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【第91回天皇杯 4回戦 川崎F vs 湘南】反町康治監督(湘南)記者会見コメント(11.12.17)

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12月17日(土) 第91回天皇杯 4回戦
川崎F 0 - 1 湘南 (17:01/等々力/8,291人)
得点者:63' 高山 薫(湘南)
★第91回天皇杯特集
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●反町康治監督(湘南):
「バルサとかサントスのように良いプレーは出来ませんでしたが、ユニフォームを汚しながら一生懸命にやった結果が、この結果につながったのかなと。この時期でもしっかりやれたことについては、今日の選手は素晴らしかったなと思います。後半に1点を取られて延長になっていたら、5−1くらいでやられた試合だったと思うんですが、最後はよく本当にやったと思います。数的優位でいい形でボール奪って、数的優位で攻撃した時に、点をとれていれば、ある意味3−0になっていたような試合でしたが、それができないからリーグでもこの位置で終わってしまった。最後の丁寧さとか、があればいいんですが、それは次に取っておくということで。また、明日からオフの筈だったんですが(笑)、もう一週間。クリスマスまで、クリスマスまでじゃなくて元日まで、失礼しました。しっかりやっていきたいと思っています」

Q:3バックでスタートした理由を教えて下さい。
「ちょっと我々のパフォーマンスと相手のパフォーマンスとを照らしあわせた場合に、シーズンを戦ってきて新しい刺激がないと、どうしてもマンネリというのがあるので。少し刺激を入れないといけないということですね。狙いはなかなか奏功したんですが、サイドの臼井と高山が18km位走ったんじゃないかというくらいアップダウンを繰り返していたので、明日にでもマッサージしてあげようかと思います。
特に向こうのボランチから2トップヘのパスが危険だったのと、向こうのCBの真ん中の2枚の対応に対し我々は3枚で攻撃すると。真ん中で数的優位を作りたかったので。そのためにはそのやり方がいいのかなと。ただ、アルサッドみたいに5バックにならないように、両サイドは努めて高い位置で攻撃も守備もできるような強気の姿勢で勝負したと、いうことですね」

Q:大井選手は次は間に合いますか?
「筋肉系なのでそんなに大きなケガではないと思うので、次は間に合うと思っています」

Q:京都にはリーグ戦では0−1で2連敗していますが、次はどうでしょうか?
「うーん。だいたいフロンターレにもほとんど勝ったことのないチームですから、京都にどうのこうのというのはないんですね。ここで10年間湘南は勝ったことがないという話みたいですよ。ぼくは新潟の時にここで勝っているのでそういう意識は全然ないんですが、そういうメディアの方は苦手意識とかいろいろ言われるんですが、それを材料にして話すのは監督のひとつの仕事なので。逆に2つとも勝っているよりは、2つとも負けている方がやりやすいと思いますしね。言い方は変ですが。ドゥトラはブラジルにまだ帰っていないので帰ってもらいたいなぁ、なんて思っていますけど。まあ、我々はベストを尽くしてやるだけです」

Q:後半の立ち上がりに攻めこまれ、そのあとノーガードの打ち合いになっていましたが、あそこはどういう指示があったんでしょうか?
「攻撃も守備も数的優位でやれれば一番いいです。が、そんなの無理なんです。ただ攻撃の数的優位のチャンスの時に奪われ方が良くなかったですよね。上から見ていれば、あそこ空いているのにな。それはそうでしょう。数的優位ですからね。でもそういう時は見れないんですよね。そして、奪われてしまってカウンターを食らったときには、当然向こうが残っていると思うので、向こうの優位になるんですが、そこは飛び込まないでペナルティエリアまで下がってディフェンスするしかないんですよ。これは教科書みたいなものですが。その鉄則をよく守って後ろの3人がペナルティエリアの前の所でブロックして、向こうにミスを誘発させるか外に逃させるのかで、2秒でも3秒でも遅らせると。そこで永木とかグギョンはなんとか戻れたりとかしていたので、救われたところはありました。あの苦しい時間帯で、なんとかキーパーを含めて守れたのが、今おっしゃられたとおりに、その後につながったのかなと思いますね。なかなかあんなカウンターの応酬は見た事無いですよね。TVゲームを見ているみたいでしたね」

Q:今年一度も使わなかった野澤洋輔を使ってみてどうでしたか?
「1年間ずっと頑張ってきたというのもありますし、かなり高いモチベーションで最後までやってくれたという事もあります。ゲームフィーリングもそこまで落ちている感じではなかったので、ここは1つチームの積極性というのも買って、やったと。最初のプレーが良ければノるタイプの選手なので、それが良かったんでしょうね」

Q:クロスを上げられた時に川崎Fに全くフリーな選手がいなかった。湘南は必死になって守備をしていた。だけど、先ほど湘南は延長に入っていたら5−1くらいにされていたというのは納得いかないんですが、それについてコメントを下さい。
「というのは足がつっている選手がいて、交代枠を使い切っていて、10人とか9人になるのかなというのがあったんです。ですのでプラス30分というのはぼくの中で頭に描けないくらい、90分で走り切ろうという姿勢でしたので。PKは5人いれば一応成立するので、そんなことはないと思いますが、そういう意味です。
対応としては悪くなかったです。ただ中盤で二人行くのと、最後の所で二人行くというのとだと、最後に二人行っているとなるとどこかが空いているという可能性がないわけではないので、そこは注意しないといけないですね。誰かが行ってカバーするのと二人行ってカバーするのとでは違うので」

Q:絶対に行くという意思は見えたので、5−1にはならないだろうと思うんですが。
「体力的な問題ですね。戦術的な問題としては、メンタルなところも含めて喰らいつく姿勢はそのとおりだと思います。それくらい言っておかないと、つけあがってしまうので、彼らはね」

Q:田原選手が前線で頑張っていましたが、今日のプレーについて評価を。
「決めてなんぼですからね。あそこで決めていればね、というのが田原の常套文句ですから。ただ、だからと言って全部否定しているわけではなくて、彼にもいいところがあるわけで、それはやっぱり1対1を作ったのは自分の力で持って行っているわけです。それをうまくチームとして生かしていくのかというところは、しっかり本人も整理してやれていたと思いますし、前半で足がつりそうだっていうくらいにあいつも飛ばしていましたから。でも後半まで持ちますしね。足も止まらないし、もうちょっと最後とかうまく周りを使えるようになるといいんですが、それができないからこのチームにいて、このチームを離れるのだと思います。それでもよくやったと思います」

以上
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