●吉澤英生監督(鳥取):
「今日もスタジアムに足を運んでくださったファン・サポーターの皆様に、本当に感謝いたします。現在、甲府は昇格を狙う位置にして、2トップ、サイドハーフなど攻撃陣の一人ひとりのクオリティーが高い。ただ、相手がビルドアップをしてくるのであれば、われわれは高い位置からプレッシャーをかけて、何とかパスの供給源を断つ、という狙いで試合に入りました。90分間を通して、2トップへの長いボールが入ってきましたけど、センターバック、あるいはボランチがよく頑張ってくれました。攻撃については残念ながら、ボールを奪うことで体力を削がれてしまって、奪った後の(しっかりつなぐ)意識を持ってはいたけど、やらせてもらえなかった。ただ、その中で何度かチャンスを作ることもできたので、その回数も含めて、われわれは引き続き、奪ったボールをしっかり動かす、あるいはカウンターをしっかりやっていきたいと思います。この勝点1が無駄になるのか、価値あるものになるかは、シーズンが終わってみなければ分からないけれど、次節の岡山戦(4¥22@カンスタ)に向けて、この勝点1がプラスになるように、準備していきたいと思います」
Q:奪ったボールを、もう少し勇気を持ってつなげればチャンスになる場面もあったと思うが、押し込まれて致し方ない面もあったと思うか?
「両方あると思います。あれだけ押し込まれたということもあるし、奪ったボールを何とかマイボールにして、つないで出ていくという作業もしなければいけない。今日は奪った後に周囲の選手もパスを受ける意識は持っていたけど、つぶされてしまった。すぐに改善できるものではないけれど、意識を持ってトレーニングの中からやっていきたいと思います」
Q:今季初めて無失点だったが、守備での手応えは?
「ゼロに抑えたことは、結果はよしとしなければいけないと考えています。ただし、最後のところで体を投げ出したところは評価しますけど、最後のところまで崩されているシーンもある。(そこで無失点だったのは)運もあったし、われわれが最後のところで体を張れた、ということもある。良い部分は評価できますが、崩されていることについては原因があるので、そのあたりはもう一度、満足することなく、次もその次もゼロで抑えられるように意識していきたいと思います」
Q:後半アディショナルタイムの柳楽の投入について、三浦修の退場から5分間あった。あのタイミングになった意図は?
「奥山を、攻撃面で期待して前に入れましたが、三浦修が退場になったので奥山をサイドバックに入れました。小井手がその前に入りましたが、若干運動量も落ちていました。ディフェンスは初めてでないですけど、奥山をあそこに置いておくよりも、柳楽を入れて、まず守備のところを安定させて、奥山の突破、前への推進力を期待しました。5分間が長いかについては、そのあたりをジャッジした上で判断したので、あの場面については守備の安定を優先した結果です」
Q:勝点3のためにフォワードを入れるという考えはなかったか?
「前の選手を入れたら、勝点3を取れるという考え方もあるかもしれないが、まずはしっかりボールを奪うところから入らないと攻撃は成立しない。それを考えると、まずはボールを奪う、そしてそれを運ぶ人(が大事)。自分も点を取りにいくというイメージは持っていたので、ディフェンダーを入れたからといって、後ろ向きな発想ではないです。見ていて、もしかしたらそう思った方もいるかもしれないですけど、奥山に前への推進力を期待したというのが、あの時点での判断です」
Q:アディショナルタイムが4分あったことも、その判断材料になっていたのか?
「そうですね」
以上
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