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【J2日記】岡山:ファン感謝デー(11.12.12)

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(C)尾原千明

写真1:今年最後のトレーニングは5対5のミニゲーム

(C)尾原千明

写真2:小林優希選手指揮の一本締めでシーズンを締め括る(中央の後ろ姿)

(C)尾原千明

「マッキー」Tシャツを着たサポーターの皆さんと牧浦裕司選手を囲み記念撮影。

(C)尾原千明

約1700人が参加したファジアーノ岡山ファン感謝デー。

(C)尾原千明

JFL時代の下敷を持参し、臼井仁志選手からサインをもらった方も。

(C)尾原千明

「何番目でもいいから彼女にしてください」と言われる、常勝モテキの金民均選手。

(C)尾原千明

○×クイズに答える(左から)李彰剛、岸田裕樹、仙石廉、岡崎和也選手。

12月10日、昨年まで「報告会」という名称で行なわれていたファジアーノ岡山の監督、チームスタッフ、選手とサポーター、ファンとの交流の場が、「ファン感謝デー」として開催されました。

しかしその前に、この日の朝9時半、今年最後のトレーニングがありました。監督、チームスタッフを含む全選手が8チームに分かれて5対5のミニゲームで総当たり戦を行ないます。GKもフィールドプレーヤーになってのガチ勝負であり、勝てば派手にはしゃいでいい(写真1)ことになっています。そしてシーズンを締め括る一本締めは、例年どおり、宴会部長の小林優希選手が仕切ります(写真2)。小林選手は今季で岡山を去りますが、その後ろ姿も彼の左足も、泥臭く決めてくれたゴールも、私たちは忘れようがありません。
練習後のグラウンドには、岡山を去ることが決定している選手とファンとの名残りの場があちこちで見られます。

●李彰剛選手:
「一番強く残ってるのは、やっぱり地域リーグからJFL、そこからJに上がったこと。岡山を出ても、それは一生、言います。俺らが上げたんだって言い続ける。クラブが100年続けば、俺らも同じだけ残るんだと思っています」
胸を張って堂々と去る姿は、これが我らのチャンガン、イメージどおりのチャンガンです。

●臼井仁志選手:
「引退は一週間、眠れないほど悩んで悩み抜いて出した結論です。これから専門学校に行って消防士になる勉強をします。でも出来るときは夜、サッカーをします。岡山にも車で1時間くらいで来られるので、仲間を連れてきて、岡山はこんなに熱いっていうところを見せたいと思います。これからは、サッカーを違ったふうにできると思います。笑いながらできると思います」
驚くほど、すっきりとした表情の臼井選手。「今日、これから長いので、今から泣くわけにいかないんです」と笑いながら、馴染みのある財田練習場を後にしました。

「ファン感謝デー」は14時に開会。挨拶が終わると、各場所で同時にイベントが開催されます。選手が10グループに分かれ、順番に屋内でのトークショー、サイン会、屋外での餅つき、○×クイズ、グッズ販売、シーズンパス受付、ワンタッチパス特典引換えと回っていきます。ところで、選手に少しでも触れてみたいというのはファン心理ですが、昨年まで「おさわり自由」だったのは、小林優希選手でした。今年は小林選手への労いの意味も込めて、「おさわり自由(でも10回まで)」の許可が出たのはなんと高橋範夫GKコーチでした。

トークショーでは、奈良県のマスコットキャラ「せんとくん」に似ているという噂の立った一柳夢吾選手が鹿の角をつけて登場したり、19歳の石原崇兆選手が思いのほか高いトークのポテンシャルを見せつけたり、餅つきでは、ついたお餅をおしるこにして200名に振る舞われ、選手が大切にしている私物なども当たる抽選会などがありました。選手との交流はもちろん、サポーター・ファン同士の交流もはかることの出来たファン感謝デーを持って、岡山の2011シーズンは終了しました。準備をしているうちに、あっという間に来季開幕です! 
以上

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2011.12.12 Reported by 尾原千明
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