●木山隆之監督（千葉）：

「負けゲームだったと思います。今年22試合目にして、一番ひどい内容のゲームでした。原因を考えても、良かったことを探すのが難しいので、冷静にいろんなことを考えないといけないのかなと思います。それでもしぶとく勝点１を持ち帰るという考えもあったかもしれないんですけれども、勝つためにやりましたけどゲーム自体は取れませんでした。ただ、今までのジェフのJ2の２年間を考えると、ここからが勝負だと思うので、気を取り直して、もう一回トレーニングして、次のゲームに臨みたいと思います」

Q：熊本はこれまでの３バックから、このゲームでは４バックにしましたが、これに関して調整や対応した点は？
「調整と言うより、しっかりマッチアップするのですが、守備のところでボランチをうまくつかまえられずに展開されていたので、ハーフタイムにはもう少し前目にポジションを取とろうと。当然、スペースに走られることだったり、２トップへのケアはしなきゃいけないんだけれども、出しどころにうまく（プレスを）かけられなかったので、もう少しボランチが前目のポジションを取ると。あとは２トップが今日は全くダメだったと思うんですけど、プレスバックしたりコンパクトにしてボランチを消さないとゲームは成り立たないよという話はしました。前半はそこがうまくやりきれなかったですね。分かっているんだけど後追いになって、トントンと外されてサイドを変えられるとか。そういうところで熊本の選手も良く走ってたし、そこにパスを出されてペースを持っていかれてたなというのはありましたね。後半、多少は修正できたけど、結局はゲームの流れを自分たちの方に持ってくることは最後までできなかったと思います」

Q：深井選手を最初に田中選手と替えましたが、これは前半の内容を見て考えていたのか、後半に入ってから判断されたのか、いかがでしょうか？
「正直、前半の出来だと苦しいので後半の頭からという思いもあったんですけど、まだ幸運にも０−０だったので、ちょっともう少し修正できて、全体のスペースが空いたり間延びした時に入れた方が効果があると思ったので、ちょっとウェイトしました。後半の立ち上がりは悪くなかったんですけど、そこから流れが続かなかったですね」

以上