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【AFCチャンピオンズリーグ2012 浦項 vs G大阪】プレビュー:グループステージ突破の可能性を繋げるために、是が非でも『勝点3』を(12.05.02)

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ガンバ大阪にとって厳しい、アウェイ3連戦が待ち受ける今年のゴールデンウィーク。その初戦となるJ1リーグの鹿島戦を終え一度大阪に戻ったチームは、2日後となる4月30日、再び韓国・浦項に向けて出発した。
今回の移動は、前回のウズベキスタン遠征に比べれば時間的には短いとはいえ、飛行機で1時間半をかけて釜山空港(金海国際空港)に到着した後は、バスに乗り込み約2時間半をかけて浦項へ。その足で、この日の練習場となった浦項スティーラーズの練習場へと足を運び、約1時間半にわたって練習に汗を流すというハードスケジュールとなった。帯同メンバーは19名。DF中澤聡太が直近の鹿島戦でふくらはぎを痛めていることもあってだろう。今年のACLには初帯同となったDFエドゥワルドやFW星原健太といったフレッシュな選手も含め、多めの人数での遠征となった。
「今回は移動が続く中での連戦ですから。ケガ人はもちろん、選手のコンディションをぎりぎりまでしっかりと見極めた上で、先発メンバーを考えたいと思う(松波正信監督)」

アウェイの地での戦いといえども、目的は1つ。「勝ちに行く」。
ここまでグループステージ4試合を終えて、ガンバ大阪の成績は1勝3敗の最下位。過去のACLでは圧倒的な強さを示して来たアウェイ戦でのまさかの2敗に加え、ACL開幕戦、今回対戦する浦項スティーラーズとのホーム戦でも0−3と敗れるなど、その結果を見ての通り、残り2試合を前に窮地に立たされている状況だ。だが、幸いなことに僅差の争いが繰り広げられているグループEの戦いにおいて、わずかながらも未だグループステージ突破の可能性が残されているのは事実だ。それを自らの手で断ち切らないためにも、今節求められるのは『勝点3』。
ホーム戦ではG大阪の仕上がりの悪さ、ミスの多さが目立つ中で早い段階で相手に立て続けに得点を許し、苦しい戦いを強いられたが、今のG大阪はあの時とは違う。鹿島戦では敗れたものの、前半の戦いでも示したように、チームスタイルは確実に定着しつつあり、『らしい』攻撃力が見られる回数も明らかに増えてきた。あとはそれを確実に『ゴール』に、結果に繋げていくだけだ。
「鹿島戦も前半はガンバらしい攻撃が仕掛けられたし、チャンスも作り出せた。ただ、そこで決められるか、決められないかで試合の流れは大きく変わる。実際、あそこで獲れていたら僕たちの流れになっていたと思うからこそ、チャンスを着実にゴールに結びつけていくことを考えなければいけない。ACLは今の自分たちの今の立ち位置を考えても、また得失点差ということを考えても、間違いなく得点が必要。それを1つでも多く獲るために、僕も力になりたいし、そこにこだわって戦いたい(FW佐藤晃大)」

対する浦項スティラーズ戦も、28日にアウェイでのKリーグを戦っており、中3日で今節を迎える。現在の成績は2勝2敗で、2位のブニョドコルと勝点で並ぶ3位。その数字からも、G大阪と同様に、今節の結果がグループステージ突破の可能性を占う重要な一戦になることはおわかりいただけるはず。ホーム戦のアドバンテージを武器に、こちらも明確に勝点3を見据えた戦いを仕掛けてくることは間違いなさそう。
前回の対戦ではG大阪の中盤の構成力、パスワークを徹底して摘み取りつつ、効率よく得点を重ねて大勝したが、そのイメージは今節も持っているはず。その上で、日本にも馴染みの深いファン ソンホン監督の下、しっかりと運動量を発揮しつつ、かつ“スピード”を意識した攻撃力でゴールを目指すことだろう。要注意選手はホーム戦のプレビューでもその名を挙げたFWデレク・アサモア。実際、そのホーム戦では彼の武器である俊足、裏のスペースへの飛び出し、得点能力に翻弄され、かつ3点目のゴールを決められている。彼にボールが渡れば個人技でゴール前まで持ち込まれる可能性が高まるからこそ、彼に供給されるボールをしっかりと遮断したい。

以上

2012.05.01 Reported by 高村美砂
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