★2012シーズン始動!ニューカマー・レコメンド
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「これまでのキャリアの中で一番不甲斐ないものでした」。
リハビリに長い時間を費やし、定位置を掴めず終わった昨季は、全くもって不本意な一年だった。磐田加入2年目のシーズンは序盤からつまづく。リーグ戦開幕直後の練習試合で左足を負傷。4月中旬に一度は復帰したものの、復帰直後の練習試合で再び左足を負傷し、オペ。長期離脱を余儀なくされた。
戦列に戻ってきたのは夏。公式戦復帰は思わぬ形でやってくる。8月、古巣・柏とのホームゲームで復帰後初めてベンチ入りすると後半途中に突然出番が回ってきた。負傷交代した藤田義明に代わり、10年のリーグ最終戦以来となる公式戦出場。磐田加入後初の公式戦となった2010年8月の大宮戦からおよそ1年。あの時と同じく途中出場という形で実戦の舞台に戻ってきた。大量リードにも助けられ堅実なプレーでゲームを締め括ると試合後、「年に1度の恒例行事というわけではないんですけど(苦笑)」と表情を緩めた。無論、特別な思いがなかったわけではない。「このまま引退するかもしれないという思いもありました」。サッカー人生を左右しかねない大きなアクシデントを乗り越え、またひとつたくましくなった。
しかしながら、その“代償”が大きかったことも事実である。前半戦を棒に振ったこともあり、最後までバックアッパーの域を出ることはなかった。ただし、その中で“らしさ”を見せたゲームもあった。ハイライトはヤマザキナビスコカップ2回戦の仙台戦である。Jリーグ屈指の高さ、強さを誇る赤嶺真吾を封じるべく、柳下正明監督は迷わず古賀の先発起用を決断。大役を任せられた古賀も2戦とも無失点で乗り切り、見事期待に応えた。同様にリーグ第32節・甲府戦でも先発。残留争いの中、是が非でも勝利がほしい甲府をホームに迎えた一戦でハーフナー マイクをシャットアウト。いずれも強靭なフィジカルを持つ彼にしかできない仕事だった。
リーグ最終節のホーム・川崎F戦にも先発し、勝利で昨季を締め括った。しかしながら、“有終の美”とは無縁である。試合後、シーズンを締め括るセレモニーが始まる直前までピッチを指差し、チームメイトと話し込んでいた。ジュニーニョに突破を許した失点シーンを振り返っていたという。冒頭の言葉にもあるように思うような一年にはならなかった。だが、そのことがサッカーへの“欲”をより一層深めることにつながったかもしれない。失った時間を取り戻す挑戦が生まれ故郷である福岡で始まる。
以上
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2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京
※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】
2012.02.16 Reported by 南間健治
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