3月4日（日） 2012 J2リーグ戦 第1節
水戸 2 - 1 横浜FC　（13:05／Ｋｓスタ／5,817人）
得点者：10' 大久保哲哉（横浜FC）、42' 小澤司（水戸）、69' 島田祐輝（水戸）
スカパー！再放送 Ch180 3/5（月）前10:00〜
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●尾本敬選手（水戸）
「ロングボールはほとんど加藤が跳ね返してくれました。状況によって、ああいう戦い方になるということはわかっていた。今年は勝ちにこだわることをテーマとしている。どんな形でも勝つ。しっかり守りきれてよかった。僕らとしてはロングボールの競り合いに負けてはいけなかった。なので、勝ててよかった。開幕戦を勝てたのは大きい」

●島田祐輝選手（水戸）
「自分が試合を決められてうれしい。ゴールは昨年からこだわっていた。それが結果につながってよかった。相手より自分たちの方が動けていた。運動量は大事。そういう面で勝てたことがよかった。昨年、一昨年と開幕戦に出られなかったけど、2年とも勝っていた。その流れを変えたくなかった。序盤に押し込まれて失点したけど、我慢して流れを奪い返すことができた。そこから逆転できたのは自信になる」

●西岡謙太選手（水戸）
「開幕戦、勝てたことが大きい。いいスタートを切ることは大事。1点取られても慌てなかった。序盤、横浜FCが前からプレスをかけてきた。ロングボールを入れて、セカンドボールを拾って攻めようと思ったけど、なかなかうまくいかなかった。ただ、それでも慌てることはなかった。その後、相手の運動量が落ちたし、そこからペースを握れた。押し込まれている中、下を向いている選手はいなかった。ピッチの中でコミュニケーションが取れていたし、声を出し合えていた。そこは成長している部分。ただ、もっと高めていきたい」

●輪湖直樹選手（水戸）
「勝利はうれしいけど、個人的には反省点が多い。簡単なところを簡単にプレーできなかった。序盤、相手が厳しくプレスをかけてきて、できれば自分のところで落ち着かせたかったけど、アタフタしてしまった。さらに失点に絡んでしまった。チームとして修正するのが難しかった。ただ、それでも耐える力が必要。あそこは無失点でいきたかった。ただ、失点してズルズルいかなかった。立て直して、2点取る力があることは証明できた。これは今後の原動力となる。後半はサイドで主導権を握れた。そこは自分を起用してもらっている意義でもある。当然のことです。得点の場面も自分のよさを出せた。もっとああいう場面を増やしたい。ただ、まだ42分の1。これから継続していかないといけない」

●本間幸司選手（水戸）
「苦しい時間はあったけど、後半は切り替えて、球際で厳しく行けるようになったし、体を張ってプレーできた。選手交代も意図がよくわかった。試合を進めやすかった。今年は勝利にこだわることがテーマ。逆転できたということは、弱いチームではないということ。底力を感じた。ただ、失点したのは課題。あの時間に点を取られるのはよくない。もっと守備のところを修正したい。開幕戦で勝つことは大事。ただ、勝って気が緩むことはない。これからさらに上を目指して戦っていく。そのためにも、まだ足りないところが多い。練習からさらに激しい競争をして高め合っていかないといけない。みんなで強いホーリーホックを作っていきたい」

●小澤司選手（水戸）
「自分で点を取れてよかった。昨年デビュー戦でゴールを取れたし、節目でゴールを取れている。（運を）持っているかもしれないですね（笑）。1点取って、雰囲気がガラッと変わった。そこから自分たちのリズムでゲームを進められた。泥臭くても勝利にこだわった。今年、プロ2年目、ガムシャラさの中にも冷静さを持ってプレーしたい。特に守備面を頑張っていきたい」

●杉山新選手（横浜FC）
「（開幕戦ということもあり）最初はノーリスクというか、お互い蹴り込む感じでしたけれども、うちが先手を取れて支配できたとは思います。ただ僕のミスから失点してから、後半も含めて水戸に勢いがついてしまった。失点はチームではなく僕個人のミスで、そういうミスをなくさないと前にも出て行けない。このミスの反省をどう生かすかが僕自身の課題。後半はボール回しができなかったし、前を4枚にしてもセカンドボールが拾えなかったし、難しかった」

●大久保哲哉選手（横浜FC）
「ゴールは決めたけれども、負けてしまったので…。もったいない試合という印象です。前半30分まではよかったと思うんですが、それから相手の時間帯になった。そこで我慢できればよかったんですが、あそこで失点して相手に勢いを与えてしまった。全体的に距離が遠くなったので、前でキープできなかった。（田原）豊が入ったときに、僕が少し下がって段差をつけられれば良かったとは思います。まだ1戦目なので下向いていても仕方がないし、次に勝たなければいけない」

●野崎陽介選手（横浜FC）
「前半はわりあいボールを回せて、サイドも高い位置を取れていたんですが、後半は攻め急いでいた部分があって、相手も蹴ってきて良さが出なかった。相手に合わせる感じも多かったと思う。後半あったようなサイドをえぐるシーンを何度もやりたいんですが、なかなかボールがつながらなかったので…。前半のプレーをたくさんできるようにチームでやっていかないといけない」

●阿部巧選手（横浜FC）
「自分たちのサッカーが出せなかったという部分もあるし、一方でグラウンド状態を考えるといつものようにつなげるかというとそうでもない。ただ、ロングボールが多くなりすぎて、間が空いて、つなげなくなってしまったとは思います。そういうロングパスとショートパスの使い分けができなかったし、ロングボールだけの時間が長すぎた。その修正ができないうちに失点してしまった。42分に失点したというのも問題で、悪いサッカーながら1−0で折り返せれば、自分たちのサッカーのリズムに戻せたとも思う」

●渡邉将基選手（横浜ＦＣ）
「もったいない試合です。相手の攻撃はそれほど怖くないけどハマったし、情けないです。ラインコントロールは終始やっていたんですが、我々のボールの取られ方が悪くて、そこで守備のリズムが悪くなった。最初の失点シーンもそうですが、横パスと後ろのパスが多くて相手に詰められてしまうので、自ら招いているような感じです。ここはみんなで解決しようとしていて、縦パスを入れるところが改善点です。あと、ロングボールが多くなって、間が空いて、その分ボランチが前がかりになってしまった。そのバランスは修正したい」

以上