☆清水:2012エスパルスシーズンシート　3/5最終締め切り！
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◆練習試合（14:00〜　鹿児島ふれあいスポーツランド）　
清水 2-0 城南

清水エスパルスの鹿児島キャンプ6日目は、韓国の強豪・城南一和との練習試合。城南といえば、1月26日の香港での試合（アジアチャレンジカップ2012）で1-5の大敗を喫した相手。その時は清水が始動直後でまだ身体が動かず、内容的にも完敗だったが、今度はチーム状態も大きく変わっているため、3週間でどれだけチームが進歩したかを知るには絶好の対戦相手だった。

もちろん選手たちには1月の悔しさを晴らしたいという思いもあり、集中力の高い良い入り方を見せた清水は、序盤から試合の主導権を握っていく。城南のプレッシャーは早く、ボディコンタクトも非常に激しかったが、その中でも清水の選手たちはしっかりとボールをキープし、パスをつないでいった。その姿は、1月中の試合とは見違えるようで、チームが確実にステップアップしていることを印象づけた。
アメリカでケガを治療中の小野伸二に代わってキャプテンマークをつける高原直泰は、次のように語る。
「個人個人のコンディションも少しずつ良くなっていると思うし、自分たちがどういうサッカーをするかというイメージが1人ずつはっきりしてきて、ポジションごとの役割というのも明確になってきていると思う。だいぶコンパクトにやれたし、ボールを失った後の全体の反応も良かったと思う。今日も良い場面が何回かできたと思うし、それを継続してしっかりとやっていきたい」
その言葉通り、ボールを奪われた後でもすぐに奪い返す場面が多く、相手ゴールに迫るシーンも徐々に増えた。そして、前半18分にセットプレーのこぼれ球からアレックスが右足で決めて先制。さらに前半36分には、大前元紀の右FKから平岡康裕が頭で決めてリードを2点に広げた。

ただ、自分たちの思うようにならない展開に城南の選手たちのイライラが増し、ファウルがかなり激しくなって、前半のうちにイエローカード2枚で退場者が出る（城南）始末。高木俊幸と姜成浩が足を削られてハーフタイムで交代し、後半はさらに試合が荒れ始めたため、ゴトビ監督の提案により両監督が話し合い、ケガ人を増やさないために後半15分の時点で試合の打ち切りが決定された。
少し後味の悪い終わり方で、白崎凌兵や小林大悟の出番もあるはずだったが、それも見られなかったのは残念なところ。しかし、内容的には非常に手応えのあったゲームであることは間違いない。
「前線からコンパクトに良い追い方ができて、後ろでそのこぼれ球を狙うことができた。キャンプで疲れている中でもチームとして守れていたし、攻撃でも良い距離感でボールを回せている。ボールを取られた後のことも考えたポジショニングができているので、悪い取られ方をしても焦らずに守れていると思う」（平岡康裕）

もちろん、開幕に向けてはまだまだ精度や質を上げていかなければならない部分が多いが、やっている方向性の正しさと成果は確認することができた。これで日曜日（19日）のプレシーズンマッチ＝鹿児島での静岡ダービーも、非常に楽しみになってくる。

以上

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2012シーズンキックオフ！
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日（土）13：35キックオフ／国立
柏レイソル vs FC東京

※同日開催　NEXT GENERATION MATCH
10：40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】

2012.02.16 Reported by 前島芳雄