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【J2:第16節 湘南 vs 徳島】小林伸二監督(徳島)記者会見コメント(12.05.27)

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●小林伸二監督(徳島):
「全員でボールを奪うところはすこし感じるところがあった。攻撃については、サイドに広がったときに、サイドバックにボールが出たときにサイドハーフ、トップの2人、ボランチの関係が前半はうまくなかった。当然サイドハーフにワイドMFがアプローチに来るが、そこをどうするか、2対1や3対2にできたと思う。そのへんはトレーニングでもやっていたので、もうすこし落ち着いて表現できればよかったのではないかなと。後半については、2トップがスペースをうまく使うことができたのがよかったと思います。退場のあとに、もうすこしサイドを使って攻撃が増えたりすると、アディショナルタイムになったときにもうすこしシンプルでもいい、2トップが大きいしサイドからボールの供給がもうすこし欲しかったなと。サイドにボールが出たときにそういうプレーがたくさん欲しかった、もうすこしゴール前で激しい放りこみでもよかったのではないかなと。こちらから言ってるが、なかなかそこが表現できずに終わった。次回はそういうところができるようになればいいと思っています。5月はだいぶチームと個人のところが見えてきて形になってきたと思っている。正直、今日は上位のチームだったのでうまく表現して勝ちたかったが、そこまでいかなかった。5月はいいかたちにチームが変わってきているので、6月はもうすこしレベルアップできるように頑張っていきたいと思います。そういうことがすこし見えたゲームだったし前回もそうだったので、大事にしていきたいと思っています」

Q:開幕2連勝して以降、なかなか波に乗れない理由は。
「ひとつは、開幕勝ちましたが、引いた相手に対してボールを回せない。技量の高い相手だとアプローチしてボールサイドにスライドできない、引いてしまう、というところが何試合かで見えたので、そこは変えていく必要があった。同時に選手を代えたりという作業が4月は多かったと思う。ですから選手がきちっとボールに行くとか、サイドチェンジされるときちっとスライドするというところが、そのままスペースを埋めるために下がってしまう傾向が強かったので、4月はそこに時間がすこしかかった。今日のPKもそうだが、ハマってはいるが、ボールにそのままチャレンジするので相手にかわされる。でも取りたい、ペナルティのなかに入ると一生懸命になっちゃう。あそこでスローダウンして我慢しなければいけない。トレーニングなどでやるが、ああいうところで出てしまうというところだと思います。少しずついいところも出てきて個人のところも見えてきているので、ちょっと長くかかりましたが、6月はもうすこし、5月は一回負けたので、6月は負けなしで進めるようにもっていきたい。そういうものは見えてきているので、もうひと踏ん張りさせたいと思っています」

Q:前節3-0で勝っていい兆しだと思いましたが。
「今日は上位のチームですから、立ち上がりから悪くはなかったと思います。すこしは風上もあったが、湘南さんにスペースを与えるとまずいなというところ、ストロングなところが出てきますから、そのへんは用心したような状態です。後半はうまくできたと思います。当然退場が出て、あそこからもうすこしボールをうまく回して破れるぐらいになればいいと思いますが、なかなかそこまではまだいけてないというところです」

Q:湘南のストロングポイントとウィークポイントをどのように捉えていましたか。
「ストロングは前線にボールが入るとひとが飛び出してくるというところですね。ただボールが入ってひとが絡むというわけではないので、3バックにボランチが下りてボールをフィードしたらひとが入ってくるということ。絡むとシステムを変えなくてはいけないが、うちは2トップをステイさせるとたぶん3枚残るだろうというところはうまくいきました。というところでスペースが両サイドにできるので、そこをうちは使う。当然システム上ウィークポイントになる、ワイドの今日は鎌田君と古林君のポジションということになってくると思います。そこを前半は突けなかった。とくに右サイドにボールが出たときに西嶋から展開できなかったのがちょっともったいなかった。もうすこしうまく宮崎に入れたり、宮崎が引くことで鎌田君を食いつかせて裏に出たり、そこを見せておいてもうすこし厳しいところにボールが入ることがあるはずなので。走るというストロングとサイドにスペースがあるというウィークがシステム上あったと思います」

Q:太田選手が入ってから右サイドを使えるようになったが、個人の問題か、チームとして全体がうまく回るようになったのか。
「前半はうまくいかなかったと思います。後半はサイドバックが持ち出したときにうまく整理してくれたと思います。それと、太田が出たときは相手の枚数が少ない状態ですから、3トップが2トップになっているから両サイドバックはフリー。ですからもうすこしサイドバックが持ち出したり、相手が寄るとボランチを使ってサイドチェンジして向こうを破ったりということができれば、もうすこし難しい守備になったのではないか。どちらかというと右サイドが多かったので右サイドで破れるが、ボランチから逆サイドを破るということができればもうすこし動かすことができたかなと思います」

Q:今日の流れから言って勝点1はもったいないと思うが。
「もったいないが、負けるときは掛かっていてちょっとしたミスで失点を食らっている。人数が少なくなったということは、湘南さんはしっかり固める守備を徹底する、ということはカウンターがあるということですから、うちとしては攻めているだけに逆に怖くて、ちょっとした脆さでやられているところがあるのでボランチを1枚変えたりした。勝ちたいがなかなかそこを行けない、もうすこし仕掛けるとひょっとしたら点を取られるんじゃないかというのが4月は多い。ですからなかなか、ほんとに勝点3を取りたかったですけど、難しかったなというところですね」

以上
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