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【J2:第35節 千葉 vs 鳥取】試合終了後の各選手コメント(11.11.12)

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11月12日(土) 2011 J2リーグ戦 第35節
千葉 1 - 0 鳥取 (16:03/フクアリ/8,038人)
得点者:56' 米倉恒貴(千葉)
スカパー!再放送 Ch180 11/13(日)前05:30〜
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●米倉恒貴選手(千葉):
「ドワイト前監督の時は、PKは深井さんが一番手で、僕は二番手で蹴るということに決まっていたけど、あの状況で深井さんが『(PKを)蹴るか?』と聞いてきたんです。真っ先に蹴るって言いました」

Q:PKのコースは狙い通りでしたか?
「いや、迷ったんですけど、しょうもないシュートを打っても仕方ないので、本当に気持ちで決めましたね。点を取らなきゃいけないというプレッシャーは常に持っているので、そういった中で最近は苦しい状況が続いてしまっていて、行き詰ったりしていますけど、今日は前半にトーレ(オーロイ)が出て後半は大島さんが行くという監督の作戦があって、後半はそれで監督の意図通りというか、しっかりつないで攻めることができたのが良かったかなと思います」

Q:欲を言えば2点目が欲しかったのでは?
「そうですね。選手全員、2点目を取りに行こうとしていたんですけど、なかなか取りきれないので。でも、今日は相手に追いつかれることなく勝ちきることができたのが収穫なので、次の試合は追加点を狙いに行きたいと思います」

●佐藤勇人選手(千葉):
Q:得点になりそうな場面というのは、やはり勇人選手が前に出ていけるようになってからだったが、「前に出ていかないと」という意識はありましたか?
「ありましたね。まずセカンドボールとかも相手が縦パスを狙う時に自分がいい形でインターセプトができれば、そのまま相手選手を置き去りにできるし、一気にスピードアップできるので。そういうスピードアップする変化というのがちょっと足りていなかったので、自分がいい形でボールを奪った時が一番チャンスかなと思った。PKになったシーンも、自分がそこでボールを奪って、そこからフカ(深井選手)のところまでオーバーラップして、そこからセンタリングを上げたら(相手のハンドで)PKになったので。その形は本当に、自分がアンカーのポジションでも理想ですね。1試合に1回はああいう形で前に絡んで決定的な仕事をしたいと思います」

Q:試合自体は1点取るまでも大変だったが?
「そうですね。1点取ってからの戦い方が千葉は本当に問題だなと改めて感じた部分があった。例えば、自陣の左側のスローインで(渡邊)圭二がスローインしてフカ(深井)が頭で低いボールを落として、それで圭二が触る前に相手に触られてピンチになったところ。それからペナルティエリアのところでグチャグチャってなってクリアした時にボールを落とさずにクリアすればいいのに、村井くんかな?ボールを一回落としてから競って、それが相手ボールになったりとか、米倉がカウンター攻撃のところで敢えて相手がいる真ん中のほうに行ってボールを取られたシーンなんかは普通だったらスペースにドリブルすれば時間も稼げるし、味方のサポートも得られるし。そういうところがやっぱり1−0でなかなか逃げ切れない千葉の弱さだなと思った。自分たちで相手に勢いを突かせてしまうところは本当に課題ですね」

●深井正樹選手(千葉):
「勝ち試合を見せるまでにサポーターの皆さんを待たせてしまったなと思います。1−0という結果ですけど、ウチはゲームの締め方が非常に悪いなと感じました。試合の主導権を握ってボールを運べるようにはなっているけど、最後のところでゴールを取りきれないというのはチーム全体の課題だと思います。1点取ったあとにもう1点取りに行きたかったんですけど、ちょっとしたミスもあって取れませんでした。
PKの場面は米倉がメチャ蹴りたそうな顔をしていたので、『蹴るか?』と聞いたら『蹴ります』と答えたので。僕は前に一回PKを外しているので任せました」


●井上敦史選手(鳥取):
「(千葉の決定機をファインセーブで何度も止めていたことについて)ウチのチームは失うものがないし、僕自身も(前節での)コバ(小針選手)の怪我があって出ることになったので失うものがないので、チャレンジャーということを意識して、変に気負うことなくやっていました。練習の成果が出たんだと思います。失点はPKだけですけど、僕としてはPKを取られる前のプレーでのポジション取りとか対応のところで改善しないといけないところがあると思います。僕の前で他の選手が体を張ってくれたのもあります。僕一人でサッカーをやっているわけではないので」

Q:今日は攻撃では千葉のDFの裏を狙うロングパスも多かったようですが、後ろから攻撃を見ていてどうでしたか?
「松田監督の指導では相手の背後を狙うという意識付けをしているので、仕掛けていくというのもあるけど、裏を狙うというのが出ていたんだと思います」

●戸川健太選手(鳥取):
Q:2試合続けて失点が多くても、今節は守りから入るのではなく、立ち上がりから攻めていくことでいい守備にしようとしていたのでしょうか?
「そうですね。高い位置から相手にプレッシャーをかけてハードワークするというのが、僕らがやりたいサッカーなんですけど、最近はそれが失われていた。その結果、勝ちにつながらなかったし、失点も多くなっていた。でも、今日はそれができるメンバーがいたと思います」

Q:前半の半ばからはディフェンスラインを高く上げて全体をコンパクトにして、千葉を中盤で自由にさせないようにしていたようですが?
「そういう意識ももちろんありました。ただ、失点が減ったといっても1失点は悔しいし、1点も取れなかったことも悔しい。ただ、最近の試合に比べたら悲観するような内容ではないと思います。でも、攻撃ではいくらポゼッションしているからといってミスをしていいというわけではないので、そこはこだわってやっていかないといけないと思います」

以上
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