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【第91回天皇杯 決勝直前レポート】京都:12月30日練習後のコメント(11.12.30)

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◆1月1日(日)第91回天皇杯 準決勝 京都 vs F東京(14:00KICK OFF/国立)
★第91回天皇杯特集
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●大木武監督(京都):
Q:F東京の映像は?
「今日、バスで選手には見せました。でももうリーグ戦で2回対戦していますし、ざっと見るとそんなに(シーズン中と)大きく変わっていないと思います」

Q:リーグ戦の2回の対戦では、どちらも大敗を喫していますが、その時よりも京都の出来は違うと思いますか?
「どうでしょうね。ぜひ良くなっていると願いたいですね。ただ、決して1−6で負けた時の出来が悪かったとは思いません。1−4の時のゲームはダメでしたが…」

Q:その1−6の試合では、前半は非常に内容は良かった。その良い時の時間をどれだけ伸ばせるかが今回のポイントとなりますか?
「別ものと考えていいのではないでしょうか。もちろんやっていることは続けてきたことをやるだけですけど、あの時のゲームにそこまでこだわる必要はないと思います。F・マリノス戦の前にも言いましたが、天皇杯というのは別の大会ですから」

Q:120分間の試合だったということで、疲労の心配は?
「ないです」

Q:決勝ということで、選手たちにプレッシャーは?
「プレッシャーはあるでしょうし、ない方がおかしいと思います。だから、それを僕がどうするかではなく、自分がそこをどう処理していくのかが大切です。僕は、経験していることが必ずしも良いこととは思いませんが、こういう経験というのはやっぱりした方が良いと思います。例えば、取材も普段はこんなに来ないのが、こうしてたくさん来て、その中で何を答えるのか、話すのか、というのも1つですよね。自分の言ったことがどういう文章になるのかなど、すべて勉強ですので、そうしたことを感じてほしいです」

Q:監督ご自身、ここまできて心境の変化は?
「変化はないですけど、やっぱり嬉しいですよね。サッカー人として、1月1日にサッカーができるというのは幸せなことだと思います。選手に感謝するしかないです」

Q:決勝戦へ向けて、特別選手たちに話したことは?
「まだ仕事は終わっていないと。サッカーを『仕事』というのは、すごく憚られるのですが、でも『仕事』は終わっていない。仕事というのは、やり終えて『仕事』だと。F・マリノスとのゲームは終わった。でも、天皇杯という『仕事』はまだ終わっていないという話をしました」

Q:明日、チーム全員が東京に来て練習するとのことですが?
「できればその方が良いですね。体調不良だってあるかもしれませんし、ケガも出てくるかもしれませんから。それをクラブがOKだと言ってくれたので」

●工藤浩平選手(京都):
Q:チームの雰囲気は?
「昨日のゲームもそうでしたし、ここのところ数試合は雰囲気も非常に良くて、勝ってきていることでそれもまたさらに良くなっているという感じがしています。ただ、それは相手のF東京も同じだと思います」
 
Q:チームの中では、負けないという雰囲気が出ているのでは?
「山形戦も2点のビハインドを取り返せたし、昨日も追いつかれてからまた勝ちきるということで、みんな自信をもってやれている。自分たちのやるべきことをしっかりやれば結果が出るという形が今は本当にできている。あと1試合ですし、最後までそれを継続してやっていきたいです。
本当に、あと1試合じゃなくて、まだまだもっと試合がやりたいぐらいの試合がしたい。悔いがないよう、みんなで最後に笑って終われたならと思います」

Q:疲労の部分は?
「ないことはないですけど、それは相手も一緒ですし、関係ないですね」

Q:ここまで勝ち続けられている理由は、大木監督のサッカーが浸透してきた証拠でしょうか?
「ずっと継続してきたことが、ピッチで表現できるようになってきて、それが結果につながっているので自信をもってやれている。それがまたトレーニングにも影響して、良いトレーニングができているという良い循環になっていると思います」

Q:決勝がJ2同士だということについては?
「あまり関係ないですね。個人的にも今季のリーグ戦でも僕は2試合ともF東京戦には出ていないので、やりにくい・やりやすいというのもありません。F東京も京都もJ1にいたクラブという意味でも、特別な意識はないです」

●安藤淳選手(京都):
Q:昨日の試合について
「試合前も試合途中も延長に入る前も、すごい良い雰囲気で楽しく試合はできました」

Q:勝ったあとは、ものすごく盛り上がったのでは?
「たしかにそうでしたが、でも、次の決勝で勝たないと何も残らないので、すぐみんな次に切り替えています」

●久保裕也選手(京都):
Q:チームのムードはすごく盛り上がっているのでは?
「昨日はそうでしたけど、もう次に向かって切り替えて、次も絶対に勝てるように良い準備をしていきたいです」

Q:決勝点も決めて、周りの反応も大きかったのでは?
「そうですね。メールとかをたくさんもらいました」

Q:決勝に行く、F・マリノスに勝ったという喜びがジワジワ沸いてきているのでは?
「昨日勝った瞬間は嬉しかったですけど、今日はもうないです。切り替えています」

Q:F東京とはリーグ戦で2回対戦していますが、一番の強さはどこだと思いますか?
「個人がしっかりしていると思います。特にDFラインは強くて、僕的には何もできなかったというイメージがあります」

Q:注目度も高く、京都のサッカーをアピールするのに非常に良い場となると思いますが、そうした意識は?
「全国の人が注目しているので、こんなチャンスはないと思います。しっかりと自分たちのサッカーをやって、勝てたら一番良いと思います」

Q:「あと1試合ではなくもっと試合をやりたい」と言っている選手が何人もいますが?
「できるだけ長くこのチームでやりたいっていうのはあります」

以上
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