●ジョルジーニョ監督(鹿島):
Q:今季、C大阪戦は4戦全勝となりましたが、同じ相手に4回とも勝てた要因は?
「ひとつは、当然ながら自分たちのチームの選手たちを称えなければいけない。彼らはそのレギュレーションのうえで、どういうふうに戦っていくのかというのを(私が)説明したなか、それを意識してやってくれたと思います。もうひとつは、相手がもう出てこなければならない状況だったので、出てきたところ、あるいは、ビルドアップのところのミスを、我々が狙っていました。その状況から、ドゥトラ選手のドリブルからのシュートが決まり、そこからは(試合を)マネジメントしていく形になったので。
あとは、同じ対戦相手に4回とも勝ったと、皆さんは単純にそう思われるかもしれないが、ただ、セルジオ ソアレス監督にとっては複雑というか、チームマネジメントするにあたっては、そういうものがあったと思います。やっとチームの狙いとしているものが浸透し始めたところで、選手が移籍していくなか、たとえ代わりの選手がいたとしても、それを理解し、謙虚さを持って取り組むことまでは、時間がかかるので。彼がチーム作りをやっていくなか、かみ合わないところがあるというのは、時間が必要なのかなと思っています。
その分、相手のC大阪さんは、選手が入れ替わっていくたびに、連係や意志というもののズレが生じるわけであり、我々はそういった意志がまだ通っていないタイミングで対戦したという、恵まれた部分もあったと思います」
Q:鹿島にとっては連戦が続き、今日が短いなかでの5連戦目だったが、そういう過密日程のなかでも今日の試合では運動量が極端に落ちることはなかったように思います。そういった選手たちの頑張りについては、どう思われますか?
「連戦があることは、日程が発表された段階で分かっていたことなので、プランを持ってやっていたわけで。1つは移動を少なくしたというところで、Jリーグの鳥栖戦から、そのまま大阪に移動して、大阪で調整していくということを選択しました。それ以前も、連戦があるなかで、中2日、中3日という形なので、特に先発組は練習させず、身体の回復をさせることだけを指導して考えてやっていました。多少ちょっとグラウンドに出たりはしましたが、軽いランニングとか、そういった調整をする程度の運動量にしていましたし、試合組には、試合にだけ専念してくれと言っていましたので。回復をさせることだけを考え、食べるなり、寝るなりということをやっていました。あとは、今回、大阪でしたので、大阪出身の新井場選手だけは、週末と週の頭くらいの3日間ほどは、新井場選手自身が鹿島に単身で来ていることもあり、(大阪の)家族がこっちにいることもあって、気配りをして、家族と少しリラックスできるよう、練習の時間にだけ車で来てもらって、練習して食事をとって帰させるような形を取ってもらいました。そのように、いろんな微調整を、それぞれの選手に対してやっていました。
そして、どんな大会でも全力を尽くすということで、タイトルはJリーグだけでなく、ヤマザキナビスコカップも、天皇杯も、どんな大会でも獲りに行くんだということは、選手たちが認識して、意識して取り組んでいる成果というのも、試合のなかでの1つ1つのプレーを見てもらえれば、表れていると思いますし、言葉以上の姿勢というものは、プレーで示されているのではないかと思います。選手たちの意気込み、微調整など、いろんな部分が含まれて、フィジカルのパフォーマンスの持続というものができたのではないかなと思います」
以上
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