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【J1:第2節 C大阪 vs G大阪】セルジオソアレス監督(C大阪)記者会見コメント(12.03.17)

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●セルジオソアレス監督(C大阪):

「非常にいいゲームだったと思います。選手たちの高いクオリティが存分に出た、互角の試合だったと思います。最後は我々が選手たちの戦う気持ちを出し続けて、それが勝利につながったということもあり、本当に今日の勝利をうれしく思います」

Q:まず交代の1番手でブランキーニョ選手を下げた理由は? 今週は全員で揃ってトレーニングをすることが少なかったが、そのなかで2点取れたことについては?
「まず1つ目のブランキーニョの交代に関して、後半30分あたりということで、ケンペスの近くでスピードに乗った勝負ができる選手が必要だと思ったので、ブランキーニョを替える決断をしました。U−23日本代表の3人(清武弘嗣、山口螢、扇原貴宏)について、今週は仰られたとおり、彼らを入れたなかで練習を出来る時間というのは、非常に少なかったと思います。ただし、宮崎キャンプから積み重ねてきたもの、大阪に帰ってから日々のトレーニングで積み重ねてきたものを、選手たちがしっかり吸収してくれているという証拠だと思うんです。練習のなかで必要ある部分というのは、我々もしつこいくらいに繰り返して言っていますし、それは日々の練習を南津守グラウンドでご覧になっている皆さんであれば、ご存じのことかなと思います」

Q:今日のケンペス選手のプレーについて、最後貴重な決勝点を決めたものの、それまではコンビネーションがあまり合っていないようだった。彼の起用について、どう考えているか?
「決して我慢をして使ったという意味合いはありません。というのは、我々が1トップ3シャドーという形で戦う以上、1トップのケンペスに負担がかかる、激しいマークを受けるというのは、当然のことだと思います。彼は戦術的に非常に重要な役割を果たしている選手で、1番彼に求めることは、ゴール前でフィニッシュに絡むプレーをするということ。最後の決勝点の部分ではその点がはっきり出ていたと思います」

Q:今日はかなりG大阪側の左サイドをしっかり狙って攻めていたように見えたが、それは作戦だったのか、スカウティングはどれくらいされているのか? 
2つ目は今季C大阪の目標が初タイトルということで、まだチームの連係がしっくり来ていないとは思うが、今後への思いは?
「最初の質問について、仰ったように、G大阪の左サイドの選手は非常に攻撃力があるので、そこを抑えにいくという部分があったと思います。ただし、それはあくまでもゲームの戦術の一部であり、左サイドの丸橋だけではなく、右サイドの酒本もどんどん攻撃に参加をしていました。さらにキム ボギョンが相手の左サイドをどんどんついていくという形で、相手の攻撃力を抑えると。そういった部分は選手たちも理解してくれていたと思います。
この2節で初勝利をあげることができたのは、非常によかったと思います。シーズンがまだ始まったばかりなので、我々も当然優勝候補の一角と十分に言えると思います。今日の勝利は重要なものですが、もっともっと成長して、もっと安定させて、本当の実力をシーズンのなかで養っていかなければ、タイトルに結び付かない。これもみんながしっかりと認識していると思います。今日の勝利をサポーターの方とともに喜び合うことが出来た。これは最高に素晴らしいことなんですが、逆に明日から浮かれることなく、しっかりと地に足をつけて、もう一度初心に戻って戦いを続けていく。これを大事にしたいと思います」

Q:中盤の両ボランチ、山口、扇原について、激しい守備で相手に簡単に攻撃を許していなかったと思うが、彼らの評価と、彼らのチーム内での役割について、どのように見ているか?
「非常にいいパフォーマンスだったと思います。ディフェンスに関しては山口のほうがより能力は高く、激しいマークができる選手だと思いますが、それを存分に出していたと思いますし、さらに扇原も彼らしい激しいディフェンスからしっかりとボールをつなぐという部分が今日の試合でもしっかり出ていたように思います。そして、チームにおける彼らの役割ですが、現代サッカーでボランチに問われるもの、そのものだと思います。というのは、激しいマークをする、相手のボールを奪う、今日彼らがやっていたように、しっかりとボールを前につないで、チャンスがあれば飛び出していく。そういう部分を彼らには求めています。ただし、彼らはまだまだ若くて、成長する余地がある選手だと思いますので、足りない部分はこれからも厳しく要求し続けていきたい」

Q:フリーランニングの質が非常に高いように見受けられたが、かなりチームのなかで意識付けをして選手にそういう指示を出したりしているのか?
「私はボールを持った味方に対して、最低でも2つ、3つのパスコースというのを作らなければいけないと思っています。しかも、その2つ、3つというのは、決して横パスではダメだと思います。前に2つ、3つの選択肢を作ることが大事だと思っています。だから、これは練習のなかから口をすっぱくして言ってきたことなのですが、実際のゲームのなかで縦の動き、相手の最終ラインを崩すための裏を取る動き、そういった意識付けが練習のなかでしっかりできて、選手たちが吸収してくれているからこそ、仰ったようなゲームができたのではないかと思います」

Q:キム ボギョン選手が相手の左サイドを押し込んだという話しがあったが、清武選手とキム ボギョンの位置関係を変えた意図は? 戦術的なものか?
「これは仰ったように、まさしく戦術的な意図によるものです。G大阪の試合を分析したうえで決断したことだが、ディフェンスにおいて、よりタフに激しくマークができるのは、清武、ボギョンのどちらかといえば、やはりボギョンだと思ったのです。だから、相手の左サイドを止めるため、ボギョンをあのサイドでプレーさせる選択をしました。ただ、試合のなかでは、清武、ブランキーニョ、ボギョンの3人とも、自由に動いていいという部分はあるので、3人がうまくポジションを入れ替えながら攻撃は機能したと思うし、相手の左サイドバックを止めるという部分でもうまくできたんじゃないかなと思います」

「(最後に、日本語で)まいど、おおきに!」

以上
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