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【レッツゴー!ACL】3月7日に柏が戦うブリーラム・ユナイテッド(タイ)のチーム&注目選手紹介(12.03.07)

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・3月7日(水)18:30 ブリラムvs柏(ブリーラムスタジアム)
※タイへのアクセスについてはこちらから!
※バンコクからスタジアムまでのアクセスは後ほど掲載します。

まずは、近年成長著しく、2月17日にJリーグとパートナーシップ協定を結んだタイプレミアリーグについて。タイのプロリーグは、Div2→Div1→タイプレミアリーグと3部構成となっている。Div-2は全76チームが5つの地域毎でのリーグを行い、上位が決勝リーグを行うシステム、Div-1は、タイ全土を舞台とし、全18チームがホーム&アウェイでリーグを行う。そしてタイ最高峰のリーグがタイプレミアリーグとなり、全18チームがホーム&アウェイでリーグを戦う。全112のクラブがひしめくのがタイのプロサッカーリーグだ。そしてタイに於ける3大タイトルは、タイプレミアリーグ、FAカップ、TOYOTAリーグカップで、日本に置き換えると、Jリーグ、天皇杯、ヤマザキナビスコカップといったところだ。また、シーズン開幕直前に、前年度タイプレミアリーグチャンピオンと前年度FAカップチャンピオンが戦うカップ戦が存在する。これは日本ではFUJI XEROXスーパーカップと同じ位置付けである。そしてブリラムは、2011年シーズン、リーグ、FAカップ、TOYOTAリーグカップの3冠に輝き、完全勝利を果たした。

またタイのACLへの出場権は2012シーズンから1.5枠が割り当てられており、タイプレミアリーグチャンピオンがACLに自動的に出場。FAカップのチャンピオンがプレーオフに進出することになっている。しかし、2011年はブリラムが両大会で優勝した為、リーグ2位だったチョンブリFCがプレーオフに進出した。しかし2月18日に浦項で行われたプレーオフでチョンブリは0-2で敗戦してしまった。

2011シーズンのタイプレミアリーグを制覇したブリラムは勝点85、得点64、失点15で2位となったチョンブリFCは、勝点69、得点60、失点30だったので2位に勝点差16という大差をつけ、圧倒的な強さで優勝を飾った。2011シーズン公式戦で負けた試合は、たったの2試合であることからしてもチームの圧倒的強さが分かる。(リーグ戦でシーサケットFCに1敗、TOYOTAリーグカップでチョンブリFCに1敗(但し、この大会はホーム&アウェイ方式でアウェイゴール数上回り2戦合計でチョンブリに勝利)

1試合平均1.88得点、0.44失点で、あり安定した守備をベースに、しっかり得点を奪うチームだ。タイプレミアリーグのクラブとしては珍しくコンパクトな布陣で戦い、ボールを奪われた後のアプローチが非常に早く、前線中盤問わず精力的な守備をしてくる。また、最終ラインも非常にバランスが良く、その壁を打ち破るのはJリーグ優勝クラブといえども並大抵では無い思われる。

また、試合前に必ず選手・監督・コーチ・スタッフ全員がサポーターの前に行き、全員で肩を組み、スタンドのみんなと一緒にクラブのテーマソングを歌って、試合に臨む。スタンドでは、ブリラムカラーのシャツを着て応援するサポーターは、9割以上とも言われ、その雰囲気は、まさに、12番目のプレーヤー。ブリラムの強さの秘訣の一つとして、サポーターとクラブの一体感があげられる。

■注目選手紹介

●Frank Ohandza FW カメルーン 20歳
リーグ得点王(19得点)とベスト11に選出された、U-20カメルーン代表。特徴は、スペースへの動き出しのタイミングや爆発的スピードそして敵を背負った時にも負け無い屈強なボディーバランス。またキックモーションが非常に早く、そのパンチ力が魅力の選手だ。角度の無い所、敵に囲まれてスペースが無い所、どんな態勢でも強引にゴールを狙う姿は、まさにゴールハンター。試合終盤でも衰えない運動量と試合終了のホイッスルが鳴るまで諦めない姿勢は、チーム躍進の原動力となっている。

●Jakkaphan Kaewprom MF タイ 23歳
タイプレミアリーグベスト11に選出されたタイ代表の選手。攻守の切り替えが早く、中盤のしつこい守備で相手の攻撃を素早く摘む、地味だが試合において非常に利いている選手。W杯アジア3次予選のタイ代表として全試合フル出場をし、タイを代表する守備的MFとしても活躍中。

●本田慎之介選手 DF 日本 21歳
昨年までジュビロ磐田に所属し、今オフに加入。高さと上手さ、そしてファイティングスピリットを備えた選手としてタイでは報道されている。タイプレミアリーグにおいても今シーズン注目の移籍とされており、選手としてステップアップを目指す。ACLの日本人対決としても注目をされている。

Reported by 沖本辰也
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