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【横浜FC:山口素弘監督 就任会見】会見での出席者コメント(12.03.22)

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本日、横浜FCのクラブハウスで山口素弘監督の就任会見が行われました。
会見でのコメントは以下のとおりです。

●北川浩史社長
「みなさんこんにちは。お集まりいただき、ありがとうございます。このたび急な監督の就任ということで、会見の場をもたせていただきました。
今、横浜FCは難しい局面にあります。その中で、奥強化部長と話しまして、この難局を変えていく方ということで、今とても苦しんでいる選手の目線に立って同じ方向を向いてチームを1つにし、選手の特徴を引き出す方ということと、この横浜FCのフットボールのスタイルを作っていただける方ということで、奥強化部長の強い推薦でオファーを山口氏に出しました。
急な話でいろいろな調整がありましたが、クラブのおかれている現状と、クラブが考えているコンセプトに理解、共感していただきました。難しい決断だったと思いますが、快く引き受けてくれて感謝しています。また、ここまでご協力いただいた方に感謝いたします」

●奥大介 強化部長
「山口氏にオファーした経緯を説明させていただきます。
プレーヤーとしての経験、その中でも日本代表のキャプテンや、チームのキャプテンとして貴重な経験を持っていて、現状を変えていただける。いろいろな部分で難しい状況だと思いますが、山口監督の新しいサッカーを入れていきつつ、良い結果が出すことができればと思います」

●山口素弘監督
「こんにちは。このたび、横浜FCの監督を引き受けることになりました山口素弘です。今、話がありましたが、急な話であまり考えずにパッと考えました。というのは嘘ですが。短い時間ながらじっくり考えて決めて、そこには家族の理解だったり、前に仕事をしていた人の理解と協力でこの運びになりました。
難しい状況というのはわかっていますが、難しい状況だからこそ呼ばれたとポジティブに思っています。横浜FCにも在籍していましたので、勝手知ったる…という人も多々いらしゃいますし、その意味ではすぐに溶け込めると考えています。間違いなく監督経験のないことを言われるかと思いますが、それを隠すつもりないし、不安もありません。スタッフも協力してくれると確約をしてくれましたし、今日の練習で全選手と『お互いに助け合っていこう』と話をしました。こういう状況だから、わくわくしながら戦っていこうと思っています」

以下は会見での質疑応答です。

Q:監督として新たなスタートとなりますが、チーム作りで重要視している点は何でしょうか?
「状況がこういう状況なので、まずはチーム、スタッフ、選手含めて、全員が同じ方向を向くようにしていかないといけないなと思っています。もちろん選手には、自信の回復だったり、まずはメンタル的なケアをしながら。さらにすぐに試合があるので、戦い方の大枠であったり、細かなところを詰めていきたいと思います。そのあたりは、今日の午前中練習がありましたが、みんなが意欲的に動いてくれて、僕が想像するよりは下を向いていないし、まだファイティングポーズを取っていますので、まだまだ戦えるかなと思います」

Q:まだ就任されたばかりですが、やっていきたいサッカーのスタイルは?
「基本的には選手の良さを出して、抽象的ですが躍動感あふれるプレーをしてほしいです。今のところは、これまでと同じようなプレーが出るんじゃないかとは思いますが…。ただ、岸野前監督が走る力をつけておいてくれて、それは僕も重要視している点。そういうベースはあると思う。今のJ2はしっかりしたチームが多いし、今のサッカーは守りきって勝点を奪える感じではないので、そういった点では相手より点を取って勝つということです」

Q:三浦知良選手は山口監督よりも年上なので、選手と監督の関係も作りにくいかもしれませんが、いかがでしょうか?
「僕が監督する時に、自分より年上の選手がいると思わなかった。横浜FCのことを昔からよく知っている方なら、僕が監督になった時に難波がキャプテンになっているとは思わないでしょうし、改めてそういうことを感慨を深く思いました。選手には伝えましたが、グラウンドでトレーニング、パフォーマンス、競争に勝てば、当然試合に出る権利は与える。それに関しては年齢問わず、今までの実績も去年はどうだったとかも関係なく、僕の目で見て感じて決めていこうと思います。
カズさんはあれだけの選手なので、プレーヤーの中でも当然リスペクトされています。ですからお互いに助け合っていけるところは十分あるかなと」

Q:奥強化部長からもありましたが、貴重な経験をされているということで、ご自身の経験でチームに還元したいものは?
「プレーヤーとして経験した部分もありますが、監督と選手とのつきあい、基本的には人間と人間のつきあいになります。そういうところでは僕自身もまだ43歳の若輩者ながら、いろいろな経験を積んできて、人間的にもいろいろな方と接してきましたので、そういう経験を伝えたい。選手も選手である前に人間なので、悩みもあるでしょうしケガもあるでしょう。そういう部分でもケアをしていきたい。あとは1回1回のトレーニングの重要性、選手としての寿命というのは短いものなんだという話をしながら、そういった日々の大事さも伝えていきたいと思います」

Q:これまでの経験の中で接した指導者の中で、影響された人、参考になるものは?
「優等生的な答えですが、今まで接した監督は全て良い監督だったと思う。良いところも悪いところもありますが、僕なりに解釈しながら。海外でもいろいろな人と接したりして、引退した後にも現場に戻る準備もしてきました。
反町監督(現松本)と言えば反町監督は喜ぶかもしれませんが、あえて言いません」

Q:オファーを受けたときの率直な心境、就任に至るまでの思いは?
「まずはじめは当然驚き、『早っ』て感じですね。そういう驚きはありました。ただ、引退するときの会見でも『次のステップの準備をしたい』と言ったと思いますが、それから4年。4年待ったので、どこがオファーをくれるのかなと準備はしていたと思います。準備OKという感じです」

Q:S級のライセンスを取られてから、監督をやりたいと希望を持たれていたと思うのですが、実現しての喜びは? 今日は早速2部練習を行いましたが、今日を迎えるにあたっての気持ちとは?
「オファーを待つにあたって、どこが手をあげてくれるかなと待っていました。その中で、横浜FCというのは自分が所属していた、まして自分が引退したクラブですし、僕が選手として始まったのも選手として終わったのも三ツ沢でした。監督としての第一歩も、ありがたいことに三ツ沢なので非常に高揚感はあります。
今日の2部練習は、いろいろなことを選手に伝えたいというのもありました。トレーニングが試合に反映されると思っていますので、選手はもしかしたらはきついかもしれませんが、トレーニングで歯を食いしばって、試合で笑えばいいと思い、2部練習をしました。選手は今頃クラブハウスで文句を言っているかもしれませんね」

Q:引退記者会見の時に「もしかしたら管理人かもしれないけど三ツ沢に戻ってくるかも」とおっしゃっていました。三ツ沢への思いと、この日曜日に三ツ沢に駆けつけるサポーター向けて何を見せたいでしょうか?
「三ツ沢は小さいですけど、臨場感があってサッカー場として素晴らしいし、いろいろな思いが詰まったスタジアム。正直、監督として戻りたいという思いはありましたが、戻れるとは思っていなかったです。日曜日に三ツ沢を見たら、着替えて選手としてプレーしたくなるかもしれません。そうでなくても、トレーニングも選手と一緒にやりながら徐々にコンディションを上げて、ラスト何試合か勝負の時には、今までいないでしょうからプレイングマネージャーとしての出場を虎視眈々と狙っていきたいです(笑)」

以上
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