本日、富山市内にてカターレ富山の新体制・新加入選手記者会見が行われました。発表会での出席者のコメントは以下のとおりです。
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※会見冒頭のコメントはこちら
Q:安間監督に質問。昨季は「一歩一歩」をスローガンにチームづくりをしたが、今季はどのように進めていくのか?
「会社側と一緒にスローガンを決める時には、動きのある、前に進んでいくイメージのものにしようと話した。新しい一歩というよりも、次なる一歩であり、継続してやっていきたい。今までやってきたことに対して次の一歩が始まるという感覚。新たに始めるようなことは特にはない。選手にも『オフとはいってもインターバルの状態、少し休憩した状態であって、また始めるぞ』と伝えていた。純粋に次の一歩を踏み出したい」
Q:安間監督に質問。他クラブには大幅な選手入れ替えを行っているところもある中で富山の新加入は5人と少なめ。その狙いは?
「確かに大幅な選手補強をしているチームは多い。そうしなくて済んだ要因として、カターレという会社が選手に誠意をもって接してくれたことがある。例をあげると最終ラインの福田と池端が引き抜かれていたら2人ではなく4人の獲得が必要だったかもしれない。ほかのクラブからも声が掛かるような選手がここでやりたいと決意し、それに対して誠意を尽くしてくれたことで新加入の人数が増えずに済んだ。
新加入の5人は、チームが次の一歩に進むために必要な選手。昨季の数字が示すように得点はやはり足りない。決定機の数はそう少なくはないので、チャンスでゴールをしっかり決めてくれる選手、ゴールを演出してくれる選手が必要だった。そこをしっかりと補強できた。昨季はドリブルが少なかったが、山瀬はしっかり攻撃に色をつけてくれると思う。西川も2列目から得点に絡んでくれるだろう。(木村)勝太は得点感覚のあるストライカー。さらにチャンスを増やすために明堂もクロスを上げてくれると思う。天皇杯で決勝まで戦った(加藤)弘堅は後ろでゲームを作るだけでなく、もっとラストパスなど最後の味付けができる選手だと思っている。課題に対してピンポイントかつ、多彩な選手を補強できた」
Q:安間監督に質問。先ほど話した『夢をみてもよい』とは6位以内に入ってプレーオフに進みJ1を目指すということか?
「どう考えても無理な目標を立てるチームはある。わたしたちは現実を踏まえてやっていくなかで、そこが見えてくればよいなと思っている」
Q:監督は昨年をベースにして今季10位になるためのプラスαをどこに求めるのか?
「確かにプラスαがなければ成し遂げられない目標だ。昨季のメンバーが全力でやってくれたからこそ、次のステップに行くために必要なことが見えてきた。それは簡単に言えば得点。そこを上げていかないと勝てないし、勝点も入ってこない。その点では、今ここに出席している新加入のメンバーの働きが重要になってくる。
走ることはしっかりできるようになり熱をもったサッカーがやれるようになった。次は質の部分をもっともっと要求していきたい」
Q:監督自身はどんな思いを胸に戦っていくのか?
「情熱をもってやっていきたい。天皇杯の16強にJ2の6チームが勝ち上がり、決勝戦がJ2同士であったことが示すように、J2は混戦のリーグ。熱意をもってやらなければ戦えない。情熱を持ち、現実と向き合いながら一つずつやっていきたい。そのうえで、これだけの選手がいるわけで、一番大事なのは信頼関係だと考えている」
Q:新加入の選手に質問。自身のアピールポイントはどこか?
●木村勝太選手
「昨季はJFLでプレーしていた。J2は以前に経験があるとは言え、一からスタートする気持ちでがむしゃらにやっていきたい。攻撃に参加してボールに絡んだ時を見てほしい」
●明堂和也選手
「富山県出身ということでいろんな方から応援してもらい、期待されていると思う。それに応えられるプレーを1年通してやりたい。サイドでの攻防をはじめ攻守両面で存在感を放てるように頑張りたい」
●山瀬幸宏選手
「攻撃的なところ。具体的に挙げるならミドルシュートです」
●西川優大選手
「前からのチェイシングや裏への飛び出し、まわりとのコンビネーションなどを見てほしい」
●加藤弘堅選手
「ゲームを読む力です。先ほど安間さんから可能性を秘めている言ってもらえたので、ゴールに絡んで結果を残せるように成長し、自分自身のアピールポイントにしていきたい」
Q清原社長に伺いたい。入場者数を増加させるための具体的な方策は?
「昨季の入場者数3275人はクラブの実力を示していると思っている。スポンサーメリットとして招待している方を除くと、チケットを買って来場いただいているお客さんの数はさらに少ない。現在、子供の来場者は300人前後とみており、今季発行する「ジュニアドリームパス」によってこれを2倍の600人から1000人ぐらいにまで増やしたい。
有料入場者数を増やすにはさらに工夫がいる。カターレの試合に魅力を感じてもらい、さらにはカターレが家族の中で世代を超えた共通の話題になり、日常生活の中にカターレが自然と出てくるようになれば富山の文化も変わってくると思う。そこから作り上げていきたいと思う。フロント、チームで力を合わせて富山の雰囲気を変えていきたい。
過去3年の反省点としてホームゲーム開催の基本情報の告知が不十分であった。いつ、どこで、どのチームと対戦し、チケットはどこで買え、スタジアムへのアクセスはどうなっているのか。それをいかに積極的に情報発信していくのか、使用するツールや発信のタイミングなどから見直したい。フロントスタッフ全員で知恵を絞り、新シーズンに向けて周到に準備を進めたい」
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以上
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■FUJI XEROX SUPER CUP 2012
2012年3月3日(土) 13:35キックオフ/国立
柏レイソルvsFC東京
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