津田和樹選手は、今季でゼルビア８シーズン目。東京都リーグから関東リーグ、ＪＦＬ、Ｊリーグと、クラブを引っ張ってきた最古参選手である。左サイドバック、センターバックとしてチームにとって欠かせない存在で、先日のＪ２日記で紹介したとおり、選手生活と学業の両立を実践し、ＭＢＡコースを修了した努力家でもある。

津田選手にとって、慶事が相次ぐ２０１２年の３月だった。町田育ちの彼が関わってきたＦＣ町田ゼルビアがＪリーグ初戦を迎え、大学院も修了。２４日には約６年の交際を経て入籍し、「人生の昇格」を果たした（津田和樹選手、入籍のお知らせ（町田公式サイト））。
サッカー、通学と多忙を極めた津田選手である。２人は交際を重ねつつ「ほとんど時間が取れなかった。本当に迷惑をかけました」とのこと。ただし津田選手らしい時間の共有方法があった。学校の課題を抱えた津田選手が「夜８時から１１時まで勉強しよう」と決めると、「向こうも本を読むなど、一緒の時間を共有してくれた」のだと言う。２人が愛を深めたのは海や映画館、スタジアムでなく、勉強部屋だった。

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