本日、昭和音楽大学「テアトロジーリオショウワ」にて川崎フロンターレの新体制発表会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
☆川崎:後援会会員限定!2012シーズンチケット発売中!
☆2012シーズンもスカパー!はJ1・J2リーグ戦を全試合放送!
----------
●武田信平社長:
「みなさんこんにちは。
フロンターレの武田でございます。日頃からフロンターレに対しまして、たくさんの支援とご声援をいただきまして本当にありがとうございます。また、今日は非常に寒い中、非常にたくさんの方にお越しいただいて、大変ありがとうございます。重ねて御礼申し上げます。
そして、今日の会場。テアトロ・ジーリオ・ショウワを貸して頂きました、昭和音楽大学の皆様。そして先ほど素晴らしい合唱を聴かせて頂きました、昭和音大の卒業生の皆様と、麻生合唱団の皆様、本当にありがとうございました。大変感激しました。スポーツと音楽の街、川崎に相応しい、演奏だったと思います。ほんとうにありがとうございます。
すみません、ここからは着座にてご挨拶させていただくことをお許し下さい。
毎年、この新体制発表会見というものを行なっていますが、毎回毎回大変緊張します。大きな期待と、小さな不安。これが逆転しますと大変なんですが、大きな期待でございますので、ぜひ皆さんご安心ください。さて昨年は、キャンプ中の新燃岳の噴火に始まりまして、開幕直後の東日本大震災。そしてその後の超大型台風による洪水等々ですね、非常に自然災害に見舞われた年でした。お亡くなりになられた皆様には心からご冥福をお祈りしたいと思います。そして1日でも早い復興と、被災者の皆さまがが安寧に暮らせる生活というものを心からお祈りしたいと思います。
私達も、支援の気持ちを忘れないように、風化させないように今後とも活動は継続してまいるつもりです。皆様にもどうぞ、ご協力をお願いしたいと思います。
次に、フロンターレでございますが、先ほど市長さんからもお話がありましたとおり、昨年は本当に低迷した年でした。リーグ戦では11位と大変後退しましたし、ナビスコカップ、天皇杯におきましてもなかなかいい成績が出せず、誠にまあ情けない、悔しい思いのシーズンでした。このような成績でみなさまの期待を大きく裏切ることになってしまいましたことを、心からお詫びしたいと思っています。
リーグ戦では8連敗という過去に経験したことのないような屈辱を味わったわけですが、この8連敗によって降格の危機に入ったわけです。しかしながらここにおられる皆様をはじめとして、多くの方の暖かい、熱い応援のおかげでJ1に踏みとどまることが出来ました。本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
次に今シーズンになりますが、今シーズンは昨シーズンの成績を引きずること無く優勝を目指して戦いたいと思います。昨年が11位なのに優勝なんてのはどういうことだと、夢の様な事を語ってるんじゃないかと。もう少し足元を見て行きなさい、というご意見もあるかと思います。しかしながら、私は志は常に高く持ちたいと思っています。目標を下げてしまいますと、人というのはそれ以上の成長というのはないんじゃないでしょうか。常に高い目標を掲げて、そこにチャレンジし、努力することによって成長すると、そう思います。そいうことから、今年も優勝という目標を掲げて戦ってまいりたいと思います。
昨年のチームの解散式の時に、このチームの不振の原因をしっかりと究明して今シーズンに向けてそれを解決するよう、最大限の努力をしてもらいたい。そして、みんなで念願のタイトルを取ろうじゃないかという話をしました。このオフシーズンの中でしっかりとそれを考えて、25日から始まる練習ではその課題を解決するために一生懸命やってくれるものと思っています。
それから優勝に向けて大事な事がございます。それは気持ちの持ち方だと思っています。優勝するためにはチームの全員が、クラブの全員が気持ちを1つにして強い闘争心で戦っていかなければ、優勝というのは取れないと思います。個々人がいかに素晴らしい技術戦術を持っていたとしても、それをひとつに纏めることができなければ、大きな力になることはないと思います。
心も、体も1つにして、全員のパワーを勝利という一点に集中させて、強い気持ちで戦って行かなければ、優勝というものは勝ち取れません。今のフロンターレにはそれが一番必要なんじゃないかなと思っています。この思いを、『一体感』という言葉に込めまして、今年のキャッチフレーズにしました。ファン、サポーター、それからスポンサーの皆様を含めまして、フロンターレを応援してくださるすべての皆様にも私達と一緒に結束をしていただいて、より大きな『一体感』パワーとして戦って行きたいと、思います。
それから選手の補強でございますが、昨年の戦いを振り返りますと決定力不足。そして失点の多さという課題が大きくクローズアップされました。この課題に対し、センターラインの強化に今年は取り組んでいます。そしてその役目を担ってくれる選手たちが今日ここに勢ぞろいしています。エキサイティングな試合を展開して優勝に貢献してくれると確信をしております。今日このあと挨拶がありますが、顔を見ていただければその決意が伝わってくると思います。
それから等々力陸上競技場の事ですが、昨年の新体制発表会に置きまして、等々力の改築について具体化させてくださいと、阿部市長さんにお願いしましたところ、昨年の話にもあったように、今年のシーズンオフになると思いますが、第1期工事としてメインスタンドの改修に入ります。阿部市長本当にありがとうございました。慣れ親しんだ競技場で戦うのはそういう意味では今年が最後になります。この競技場へのお礼を込めて、思う存分戦いたいと思います。
それから今まではちょっと、比較的固い話題でしたが、ここで少し楽しい話題を1つお話したいと思います。それは、今年のホーム開幕戦、の時にどなたを始球式にお呼びするかということです。いつものように私は簡単にはお話ししません。もちろん川崎在住の方です。今は引退されていますが、現役時代はトップアスリートとして大活躍。大スターと言ってよろしいかと思います。わかりますか!
それでは私、ここで独り言を言いたいと思います。ハラボウ、あれは奥さんだったかな。間違っては困りますよ。トップアスリートですからね。
そろそろ、締めというか結びの時間ですね。勝利への執念を皆さんと共に一体感のパワーとして1つに集約して、優勝に向けて一緒に戦ってまいりたいと思います。それから地域密着の活動、それから被災地の支援活動でも一体感の精神で進んでまいりたいと思います。今シーズンも皆様の熱い応援と結束をお願いしまして、私からの挨拶とします。どうもありがとうございました」
●庄子春男 取締役強化本部長:
「みなさん、こんにちは。
ただいま、紹介頂きました庄子でございます。まず昨年の話になりますが、皆様から多くの支援、ご声援をいただきましたが、リーグ戦を始め、ナビスコカップ、天皇杯、皆さんの期待に応えられるような成績を残せなかった事を非常に申し訳なく思っています。
今年は、昨年の苦い、悔しい思いをバネにして、再びタイトル獲得というものを目指して、一生懸命戦うという事に尽きると思います。そういう覚悟でこれまで準備してきました。
それでは、今シーズンの教化育成普及についてお話させて頂きます。着席してお話させて頂きます。
最初に、強化についてお話したいと思います。昨年は、これまでの攻撃的なサッカーを継続しながら失点も抑えましょう、というチームを目指してスタートしました。しかし結果はみなさん御存知かと思いますが、得点は52、これはリーグ7番目です。失点は53。こちらはリーグを降格した3チームの次、下から4番目という結果でした。ただ、もう少し細かいデータを見ますと、打ったシュートは499本ということで、リーグトップです。逆に打たれたシュートは399本という事で、これは鹿島アントラーズ、柏レイソルに次いで3番目に少ないデータでした。
これらのデータというのはですね、昨年の戦いというのが顕著に出ていると思います。シュートの精度。引いた相手をなかなか崩せず、得点できないという状況。また、逆に相手の攻撃に抵抗できず簡単に失点してしまうと、いうゲームが多々あったと思います。優位に進めながら勝ち切れないゲーム。数多くありました。ですから今年は得点力のアップと粘り強い守備力の向上というのが大きな課題であると考えています。
またこのような課題に加えまして、昨年はけが人が同じ時期に多数出ました。それで成績が伸びなかったということがありましたので、選手層も不振の原因の1つだったかなと考えました。これらを踏まえまして、今年は60点得点以上、の得点をできる攻撃的なサッカーというものの復活と、簡単に失点しないチームというものを目指して選手とスタッフの編成に取り組みました。まず選手ですが、各ポジションにセンターラインを強く厚くするために選手補強を行いました。最初に攻撃陣ですが、ポイントはどんな相手でもゴールをこじ開けられるような選手、という事に的を絞って、FWにですねブラジルのコリチーバから、レナト選手。セレッソ大阪から小松選手を獲得しました。
次に守備陣。こちらのポイントは、スピード、高さ、相手の色々なストロングポイントに対応できる選手を獲得しようということで、CBにブラジルのコリチーバからジェシ選手。京都から森下選手。あと守備的なポジションがどこでもできる万能選手として、グレミオからレネ・サントス選手。
また、ディフェンスの最後の砦として代表経験のあるGK西部洋平選手を、湘南から獲得しました。これら、6名の選手は所属クラブからの慰留だとか、他のクラブからの競合もあったんですが、そういう状況の中でもフロンターレを選んでくれました。
以上のように移籍選手については攻撃陣、守備陣ともに即戦力として期待できる選手を補強できたと思っています。
また、他にも昨年ユニバーシアードで優勝したんですが、それにも貢献しましたGK、高木選手を明治大学から。また、他のJクラブからも注目されていた選手なんですが、大阪桐蔭高校から田中選手。非常にレベルの高い将来性のある選手を獲得することができました。これに愛媛からレンタルで戻りました杉浦選手を加え、今年は30名で戦って参ります。
続いてスタッフについて述べたいと思います。
今年は新たな相馬体制として戦ってまいります。昨年は相馬監督にとって様々な経験から気づいたもの学んだものなど数多くあったと思います。それを元に、すでに監督は選手個人個人と面談を実施して2年目に掛ける意気込みがすごく感じられます。今年はやってくれると確信しております。さらに今年はコーチングスタッフとして、望月コーチ、菊池コーチの2名を招聘しました。ふたりとも指導者としての経験も豊富で、その人間性も含めてしっかりと相馬監督を支えてくれるはずです。
続いて、普及育成についてお話しします。
フロンターレのアカデミーのレベルアップという事で、2006年にU10を立ち上げました。その世代が今年は高校1年になりまして、ユースの方に昇格します。U15の代表にも何人か選ばれるような選手も出てきておりまして、非常に優秀な選手を輩出してきております。このような人材をトップチームにぜひ繋げられるよう、高畠ダイレクターを中心に継続して強化に努めてまいりたいと思います。
次に、普及活動ですが、地域とのふれあいを第一歩は、スクールを始めとした普及活動にあると思います。サッカーに興味関心をもってもらうことが、地域に愛されるクラブへのスタートであると考えます。継続して推進してまいりたいと、思います。
最後に、本日は新体制発表という事で、2012年のシーズンに向けてここからスタートいたします。クラブのスローガンである一体感というものを、フロントスタッフ、現場スタッフ、選手で保ちながら、また皆様との一体感、というものを大切にしながら、努力していく所存であります。引き続き皆様のご支援ご声援をお願い申し上げまして、挨拶とさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました」
(2)へ続く
----------
2012シーズンキックオフ!
FUJI XEROX SUPER CUP 2012
3月3日(土)13:35キックオフ/国立
柏レイソル vs FC東京
※同日開催 NEXT GENERATION MATCH
10:40キックオフ
U−18Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
※チケット好評発売中詳細は【こちら】
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- 2024J2昇格プレーオフ
- J3・JFL入れ替え戦
- bluelock2024
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off