●オズワルドアルディレス監督(町田):
「あまりいい結果が出せませんでした。特に後半はいいプレーが出来ませんでした。前半は10分を経過したくらいから、自分達のリズムが少しずつ出せてきたかなと思ってました。ボールをしっかり大切にしながら繋いでいましたが、ただ一方でネガティブなパス回しになっていたかもしれません。そうはいっても、前半は2チームともしっかり戦っていたように思います。
後半は、彼らが明らかに自分達を上回ったと言えるでしょう。今まで戦ったチームの中でも、いいチームの部類に入るのではないでしょうか? とても組織的にプレーしてきたチームだったと思います。選手個々に関しても、とても興味深い選手がいました。結果として自分達には難しい試合になってしまいました。大きな違いはどこかといえば、22番の大きい選手(棗佑喜)をマークするに当たって、自分達が大変苦労してしまったというところです。彼にボールを集めてきたというところで、自分達が上手く対応できなかった。フィジカル的に違いがあったのではないでしょうか? 我々の側から見ると、やや消極的な試合運びだったのではないでしょうか? 競争という意味で、しっかり立ち会えなかった ように思います」
Q:栃木の強みは特に棗佑喜選手ということですか?
「彼は興味深い選手だとは思いますが、組織力のチームだと思っています。11人でしっかりブロックを作って、しっかり守る、大変オーガナイズされたチームだと思ってます。そこが自分たちとの違いだったとも言えるでしょう。自分達は一刻も早くいろんなことを吸収して、学んでいかなくてはいけません」
Q:シュートが少なかったけれど、どんな修正をするべきと考えていますか?
「今日の我々は、かなり消極的な状態だと思っています。よくご存じの通り、私は自分達の選手に、ボールを大切にするようにと伝えています。ただボールを大切にしてパスを繋ぐということは、最終的にゴールを目指すものでなくてはなりません。今日はポゼションをしていた時間帯もあると思うんですが、それが危険な場面、決定機に繋がってなかったように思います。攻撃面に関して、大至急の修正が必要になってくると思います。“持つために持っている”では意味がなくなってしまいます。
修正点は2つあると思います。1つは守備の面です。今日は3失点もしてしまいました。もう一度マークの確認などを修正しなくてはなりません。多くの試合で、前半はよく戦っています。ただ後半にゴールを失っていることがよくあるので、守備面について更にトレーニングしていかなくてはいけません。
攻撃面に関しては、決定機をより多く作るという目的で、ボールを大切にする、パスをするということをやらなくてはなりません。今日は少ししか決定機を作ることが出来ませんでした」
Q:東京ヴェルディ戦から3試合、高さのあるFWに苦戦しているが、本来のセンターバックが戻ってくれば解決される問題なのか?
「そう思っております。京都戦でマサ(田代真一)、ソノ(薗田淳)、(太田)康介という3人が怪我をしてしまいました。今日はその3人がプレーをしましたけれど、まだいいコンディションとは言えないです。(津田)和樹に関しても前節に退場した影響で今日は出られません。そういった問題がありましたけど、来週にはそういうことも解決して、いい状態で臨めるとは思っています。可能性として3バックでやることもあると思います。言い方としては〔3-5-2〕ですか。守備面をしっかりするという意味で、そういう可能性があると思います。一方で攻撃面でも決定機を作れていないので、そういう意味で何かをしないといけません。多くの人が攻撃参加しているというところは、いいと思います。そうは言っても、決定機を作る部分で苦労しています」
Q:早い段階からDFのラインを気にしていたようですが、そこは何か全体に影響したか?
「正直に言うと、京都戦後から最終ラインのところは気にしていました。センターバックを2人同時に失ったところからチームを立て直すのは大変でした。代わりの選手もやってくれてはいましたけれども、そんなに早く問題を解決することは出来ませんでした。今日は明確にそういうところが出てしまったのだと思います。そうは言っても、次の試合は今言った選手がしっかり戻ってきてくれると思います。高いセンターフォワードが相手にいると、自分達も苦労しているのは事実です。そういうフォワードと対峙するには、フィジカル的にしっかりした状態でなければなりません。今日に関してはシモ(下田光平)が22番(棗佑喜)と競り合いをすることが多かったと思うけれど、センターバックの1人がやってもよかったと 思います」
以上
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