本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【第91回天皇杯 4回戦 鹿島 vs 京都】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(11.12.17)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
12月17日(土) 第91回天皇杯 4回戦
鹿島 0 - 1 京都 (13:00/丸亀/5,671人)
得点者:59' 宮吉 拓実(京都)
★第91回天皇杯特集
----------
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:日本で最後の試合になってしまった訳ですが、感想をお願いします。
「当然ながら僕は決勝にまで行く考え、気持ちでいたので、いい気分かと言われればそうではないし、がっかりしているし、悲しさというのもあります。ただ、京都さんを称えなくてはいけない。今シーズンの中で、Jリーグ、あるいは他の大会でも、これほど相手がウチを上回ることは全くなかった訳であって、逆に相手を称えなくてはいけないかなとは思います。こういう敗退の仕方というのは予想できなかった訳で、がっかりはしています」

Q:試合後のミーティングでは選手に何を?
「選手たちには5年間お世話になり、感謝する部分だけであります。色々な規律、規則、あるいは僕がやろうとしたことに対して、本当に誠実に一つ一つ、努力を惜しまず取り組んでくれたということに本当に感謝しなくてはいけない。これだけ、勝者が揃ったチームはなかなか無い訳で、あるいは競争意識の高い選手が揃うというのもなかなかない訳です。後は、僕がいなくなっても同じ様な意識を持続して欲しいということだけ述べました」

Q:サポーターに挨拶に行く時に、感極まった様に観えましたが…。
「観たその通りだと認識してもらえればなと思います。一つはやはり5年間やった中で、このサポーターに支えられ、色んな喜びを分かち合うことができました。最後なので、本当に彼らには感謝を述べなくてはいけないし、そういったことで色々な良い思い出がよぎって感極まったということです。サポーターには本当に心から感謝しています」

Q:素晴らしい5年間だと思いますが、監督の目から観て、この5年間とは?
「指導者としてこれだけ充実した環境の中で、仕事が出来るということはなかなか出会えることではないので、本当に幸せな人間でもあり、指導者ではないかなと思います。多くの意味で支えられて、成果を出すことができました。多くの喜びも感じることができました。また、3連覇を達成することが出来た日というのが偶然にも僕の誕生日の日でもありましたし、そういう意味で色々な強い喜びの方が、今日の悲しい敗戦、敗退よりも上回るのではないかなと。僕が目指した1月1日に国立での決勝で成果を出すという目標があったのですが、それが達成できず、失望している部分はありますけれど、ただ、時間が経っていけば、恐らく充実と喜び、その他の成果が、今現在の気持ちを上回ることができるのではないかと思います。5年間、本当に充実していましたし、成果も出すことができたので、本当に幸せでした」

Q:監督人生を一言で表現するとどうなるでしょうか?
「監督人生と言うのは一言で表すのは非常に難しいことであって、今日で引退する訳ではないので、あくまでも日本を一時的に離れるだけのことです。36年前に、監督を目指した時にこういった場にいるということを全く僕は想像していなかったし、そういう風なイメージを、先、こういう風になるという考えではなかった。我々の世界というのは勝敗が問われる世界であって、成果が問われる部分であります。その中で勝ったり負けたりという部分だけでなくて、ミスがあったり、成功があったり、人の情熱を扱うスポーツの世界にいるということで、色んな気持ちの部分で影響されるところがあります。選手、そして我々もそうですし、お客さんも同じ様に、喜怒哀楽の変動が多い世界であると。ですから、一言ということで表現をしにくい世界で、本当に難しい質問ではないかなと思います。残念ながら一言で申し上げられないのが申し訳なくて…、本当にすいません」

※会見後、オズワルドオリヴェイラ監督からの発言
「皆さん、メディア、関係者の皆さんに感謝したいと思います。色々と接していく中で時折、僕が怒った時もあるかもしれません。ただそれはチームを守らないといけないし、チームのことを考えて発言を、あるいは発信をしなくてはいけないという部分でありました。日本という国、あるいは日本人から僕は色々と学ぶことが、この5年間あったし、また、学んだのではないかなと思います。その日本の移民の方が僕の国、ブラジルに多くいることによって、あるいは、もっと多く行ってくれればなと。自分の国もこの様な素晴らしい国になってくれるのではないかなというのが僕の今の切実な希望です。日本で、人間として、人生の価値観というものが本当に正しいんだということを感じることができましたし、充実した5年間でした。また、こういった機会を与えて下さった鹿島アントラーズというクラブにも、また、支えて下さった5年間というものに感謝しています。選手たちにも、本当に規律、忠実、従順…というと表現が良くないですけど、そういったことをやってくれた選手たちには本当に感謝しています。また鹿島アントラーズのサポーターの方も色々な所に行って我々を支えて、あるいは僕自身を支えてもらって、応援してくれて、声援送ってもらったということに関して、本当に感謝しています。本当に5年間ありがとうございました」

会見場内の拍手の後、監督が起立して日本語で「ありがとうございます」と一礼した。

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/01(木) 20:45 ハイライト:広島vsシュトゥットガルト【Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo】