12月14日（水）TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2011 柏 vs サントス（19:30KICK OFF/豊田ス）
TV放送：日本テレビ系にて19:00〜生中継
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Q:ネルシーニョとラマーリョ、両方から指導を受けましたが、２人の良さ、違いは。
●ジョルジ ワグネル選手：
「両監督ともよく似ています。ラマーリョとは３年間一緒に仕事をして、良い経験を積めました。２人ともよく似た監督です。チームを引っ張っていく能力、いつも選手を理解して、そこが似ています」

Q:ブラジル人として、あなたが日本で良いプレーを見せていることを嬉しく思います。あなたは経験豊富な選手ですが、このようにサントス圧倒的有利だと言われている同じようなシチュエーションを経験したことがありますか。それを覆したことはありますか。そこにはネイマールのような選手はいましたか。
ジョルジ ワグネル選手：
「マスコミが有利だと騒ぎ立てているだけです。試合が始まるとハンデはない。ただ、サントスは注目されているチーム、ネイマール、ボルジェス、ガンソ…。素晴らしい選手がいるチームだと思います。１年間、ずっと柏に対してＪ１優勝はできないと言われていましたが優勝しました。シーズンの終盤もクラブワールドカップでは活躍できないと言われていましたが、オークランドとモンテレイにも勝てた。我々は自信を持つこと、何ができるかを理解することが大事です。相手がここまで有利という下馬評で戦うのは初めてです。それは下馬評であって、グラウンド内では変わってきます」

Q:柏がサントスに勝つことと、サントスがバルセロナに勝つこと、どちらが難しいと思いますか。
ジョルジ ワグネル選手：
「我々はサントスに勝ちたい。それだけです。非常に難しい試合ですが、分析するのは我々ではありません。次の試合に集中して何をするかわかっています。サントスは素晴らしいですが、エラーもあります。そこを突いていきたい」

Q:ブラジルのマスコミでは、サントスは守備が弱いと言われています。柏はスピーディー、そこに活路がありますか。
●田中順也選手：
「そこは大きな活路だと思います。相手の攻撃をしのいだ後は、速く攻撃して得点することを一番チームが狙っています。そこはこの２試合でも見せています。そういう展開に持っていきたいです」

Q:１２日間で４試合目、コンディションはいかがでしょうか。田中選手は２年前まで大学生で去年はＪ２、今世界のベスト４にいる心境を教えてください。
田中順也選手：
「コンディションは、メディカルスタッフがマッサージをしてくれていて問題はありません。２年前は大学生で去年はＪ２でした。まさか世界大会のベスト４に立てるとは思っていなかったです。監督、ジョルジ、レアンドロ、チームを引っ張ってくれた人たちに感謝したいです。サッカーを楽しめるように頑張りたい」

Q:レアンドロ ドミンゲス選手が、去年インテルナシオナルを破ったマゼンベになぞらえて、柏がサントスを破って決勝に行くと言っています。マゼンベになるにはどうしたらいいですか。明日のセットプレーは大事だとサントスの選手が言っていますが、意気込みを。
ジョルジ ワグネル選手：
「大事な責任を負っています。非常に大切な試合で、みんなはサントスが勝つと思っている。しかし９０分間が終わって歴史が確立するのです。我々は自信を持って臨みたい。サントスの分析もしましたし、明日は準備万端で試合に臨みます」

Q:レアンドロ ドミンゲスとジョルジ ワグネルはどうリーダーシップを発揮しているんでしょうか。
田中順也選手：
「僕ら前線の選手が、工藤（壮人）にしてもそうですけど、レアンドロ、ジョルジにボールを預けると、ＦＷとしてこれ以上ないボールをくれる。そういうので引っ張ってくれる。ＦＷとして幸せです。すごい人とやっている感じがします。こういうことを教えてくれた監督も含めて、レアンドロ、ジョルジに感謝しています」

Q:サントスの映像を見たと思います。改めて感じたことは。
田中順也選手：
「驚いたのはドリブルのスピード、個人の打開力、パフォーマンスがすごい高い。自分達は個の打開力では劣りますが、組織でやっているので、個対組織、どっちが上回るかワクワクします。どれだけ自分たちがやってきたサッカーが通用するか、楽しみだと思いました」

Q:大学時代の経緯を教えてください。
田中順也選手：
「大学の時は全く無名でした（苦笑）。この２年間にとてつもない経験をしています。自分自身で驚いています」

Q:サントスとの戦績は。
ジョルジ ワグネル選手：
「あまり憶えていません。思い出としてあるのはサントスのアウェイでゴールを決めたことです。クロスから右足シュートを決めました。２０１０年のサントス戦は負けています。多分１勝１敗です。明日、２勝目を挙げたい」

Q:クラブワールドカップでサントスと戦う感覚は。前回のマゼンベのようなダークホースとしてブラジルのチームと戦うのは嬉しいですか。
ジョルジ ワグネル選手：
「違う感覚です。私もインテルナシオナルに残っていれば、この大会でプレーできたが、ベティスに移籍してしまいました。日本に来て、母国のチームと戦うという夢が実現しました。明日、勝つことができればその夢は完璧になります」

以上