●尹晶煥監督（鳥栖）：

「今日はヤマザキナビスコカップの最終節ということもあり、ウチの選手たちも非常にいい準備はしてくれていたと思いますが、不本意な形で退場者を出してしまって、こうした難しい結果になってしまったのかなと思います。ただ、ピッチに残った選手は、最後までしっかり戦い続けてくれたことには感謝したいですし、この遠いところまで来てくださったファンの方々には、非常に申し訳なく思っています。ゲームには負けてしまったが、また大きな経験をさせてもらった、いろいろなことを学ばせていただいたなと思っています。また次がすぐに迫ってくるので、その準備というものをしっかりしていきたい」

Q:今日の先発メンバーを構成した意図、ならびに前半2分で選手交代を行った理由は？
「今日のメンバーに関して、次の土曜日のゲームも踏まえたうえで、メンバー構成を考えたのと、代わって入った選手でも十分にやれるだろうというふうに予想して、今日のメンバーを構成した。そして、小林テル（久晃）に関しては、前日のトレーニングで少し足の状態が思わしくないというところもあったが、ただ、メンバーで起用していくなかでの出来事だったが、ある程度は準備していた部分でもありました」

Q:監督会見が行われている今も、Ｃ大阪サポーターから「尹晶煥」コールが送られているが、指揮官として古巣・Ｃ大阪のホームに戻ってこられた感想は？
「ここのキンチョウスタジアムは初めてでして、あちらの長居スタジアムのほうではよくホームで使っていたのですが、ここに来ても、ファンの方々が温かく迎えてくださって、本当に故郷に帰ってきたような、そういう感覚すら覚えるようであり、非常に感謝しています」

Q:今日初先発した清武功暉選手についての評価は？また、GK赤星選手が退場処分を受けてしまったが、J1リーグ戦の次節はGKが奥田選手しかいない状況になっていると思うのだが、そのあたりの対策を教えてください。
「清武選手に関して、このＣ大阪戦に向けて準備を重ねてきました。非常にいい準備をして、その準備をした分だけピッチで表現してくれることを、こちらとしても願っていました。最初、ポジションを左サイドで使っていたんですが、本人の意志なども聞いて、今日はシャドーの位置でスタートしました。そして、非常によかったと思うのですが、そこも不本意な形で退場者が出てしまい、交代という形になりましたが、非常に可能性を感じさせるプレーをしてくれたと思います。
GKに関しては、我々としても悩みの種かなと思います。今の状況では、何とも言えないです」

以上