●曹貴裁監督（湘南）：

「九州地方の豪雨で、たくさんの方が苦しめられている状況で試合をするのは複雑な気持ちでしたが、サッカーができる喜びを改めて感じた。
３試合続けて引き分けが続いていたので、今週は最後の１分のところでシュートは技術でなく気持ちで打てと、根性論になってしまうがそういう話をした。その効果があったのかわからないが、立ち上がりのワンチャンスで決められて、追加点、だめ押しと決まり、監督になってはじめて残り５分で勝ったかなという気持ちになれた。
大分は首位ということで前の３人の力があり、田坂監督のサッカーが浸透して、今日はミラーゲームということで楽しみにしていた。前節は、ホームで特に前半は不甲斐ない試合したので借りを返せたかなと思います。大分のファイティングスピリットを受け、ファイトした熱い戦いができたと思う」

Q：出来のよかった古林選手を前半で代えた理由は？
「戦術なことがあり詳しくは言えないが、３−１という状況で相手の後ろからのロングボールをはね返すというところで、戦略上の理由で代えた。他には想像以上に湿気が高く、選手の足が早く止まると思ったので、後半フレッシュな選手を入れた方が気持ちもリフレッシュできていいと思っていた。それがたまたま古林のポジションだった。古林が悪かったというのでは全くない」

Q：序盤からかなりプレスをかけていましたが、それはプラン通りだったのでしょうか？
「夏場は走れなくなると言われるが、我々は敵陣でサッカーするのがコンセプトなので、序盤から仕掛けた。90分フルにはできないが、相手に早くプレッシャーをかけるのがウチの生命線。それができる選手が揃っていると思っているし、選手はプランを意図してプレーしてくれた」

以上