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【ヤマザキナビスコカップ 仙台 vs C大阪】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(12.06.09)

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●手倉森誠監督(仙台):

「前節、広島に勝って、この試合を迎えたときに、『今日からもう決勝トーナメントだ』という話をチームにしました。これからの試合をずっと勝っていければ、決勝まで行ける、と。そういう意識で『勝利への意欲、意志というものを注ごう』という話をしました。
『リーグ戦では今、首位にいる状況で、カップ戦では6位からぜひはい上がる強さを示してみよう』という話をして、ここにきて2位に並んだというところですから、(決勝)トーナメントへの可能性というところを選手の力で高めてくれました。
ゲームとしては、中二日の連戦だったので、先制点がかなりのウェートを占める。もっと流動・連動したサッカーで点を取れればというところがあったのですが、選手達が自分たちのコンディションをわきまえながらコントロールして、手堅いゲームを運んでくれたな、というように思っています。
先制点を取ったときに、中二日での疲労で、セレッソの攻撃があったのですが、疲れからか精度を欠いてくれたし、本当にこういう天候でのゲームの勝敗というものは、運がある方が強いんだということと、ホームが、ユアテックスタジアムがサポーターの力で勝利に導いてくれる場所だとあらためて感じました」

Q:流動・連動性より手堅さになったとのことですが、今季初めて先発で組んだ最終ラインとボランチのブロックについて評価をお願いします。
「セレッソのオーガナイズがスカウティングと違って、ブランキーニョをまずトップ下に置いてきたというところに対して、素早く対応できました。そのぶん中央に自分たちのオーガナイズが寄せられるところがあったのですが、(ボールを)取った後に、逆に言えばダイヤモンド型に近い状況になったセレッソの脇をまず攻撃においてためを作れる場所でしっかり使えたと思っています。
そんな中で、調子のいい柿谷とケンペス、あの2トップを(渡辺)広大とカク(角田)のセンターバックでしっかりラインを形成したり、手堅く、足下には収めさせてもその後は自由にさせなかったりというところは、無難にやれたと思っています。
終盤にもう少しスピードのある仕掛けをされたらどうなったかわからないところはありますけれど、(林)卓人を含めて、勝負に徹したサッカーをやってくれたな、と満足しています」

Q:梁選手をスタートからボランチに配置して松下選手を二列目にした組み合わせにして、結果的に梁選手がゴールを決めました。この手ごたえはいかがですか?
「まずは、前節の流れからそちらの方がいいだろう、という決断をしました。そしてゲームの中で松下と梁がお互いに飛び出し合う、入れ替わるということを求めていた状況でしたが、逆にサイドでボールがおさまったし、そのまま松下が再三高い位置を取ってくれました。という部分で、そんなに入れ替わる状況はなかった。
あとひとつは、守備であまりオーガナイズを崩さずに、今日は梁とチーム全体がその方法を選んだというところでは、なかなか出入りや入れ替わりは生まれませんでしたけれど、梁のあそこでの守備というところを評価すれば、じゅうぶん攻撃にアクセントもつけてくれるし、昨日するのではないかという気がしています。
ウチの選手達がサイドハーフもセンターハーフもやれるようになれば、それはもうチームとしてアドバンテージになることは間違いないので、あとは交代のバリエーションも増えるし、三列目に入った梁が点にからむというところは、もっとシュートまでからむ試合を増やしていければ、相手の脅威になるのではないかと思っています」

Q: 決勝トーナメントをかけて「負けられない」一戦を勝てたことが、一週間後のリーグ戦も含めてどのような重みを持ってきますか。
「まず総合力を高める大会だという位置づけから、今は負けられない大会となれば、総合力を示す大会だというふうに今回は切り替えました。そうなったときに、こういうシチュエーションを、消化試合になることなく、勝たなければいけない試合を勝つこと、そしてそれをやってのけたときに勝ち取れるものは、個人もチームも『成長』しかないわけですから。そういったシチュエーションのなかで勝ちきるチーム力というものは、これからのリーグ戦にも生きると思うし、去年にジュビロに敗れてカップ戦を敗退したときには、『まだまだ二つの大会を追える体力はない』という話を選手の前でしたこともあったのですが、この前の広島戦の勝ち方を見たときに、二つのタイトルを同時に狙いにいける、それくらいの力があることを確認できたのだから、『狙うぞ』という話をしました。
これで本当に、6月の残りのゲームというのは、すべて厳しいスケジュール、厳しいカードになりましたけれど、またこれを勝つことで、より高みへの可能性を見いだせるのかな、と思っています」

Q:試合の前から雨が強い中でどのようなことに気をつけながら入っていったのでしょうか? また、早い段階で柳沢選手を中原選手に代えた意図は?
「まず、雨が降ってボールが走るので、ポジショニングの準備を早くするように心がけようと言いました。攻撃においては、まず相手の間をはいでいけるようにボールスピードを高めてやること、守備においては逆にそういったしかけに対応できるようにまずゴールサイドからアプローチをかけたかったのですが、そういうようなところを早い準備が必要だという話をしました。あとは『何が起こるかわからない勝負どころでのアタッキングサードとディフェンディングサードでいかに慎重になれるかというところを大胆になれるかというところを見極めろ』という話をしました。
柳沢の交代に関しては、ちょっと腰から落ちたときに腰に痛みを感じていたので、ぎっくり腰のような状況になったので、大事をとって中原にすぐスイッチしました」

Q:『手堅いサッカーをした』というのは、監督の指示ではなく選手が考えてということか?
「手堅さと攻撃的な守備ということは、使い分けるように常にミーティングでも練習でもしています。そういったサッカーをこれまでも繰り返してきたし、今日に限ってはオーガナイズをいかにコンパクトにするか、そこにはセレッソが攻守において切りかえのところでオープンになりがちなところがあるので、我々はそれにつきあってはいけないという話をしていましたし、もっと追い越し合うようなサッカーというものを表現しようと思っていたのですが。そういった隙を突いたときに。ただ、そうしなかったのは、たぶん選手が判断したのでしょう」

以上
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