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【AFCチャンピオンズリーグ2012 G大阪 vs ブニョドコル】レポート:遠藤保仁が口火を切る先制弾!ガンバ大阪が今季公式戦初白星を手に。(12.04.04)

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全国的に大荒れの天気になったこの日。万博記念競技場も強風に見舞われ、ものすごい風が何度もスタジアムを吹き抜けた。その強さは、例えば、フリーキック時にセットしていたボールが勝手に流れてしまったり、サイドから入れたクロスボールが風に押し戻されてしまうほど。加えて空から降り続ける霧雨も、風に舞って、選手たちに襲いかかった。

だが、そんな突風をもものともせず、ガンバ大阪は立ち上がりから落ち着いて試合を運ぶ。そして、14分には今季公式戦で初となる先制弾。決めたのは、やはりこの男、遠藤保仁だった。FWラフィーニャとのワンツーからのミドルシュート。思い切りよく振り抜いた右足からのシュートは、ゴール右下隅にきれいに吸い込まれた。

「速いボールを打とうと思っていた。いいゴールだったと思います(遠藤保仁)」

本人も自画自賛の先制点は、チームを勢いづけた。いや、正確にはその後、ややブニョドコルのアグレッシブな攻撃を受けに回る時間が増え、ラインを下げてしまう時間帯もあったが、先制点を奪ったという心理的な余裕もあったのだろう。GK藤ヶ谷陽介のファインセーブにも助けられて全員で守り切り、1−0とリードしたまま後半に繋げる。

後半も、チームとしての意思統一は揺らがない。「2点目を獲りに行く」。その姿勢が58分に手にしたPKのチャンスに繋がったのだろう。決めたのはFWラフィーニャ。GKの逆を突いてゴールネットを揺らし、貴重な追加点を奪う。その後も、やや足の止まったブニョドコルを相手に落ち着いてパスを回し、好機をうかがうG大阪。この日、初先発を飾ったFW佐藤晃大が前線でしっかりとボールを収めることで、攻撃にもリズムが生まれ、更に言えば、同じく初先発で2列目を預かったMF寺田紳一やMF倉田秋らがしっかりとセカンドボールを拾い、攻撃に絡みながらゴールチャンスを見出していく。
「試合に飢えていた選手がいいチャレンジをし、チームを活性化してくれた(松波正信監督)」
77分にはそのFW佐藤がしっかりと前線で身体を張り、粘り強い姿勢を示す中で相手のファウルを誘い、またしてもPKを獲得。これを再び、PKのキッカーに立ったFWラフィーニャがゴールに収め、3−0と突き放す。
ただし、これで満足するG大阪ではない。そこからの時間帯は、就任時に松波監督が語っていた「5−3で勝つのではなく、5−0で勝つのが理想」という理想のスタイルを追究するべく守備陣を投入。MF明神智和をボランチに、G大阪での初出場となる生え抜きDF丹羽大輝を右サイドバックに投入するなどしながら攻守のバランスを整え残り時間を進めていく。結果的に88分にFWソリエフにゴールを決められ『完封勝利』は叶わなかったなかったが、それ以外のシーンは危なげなく試合を運び、3-1で勝利。選手やスタッフはもちろん、ファンも待ち望んだ今季初白星を万博の地で手に入れた。

その喜びを表現するべく、試合後のピッチではホームゲームでの勝利時に必ず見られる『輪になれナニワ』。控えメンバーも含めた全員で肩を組んで右へ、左へと回る恒例の歓喜の輪は、いつもより回数が多めの4回。「ガンバはたった1勝で喜ぶチームではない(松波監督)」ことを誰もが自覚しながらも、“再スタート”を確信する勝利に酔いしれた。

以上

2012.04.04 Reported by 高村美砂
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