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【熊本:北嶋秀朗選手加入会見】会見での出席者コメント(12.06.07)

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本日、熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)にて期限付き移籍の北嶋秀朗選手の加入会見が行われました。
会見でのコメントは以下のとおりです。

●池谷友良 アスリートクラブ熊本 代表取締役
「こんにちは。本日はお忙しい中、北嶋選手の加入会見にお集まりいただきありがとうございます。皆さんもお聞きになりたい、今回の経緯について、私のほうから説明させていただきたいと思います。
彼とは前在籍クラブの柏レイソル時代からの付き合いで、私がコーチのときに北嶋選手が市立船橋高から加入して、同じ釜の飯を食い、同じ目標に向かって戦ってきた仲間です。
昨年も、熊本にということでお誘いしましたが、そのときは合意に至りませんでした。しかし、本人は熊本への思いを強くしていただき、ほぼ来ていただけるんじゃないかというところまでいきました。ただ、先日の柏でのゲーム後のセレモニーの光景を見てもおわかりだと思いますが、サポーターやクラブ、仲間にすごく愛されている選手なので、周りの方々の思いも含めて柏を離れることができませんでした。そういうわけで昨年はかなわなかったんですが、今回改めてこういうチャンスに恵まれました。
ひとつには柏のチーム事情もあり、移籍については『まず熊本と話をしたい』という、すごくうれしい言葉をいただいて今回の移籍になりました。いろいろなものを背負って来てくれました。熊本のチーム事情として、今なかなか点が取れないというところがありますが、彼のゴールに対する執念というか、彼のいちばん持っているところを熊本で発揮していただければいいなと思いますし、クラブとしては1日も早く赤く染まっていってもらいたいと思います。そして北嶋選手を介して周りを赤く染めてほしいなと思います」

●北嶋秀朗選手
「こんにちは。初めまして、ロアッソ熊本に加入することになりました北嶋秀朗です。池谷さんから話がありましたように、このたび、いろんな事情がある中で、自分で選択できる立場におかげさまであったんですが、去年の経緯もあり、熊本さんが手を挙げてくれるなら熊本さんでプレーしたいという強い思いを持って話をしたところ、池谷さんからオファーをいただいて、このチームに来ることができました。
 家族も7月末に引っ越してきますし、腰を据えて、魂を込めてここでプレーしたいと思っています。自分の経験とかも伝えていきたいですし、熊本のためにできること、強くすること、熊本を元気にすることというのを、心にしっかりとした覚悟を持って頑張っていきたいと思いますので、是非ご声援をお願いします」

Q:いちばんの決め手になったのは何でしょうか?
「去年の経緯があったと言うのもひとつありましたし、その時に池谷さんからいろんな話をしてもらって、熊本の良さとか、熊本がやってきたこととか、これからやっていこうとすること、すごくポテンシャルを感じるクラブだなと思いましたし、そういうものに大きな魅力を感じていたというのはあります。
自分も、造り上げていく過程に関わりたいという思いを抱いたのもあって、今回こういうチャンスをいただいた時には、そういう思いで熊本を選ばせてもらいました」

Q:南選手や藏川選手もいますが、どういう相談をされましたか?
「南とはいろんな話をしてきましたし、去年も話をしましたし、ロアッソのいい部分はたくさん聞いていますので、池谷さんと同じような感じのことを言っていたというか、そういう意味では、選手も社長も同じものを見て、熊本のことを考えているんだなと。そういう意味でも楽しみなチームだと思っています」

Q:移籍が発表されてから数試合ご覧になったのではないかと思いますが、ロアッソに足りないものは何だと思いますか?
「3、4試合見ました。皆、何とかしようという一生懸命な思いは感じますし、やっているサッカー、こういう風にやっていこうという意識とか意欲はすごく強いチームだと思っています。
足りないことというのは自分自身が入って一緒に解決するべきことで、今ここで言うことではないと思うんですけど、僕が入って一緒にいろんなことを解決して、一緒に頑張っていこうという風に思っています」

Q:試合に出られるのはシーズンの半分くらいになりますが、個人の目標とチームの目標は?
「FWなのでゴールの数にはこだわっていかなければいけないし、そういうポジションだと思っています。また、チームの目標はJ1に上げることを目標にやっていきたいと思っていますし、そのチャンスはいつでもあると思っているので、チームの皆で同じ方向を向いてやっていければ、必ず達成できると信じています」

Q:ご家族も来月いらっしゃるということで相当な覚悟だと思いますが、改めて覚悟のほどを聞かせてください。
「そうですね、本当に家族に話をする時にも、もちろん柏での子どもたちの生活とか、これまでできてきた社会環境とか人間関係もあったと思うので、そこはリスペクトしてきたつもりなんですけど、僕がこのチームでしっかり戦うのは家族の力が絶対必要だと感じていて、それを家族に伝える前に、家族から『私たちも一緒に熊本に行く』と言ってもらえたので、そこはすごく大きな感謝はあります。僕が今ここで言いたいのは、家族を連れて来て、自分のサッカー人生を本当にここに捧げたいという思いがあるということで、もしそういう思いでなければ家族は柏に残して来て良かったと思うので、全員でここに来るというのを、自分の大きな覚悟だと思ってもらえるとありがたいですね」

Q:選手生活の中で、移籍や降格、昇格、優勝と、いろんな経験をされてきたと思いますが、今回の移籍は北嶋選手のサッカー人生の中でどんなものですか?
「大きな挑戦だと自分でも思っています。この熊本の地で、熊本が造り上げていくところに関わっていける高いモチベーションがありますし、昨日、会社の役員の方たちとお話しする機会があったんですけれども、チームの歩みも聞かせてもらって、熊本への愛情とか、熊本県人としての誇りとか、そういうものを教えてもらった時に、本当にすごい場所、すごい地域、すごいチームだなと思いましたし、そういうところに自分が力を貸せることにも大きな希望を持っていますし、最初に言ったように、大きな挑戦だという覚悟を持って、しっかりやっていきたいと思います」

Q:挑戦というのは、まだまだ成長するという気持ちですか?
「そうですね、まだ技術としても上手くなれると思っていますし、高木監督という、選手時代に僕も良く見ていた選手でしたし、FWだったということもあるので教わりたいこともたくさんありますし、若手からもいいところを盗んで自分のものにしていきたいと思いますし、そうした意味でも選手としてまだ成長できると思っています」

Q:社長と南選手に話を聞いた時に同じ方向を向いているとおっしゃいましたが、特にこのクラブが向いている方向として印象に残ったことや感じたことは?
「熊本を元気にしたいということですね。そこがいちばん大きなところで、南も池谷さんも、柏から熊本に来たなかで、熊本に対する愛情をすごく感じましたし、そうさせるものが熊本にあるんだろうなと感じて、自分もそうやって、熊本に愛情を持ってやっていけたら幸せだなと思います」

Q:南選手や池谷社長からも聞いていらっしゃると思いますが、熊本の印象と、ご自分のストロングポイントは?
「土地柄としてはすごくいい人たちだということを言われていて、愛にあふれる人たちが多いというのは聞いていました。昨日来たのでまだ多くの人たちと交わってはいませんが、昨日お会いした会社の役員の方たち然りですが、愛情たっぷりな人が多くて、なんか、ほっこりする感じがしました(笑)。
僕のストロングポイントというのは、中盤とかでしっかりとボールを収めて、チームに流れを寄せながらゴール前で勝負していくというのが基本的なスタイルで、ゴール前でディフェンスと駆け引きして、得点をたくさん取りたいなと思います」

Q:ゴール数にこだわりたいとおっしゃいましたが、具体的なゴール数は?
「そうですね、去年の背番号が9番だったので、9ゴールと言ってきて去年は9ゴール取れました。なので9ゴール目指して頑張りたいと思います」

Q:チームの印象は?
「すごく若いチームだし、頑張る選手が多くて、皆素直で、なんとか状況を打開してやろうという気持ちの強い選手が多いというのは、南からも池谷さんからも聞いています」

Q:背番号は?
(池谷代表取締役)
「私の方から。あとでフォトセッションはやりますけど、彼は9番をずっとつけてきているんですけど、先ほどは謙遜して9点と言ってましたが、今回はいろんな意味を込めて39番です。これは本人からなんで39か聞いてもらった方がいいんですけど、そういう意味では僕は39点ぐらい取るのかと思っているので(笑)。番号については、北嶋から思いを伝えてもらえばと思います」

(北嶋秀朗選手)
「そうですね、39番にさせてもらったんですけど、単純に『サンキュー』ですね(笑)。本当に、熊本の方たちに『ありがとう』という気持ちをすごく持ってます。このチームに対してもその気持ちを持ってます。なので、『サンキュー』です」

Q:北嶋選手は2010年に柏でJ2優勝してJ1に復帰したわけですが、その時の経験を踏まえて、昇格のために必要な要素は何だと思いますか?
「そうですね、勝つ事に慣れることだと思います。その習慣というか、そういうものを選手全員が身につけることが大事で、それは練習の5対5とか6対6のゲーム形式の練習とか、小さなことから勝つことに慣れる、勝つことへの振る舞いをする、そういう習慣を身につけていくことが大事だと思うので、そういうのは自分も伝えていきたいと思ってます」

Q:登録ウィンドーが開くのは7月20日というのは分かっていたと思いますが、それにも関わらず早い時期に発表されてこういう形で合流したのは、少しでも早く合流して馴染んでおきたいということなのか、それプラス別の事情があったのか、話していただける範囲でお願いします。
「そうですね、いろんな人の理解があって今この場所にいられるというのは言えることですね。池谷さんをはじめ熊本の方が、なるべく早くこっちに来るのがいいんじゃないかと言ってもらえて、それに柏の方達も大きな理解をしてもらえて、こっちに来ることができたという感じです。
でも1ヶ月あるというのは自分にとってすごく大きなことで、いろんな選手を観察することができますし、いろんなクセとか考え方を見つける時間ができますので、この時間は大切にしたいなと思います」

以上
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