3月4日（日） 2012 J2リーグ戦 第1節
北九州 1 - 2 徳島　（17:34／本城／3,160人）
得点者：64' キムジョンミン（徳島）、70' 端戸仁（北九州）、87' 津田知宏（徳島）
スカパー！再放送 Ch184 3/5（月）前08:00〜
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●三浦泰年監督（北九州）：
「今日ホームでこういう形で負けたからといって、決してネガティブな試合ではなかったと思います。いままで選手としても、サッカー人としても、数多くの開幕を経験したり見てきたりした中で、このくらいアグレッシブに大胆にサッカーをやって、敗れるというのは気持ちのいいものでもある。僕が経験した開幕の中で非常にいい試合だったんじゃないかなと思っています。
悪天候の中で、スリッピーな中で、自分たちが狙いとするしっかりボールを保持して相手のゴールに繋いでいく、またリズムとテンポを大事にして、ときには時間をかけない、ときにはしっかりキープしながら攻めの形を作っていく。そういうサッカーで特に前半、いい形を作れていたなと思います。後半の試合の展開は難しいものになりましたが、最後まで選手たちは諦めずに戦ってくれたなと思います。
ただ失点のシーンであったり、局面局面で相手に対して恐れる気持ちがちらっと見えたり、またはやるべきところで体が張れなかったり、または弱気の虫なのか、そういうものが少し出たり。そういうシーンはありましたが、それもシーズンを通していくなかで、改善していけるべきものだと思います。戦術的に戦略的には、まずまずなサッカーができたのかなと思っています」

Ｑ：開幕戦を迎えるにあたって選手たちにはどういうことを話したのか？
「選手には特別ではないと言いました。トレーニングの延長にあるものであって、これから長く続いていくシーズンの中で、よく特別という表現をするけれど、決して特別なものではない。そういうふうに伝えました」

Ｑ：新加入選手４名が出場したが、手応えや課題は？
「これからもっともっと戦術理解をしていき、またはギラヴァンツ北九州で起きていること、目指していることにもっともっと感じていかなければいけないのかなと。時間の限られた中で非常に前向きに吸収していっていますし、しっかりした姿勢で取り組んでいます。そういう意味では今後が非常に楽しみだなと思います。きょうは決して新加入で出た選手が悪いパフォーマンスではなかったと思います。ただ、こうしてシーズンが始まってみないと分からないものが選手の中にもあると思います。これから試合を積んでいくごとに、もっともっと彼ららしさを出せるようになっていくでしょうし、ならなくてはいけない。やはり隣の選手との関係であったり、関係性であったり、コンビネーション、もっともっと相手の背後を突く、打開するところのアイデア、イマジネーションというものがもっともっと出せる選手がいると思っていますので、今後もっとしっかりしたコンセプトの中でトレーニングを積んでいかなければいけないなと思っています」

以上