、2点もいらないなと、正直なところ、どっちかは体で守らないといけないなという場面だったかなと思います」

Q:引き分けでも良いという状況はわかっていたはずですが、攻め続けた理由は？
「どちらかというと攻め続けたというか…まあ、そうすね、前からプレッシャーをかけ続けたイメージが強かったかなと。監督もそういう風に指示として、前からプレッシャーかけて勝ちに行こうということだったので。それを意識してやったら、こうなってしまったという感じですね」


●楢崎正剛選手（名古屋）：
Q:何とも言えない試合でしたが。
「ね。何で負けなきゃいけないのかが、よくわからない」

Q:一番最初に思い浮かぶ反省点は？
「何やろね。前半も良くなかったし、かといって負けてるわけじゃないから。それでもうまく持っていったつもりやったけど、まあ4点も取られちゃダメだよ」

Q:それも、こちらは引き分けでも良い状況でした。
「それは最後の数分で考えればいいこと」

Q:同点に追いついた後も前がかりに攻め続けたことで、相手のカウンターに鋭さを与えてしまった部分もあるかと思いますが。
「んー……わからない。わからない。カッコ悪いですよ。腹が立つ」

Q:何か明確な原因があるわけでもなさそうですが。
「んー、今はわからない。何であんなところで2点も取られなきゃいけないのか」

Q:最後のコーナーキックではゴール前に上がって、執念は見せました。
「それは関係ないでしょ。当たらんようにしたけど、オレに当たっちゃいました」

Q:土曜日にはまた同じ相手との試合です。
「ちょっとダメージはデカいですよね。悪いけど。自分たちに対する。前向きにやらんと、何もかも。今年は辛いし、自分たちで首絞めることも多いし。だけどまあ、変えられるのは自分たちだけだし。頑張ります」


●田口泰士選手（名古屋）：
Q：残念な結果となりましたが、今日の試合を振り返って下さい。
「次のラウンドへ進む事が自分達の目標でしたが、それが達成できず、非常に残念です」

Q：アウェイの初戦に勝利し、今日の試合はどういった戦い方が狙いだったのでしょうか？

「第1戦の結果は忘れ、今日もしっかり勝ちを狙って試合に入りました。その中で前半は上手くいかず、後半は自分達のペースでした。それでも最後にあのような形で連続して失点し敗れてしまいました」

Q：後半ダニルソン選手とポジションを入れ替えていましたが？
「監督からの指示で変わりました」

Q：何が足らなかったのでしょうか？
「最後の部分でしっかりと跳ね返せていませんでした。気持ちが折れていたわけではありませんが、失点が全てでした」

Q：これでナビスコカップは終わりましたが、今後のリーグ戦へ向けての気持ちをお聞かせ下さい。
「またすぐ週末に清水エスパルスとの対戦があります。しっかりと気持ちを切り替え、土曜日は絶対自分達が勝つんだという気持ちで戦います」

Q：その清水との対戦で、気持ちが高ぶるのではないでしょうか？
「もともとやる気がない試合なんてありませんが、今日の借りは必ず返したいと思います」

●大前元紀選手（清水）：
Q:すさまじい試合でした。
「はい、勝てたので良かったです」

Q:勝利が必要な試合で、点を取りに行った。それがうまく行きましたね。
「そうですね。前半で1−0にして帰ってきたいとはみんなで話してましたし、監督もそういう風に言ってた中で、その通りにできたことはよかったですけど。後半の最初で1点取られて、また点を取り返せたのはよかったと思います」

Q:3点を取り返した勢い、選手交代も含めていい流れができました。
「そうですね、（藤本）淳吾さんに3点目決められた時に、あと2点取らないと勝てないって、みんな逆に吹っ切れたんで。そうやって2点取れたのは、本当にチームがしっかりまとまったからかなと思います」

Q:監督の選手交代も効果的に決まりましたね。
「前から追える選手が入ってきたので、よかったです」

Q:これで準決勝進出、そして土曜日のホームでの名古屋との再戦にも勢いがつきましたね。
「本当にナビスコカップは決勝まで行きたいですし、次のＪリーグはお互いに疲れてると思うんで、その中で今日もやれましたし、相手がどう来るかもわかるので。いい形で今日は勝てたんで、次もいい形で試合に臨めればいいかなと思います」


●瀬沼優司選手（清水）：
Q:緊張はしませんでしたか？
「いや、いつも大学リーグでお客さんの入っていないところでやってるんで、こんなにたくさんの人に見られながらサッカーをするのは、楽しかったです」

Q:緊迫した状況での起用でしたが。
「そうですね、入った時は1点取って勝ってやるっていう気持ちだったんですけど、すぐ失点してしまって。厳しい状況になったんですけど、1点取ってもう1点もみんなで取ることができたのは良かったかなと思います」

Q:得点した時の心境は？
「もう1点取らなきゃいけない状況だったので、嬉しさよりも早くもう1点取らなきゃって気持ちの方が強かったです」

Q:プロでやれる手ごたえは？
「今日みたいにしっかりこぼれ球に詰めたり、守備でプレッシャーかけたりするのは今後もずっと続けていきたいと感じました。出場時間が短い時のプレーを今日は経験できたので、スタートからとか経験していない部分ができるように、がんばっていきたいです。今日みたいに呼んでもらえた時に結果を残していけるように、結果にこだわっていきたいです」

Q:サポーターの心はつかみましたよ。
「いや、今日は（大前）元紀くんがボールにしっかり行ってくれて、たまたまこぼれたボールで得点できただけなので。これから得点を重ねていって、しっかり信頼されるようになりたいです」


●ジミー　フランサ選手（清水）：
Q:公式戦初ゴールでした。体のどこで入れたんですか？
「お尻だよ(笑)」

Q:得点した時の気分は？
「本当に嬉しい、幸せです。最初のゴールでしたから、私にとっても重要です」

Q:サポーターがずっと待ち望んでいた得点でした。
「そうですね、サポーターには本当に感謝したいと思います。いつも私を支えてくれますから」

Q:これで乗っていけそうですか。
「そうですね(笑)。これから毎回得点していきたいと思います。もう私は新しい選手ですよ(笑)」

Q:得点の前にもいいシュートがありました。
「入るかなと思ったんだけどね。GKが止めてしまいました。練習試合でも同じようなゴールは決めていたので、トライしてみたんだけど」

Q:次の目標は？
「もっと得点することです。1試合ごとに1点ずつ取っていくことです(笑)。そしてサポーターを喜ばせたいと思います。…ツカレター!!(笑)」

以上