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【AFCチャンピオンズリーグ2012 F東京 vs ブリスベン】ランコポポヴィッチ監督(F東京)記者会見コメント(12.05.02)

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●ランコポポヴィッチ監督(F東京):

「(会見に流れている試合映像を見て)この映像を見終わってから会見を始めたほうがいいでしょうか?(笑)

まず、両チームともに素晴らしいゲームをしたと思っています。ともに魅力的で、攻撃的なフットボールを展開しました。観る人に喜んでもらえるような試合展開だったと思います。この悪天候の中、多くのサポーターファンの皆さんに足を運んでいただいたことに対して、私たちは結果、内容でもお返しすることができたのではないでしょうか。フットボールは、いつも自分たちの思うどおりになるわけじゃない。苦しいこと、困難なことも、もちろんある。そういう時でも、自分たちがやっていること、自分たちを信じて突き進むこと、貫くことが凄く大切なのだと私は思っています。この試合も、そういった意味でも、今までやってきたこと、私たちが信じてきたモノが表現できた試合だったと思いますし、素晴らしい試合になったと思います。日本を代表してアジアの舞台で戦っているので、こういったラウンド16進出という結果を得られたこと、魅力的なフットボールを展開して結果を出したことは日本のサッカー界を背負って戦う立場として凄くイイモノが表現できたと思っています。これからも東京だけでなく、日本を代表して戦い続けるわけですから協力していい戦いをアジアの舞台で見せていきたいと思います」

Q:さきほどブリスベンの監督が我々が目指すのは、FC東京のような組織的なサッカーを目指すと仰っていました。攻撃的なサッカーで結果を残すことは日本のイメージアップになると言いましたが、ランコ・ポポヴィッチ監督のアジアのイメージアップにも繋がるのでは?
「ブリスベンの監督さんが、そういう言葉を語ってくれたことに感謝したいと思います。ブリスベンもオーストラリアでは圧倒的な支配率を誇って結果を出したチームです。オーストラリアのバルセロナと言っても過言ではない。そういうチームの監督さんに、私たちに日本と言えばFC東京という言葉をかけていただいたことが私たちのクラブが認められたこと、信じてやってきたことが認められた成果だと思っています。本当に、それに関してはうれしく思います。ただ、私はFC東京で働く人間なので、自分のイメージアップということよりも、チーム、クラブが一つになってアジアの舞台で東京のサッカーを発信していきたいと思います。私が言い続けてきたことですが『FC東京というブランドを作りたい』と言ってきました。そのブランドを作るためには時間が必要です。重要なのは結果ですが、それと同時に皆さんに理解していただきたいのは短期間しか私が就任してからわずかな期間しか経っていないということです。確かモウリーニョはレアル・マドリードに就任した当初、私のチームが力を発揮するのは3年かかると言っていたと思います。皆さんもご存知のレアルのような世界トップクラスの選手が集まったチームであっても、結果を出すには3年かかるというメッセージをモウリーニョが発した。私たちはまだ3ヶ月しか経っていない。もちろんシーズンは長いので結果がついてこない時だってある。ただ、そこで大切なのは信じて前へと進むことです。私は、私たちのチームを信じているし、やっていることの方向性を信じている。リーグが終わった後に、自分たちのチームがどういった順位にいるのかをみたいと思っています。過密日程をみていただければ分かると思います。結果を出すためには、上手くすべてが回らなければ、ついてこない。ただ、結果がついてこない時に迷ってはいけないということを申し上げたいと思う。どんどん聞いてください。私のウォーミングアップも終わったのでどんどんしゃべりますよ」

Q:今日のゲームの中で、守備が疎かになってしまった場面もありましたが、どうお考えですか?
「守備に関しては、修正しなければいけないということは間違いない。まだピッチレベルで受けた印象なので、実際に映像で見たあとには違う印象を抱くかもしれません。ただ、今の状態で2失点を振り返ってみて問題だと言えるのは集中力の欠如だと思います。2失点とも、こぼれ球、セカンドボールを相手に拾われて決められてしまった。そして、評価できる点と言えば、1失点しながらもやるべきことを信じて点につなげたことだと思っています。皆さんも気づいていると思いますが、失点以外には大きなピンチはなかったということです。魅力的なサッカーしながら相手によさを出させなかった。今日は、こういう悪天候の中でも多くのファン、サポーターの皆さんに足を運んでいただくにふさわしいゲームができたことをうれしく思っています」

Q:リーグ2試合連続無得点でしたが、今日は4ゴールが生まれました。相手がオープンだったということ以外に、工夫した点はありましたか?
「前線に、狭い局面で決定的な仕事ができる選手が入ったということが言えるかもしれません。今までの試合を振り返っても、勝ちにいく攻撃的なフットボールを続けてきて、結果を得ることにもトライしてきました。負けた試合であっても、相手に崩されてしまった試合はほとんどありません。それよりも、自分たち自身が自分たちを苦しめてしまい、敗れた試合が多かったと思います」

Q:ACLでは上手くいっているが、リーグでは3連敗中です。昨年、C大阪の例もあります。双方で結果を出すためのプランはありますか?
「まず、私もあなたのように流暢に日本語をしゃべりたいですね。ガンバリマス。そういった質問を受けるということ自体、私たちへの期待の大きさの表れだと思います。ただ、忘れてはいけないのは、J2から上がってきた1年目のチームです。だから一夜にして全てが変わるわけではない。今まで試合を戦ってきた内容を見ていただければ分かると思います。負けた中でも、負けに相応しい内容の試合は少なかったと思います。考えて欲しいのは、Jリーグのクラブには私たちと同じようにJリーグとACLを戦っているチームの成績がどうなのか?そのチームが、新しい監督ではなく、今まで長い間一緒に過ごしてきたチームがほとんどです。ほかのチームのことを言う立場ではありませんし、言える立場ではないと思っています。ですが、そういった点も頭に入れておいて欲しい。ただし、私がやるべきことは、いち早くチームを成熟させてレベルを上げていくこと。そして、いいフットボールで結果を出し続けていくことだと思っています」

以上
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