11月6日（日） 2011 J2リーグ戦 第34節
湘南 1 - 2 Ｆ東京　（16:03／平塚／9,292人）
得点者：72' ロベルトセザー（Ｆ東京）、75' アジエル（湘南）、81' ロベルトセザー（Ｆ東京）
スカパー！再放送 Ch183 11/7（月）後00:00〜
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●反町康治監督（湘南）：

「非常に緊迫したゲームで、観ている方々も非常にエキサイトしたゲームだったかなと思っています。ゲームには負けましたが、グッドルーザーだなと思っています。というか思いたいです、というか思わなきゃいけないです、という感じですかね。
ほんとうに、戦術的にもかなり大きなタスクを与えたが、しっかり実行し、非常に躍動感のあるいいパフォーマンスだったと思う。選手を責めることはいつもしていないが、責めるのではなく、今日はほんとうにお疲れさんという言葉をかけてあげたい。総括するのも変だが、今日のゲームを終えて残り4試合ということで、我々の目標であるところには残念ながら到達できないという結果に今日の試合をもってなってしまった。そのためにシーズンの1月21日から一生懸命やってきたわけだが、非常に責任を感じている。今季あと4試合と天皇杯があるが、しっかり戦いたい」

Q：いいサッカーをしていたなかで、今日の勝敗を分けた点は。
「見てもらって分かりますよね。ちょっと向こうのほうがいわゆる実力が上。するとだいたい前半は拮抗したゲームで0−0ぐらいで終わり、後半に差が付くもの。これが実力社会。今日もハーフタイムにもう1回ネジを巻いたが、そのとき話したのは、一瞬の隙でも与えてはいけない、ごまかしのきく相手ではないと。2つのやられたシーンを思い起こせば分かるが、たしかにファウルだったかもしれない、でもそこでみんな止まってしまい、相手はそこを突いた。もうひとつは、今度は自分たちのボールになって休んでしまった。そこでちょっと軽率なプレーが生まれてしまった。これは個人を責めるのではなく、チーム全体の問題。ここの厳しさを克服しないことには、やはり勝点を取っていく、もしくは上にのし上がっていくことはできない。これはやはり、そういう経験をし、話をして、それを糧として勉強していかなければいけない。たまたま、そうだったかもしれない。ただし、ほんとうにそういう――私も去年J1でやっていたので――その隙を簡単に突かれてしまう。それが結局命取りになってしまった試合はたくさんある。今日のように、ほんとうに白熱して緊張感のあるなかで、そういうふうにしてはいけないと十分わかっていても、やはりどこかで心の甘えやレフェリーに頼ってしまう、はっきりしたプレーができないといったところに象徴されている部分はちょっとある。翻って、それが相手にあるかというと、あくまでも比較だがやはり向こうのほうが少ない。そこだけでしょうね。これは常々私も言っているが、選手にも肌で感じ取ってこれから成長してもらいたいという気持ちは強い」

以上