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【J2日記】愛媛:愛媛サポーターのゴールデンウィーク東日本応援ツアー(前編)(12.05.16)

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写真1:5月2日、バスは参加者25名を乗せて松山を出発

写真2:20時間を超える移動の疲れも見せず、ゴール裏に陣取ったサポーターの皆さん

写真3:スライドを使いながら、震災当時の様子を話して頂きました

写真4:「制度外ケア付仮設住宅あがらいん」で震災当時から現在までの支援の現状を伺う参加者

写真5:南三陸町防災センター

写真6:南三陸町の様子

写真7:鮎川のお祭り「牡鹿さ、ございーん」に参加

写真8:お祭りのカラオケ大会で、みんなで盛り上がる

写真9:鮎川から女川町へ

5月12日、北九州戦が行われたニンジニアスタジアムでは、サポーターグループ「愛媛ゴール裏net」による『ゴールデンウィーク東日本応援ツアー』の写真展示による報告が行われました。試合前には行きかう方々が足を止め、北九州のサポーターも、この写真展示に真剣な表情で見つめていました。
今回は、このツアーに参加されたサポーターから行程を教えていただきましたので、早速ご紹介します。

●愛媛から山形NDスタジアム、仙台へ(1日目、2日目)
【写真1】5月2日17時、バスは参加者25名を乗せて愛媛県松山市を出発。翌日の山形戦に間に合うように移動したいと願いましたが、今回は豪雨、そして渋滞。不運なアクシデントもあり、思うようにバスは進みません。
【写真2】結局、NDスタジアム到着は試合開始20分過ぎ。20時間を超える移動の疲れも見せず、ゴール裏に陣取ったサポーターたちはチームを鼓舞し続け、0−2の劣勢から後半同点に追いつく原動力になりました。

【写真3】宮城県仙台市内の宿泊先で、山形で一緒に応援した「みやぎ愛媛県人会」の片上会長・高橋副会長にお越しいただき、スライドを使いながら震災当時の様子を話していただきました。震災前の街並みが一変してしまった様子、愛媛県からどんな支援が現地にあったかなど、これまで知らなかった話をたくさん聞くことができました。

●石巻市から南三陸町、牡鹿半島・鮎川、女川町へ(3日目)
【写真4】5月4日、石巻市へ移動。開成地区の「制度外ケア付仮設住宅あがらいん」で、震災当時から現在までの支援の現状を伺いました。
この開成地区には約1900世帯の仮設住宅があります。通常、仮設住宅は震災前の居住地区ごとに構成されているのですが、こちらは遠方から避難されてきた方も多く、住民のつながりを見出すことが難しいのだとか。その中で地域の拠り所として昼食を提供したり、イベントを開催したり、新しい接点の発見の場になっているそうです。管理者の橋本様の「細く、長く、忘れないでほしい」という言葉が印象的だったと、参加した方々は話していました。

【写真5】案内の方が「見ておいてほしい」と言われた南三陸町へ移動。山を越え被害の様子を目のあたりにした時、参加者は言葉を失いました。
今回の津波被害の象徴とも言える南三陸町防災センター前にバスを止め、辺りを見渡しましたが、この凄惨さはテレビや新聞から想像できるものではありませんでした。

【写真6】「機会があったらではなく、機会を作ってでも行くべきところでした」。参加者の一人の言葉です。すでに1年が経過し、愛媛では震災の話題も少なくなっている中で、まだまだ終わっていない、復興は始まってさえいない場所もあることを痛切に感じました。

【写真7】南三陸町から三陸沿岸道路を通って女川町に入る予定でしたが、翌日にボランティア活動をすることになっていた牡鹿半島から、雨でこの日に順延になったというお祭りへお誘いいただきました。急遽、バスを走らせ(2時間半)、鮎川のお祭り「牡鹿さ、ございーん」に参加。現地の方はもちろん、愛媛出身の方や愛媛大学のボランティアスタッフ、日本代表のサポーターと交流をし、カラオケ大会では飛び入りで歌を披露する参加者も…。
【写真8】最後はカラオケ大会優勝者のAKB48の曲に乗ってみんなが踊り始めました。突然の雨が降り出して騒然としましたが、会場のみんなが一つになった瞬間でした。

【写真9】鮎川から女川町へ帰る道中の写真です。太平洋側の集落は壊滅状態。まだまだ人手が必要だと感じました。

(後編)へつづく

2012.05.15 Reported by 近藤義博
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