11月6日（日） 2011 J2リーグ戦 第34節
東京Ｖ 2 - 1 札幌　（16:03／味スタ／5,425人）
得点者：17' 阿部拓馬（東京Ｖ）、55' 巻誠一郎（東京Ｖ）、83' 砂川誠（札幌）
スカパー！再放送 Ch181 11/7（月）後04:30〜
☆totoリーグ第４ターン開催中！
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●阿部拓馬選手（東京V）
「点が取れたので、気持ち良いです。後半は相手ペースで、守備に回ることが多かったですけど、そこを耐えてみんなで守って勝ちとった勝利なので良かったです。
（ゴールシーンは）アポジが粘れるのがわかっていた。相手をつってくれて、そこでポケットのようになった感じ。相手も気が抜けたところにアポジから良いボールが来たので、しっかり決めました。アポジもだし、巻くんも点を取ってくれたりと、新戦力が結果を出せていることはチームにとっても良いことだし、活性化されると思います。
今季は連勝がほとんどないので、次が絶対に大事。二度と同じ過ちをしないよう、しっかり次の京都戦で勝利という結果を出したいと思います」

●アポジ選手（東京V）
「難しい試合でした。でも、昇格争いをしている札幌やサポーターにも、東京Vの強さを見せられたと思います。これからも、J１昇格へ向けて勝点３を取ることが大事な試合が続きますが、しっかりと勝っていきたい。
今日は、アシストもできて良かったです。今、チームは誰が入っても常に同じように戦える準備が整っている状態で、自分が入って勝利できたことはうれしい。これからも、今日と同じように一生懸命点を取るために頑張りたいと思います。昇格のチャンスがある限り、諦めずに戦い続けます」

●河野広貴選手（東京V）
「あれは僕のゴールでしょう（笑）でも、チームが勝てたことが何よりもうれしいです。貢献できてよかった。アポジもすごく良い状態だし、みんなで勝てれば良いと思います」

●巻誠一郎選手（東京V）
「ギッリギリ、触っていましたよ（笑）。ビデオでもチェックしたのでね。でも、半分は河野のゴールですね。左足の河野が右サイドに入るメリットが生きた形だったと思います。僕は内に巻いてくるボールに競りながらのゴールが多い。でも、キレイな形でも泥臭い形でも、ゴールはゴール。泥臭い、自分らしいゴールだったと思います。得点の形もそうですし、守備や他の面についても、ちょっとずつ周りのみんなと合ってきているという実感があります。僕の特長を上手く感じてくれているのではないでしょうか。
（Q：先制点にも絡んだが？）
先に1点取れれば、チームが楽になると思っていました。得点王争いしているから、阿部にも点を取らせてあげたいし、僕も取りたい。あっちもそう思ってくれていると思うので、相乗効果でどんどん点が取れれば良いと思います。今日は2人揃って点が取れて、まさに理想的だったと思う。距離感や、守備も含めたお互いの動きをお互いに理解できつつあると思います。
今日のような試合を粘り勝ちできたことは、昇格を目指す上でも非常に大切。必ず次につながると思います。残り４つ全て勝って終わりたいです」

●富澤清太郎選手（東京V）
「まだまだ納得できる試合ではなかったけれど、昇格の望みも繋がったし、残り４つ、みなさんに魅せて、引っ張っていきます。
今日みたいに、アポジや巻君が結果を残したり、次の試合でもきっとケガ人も戻ってこられると思うし、これでやっと戦力が整ってきた感じ。チーム全員で戦っているという雰囲気が強まっていると思います。メンタル的なこともいろいろとあるだろうけど、僕たちは“サッカー”をしているので、勝つことに全力を注ぐことが全てです。
今日は、失点がなければもっとよかった。相手は放りこんでくる一辺倒で、失点するとしたらあの形だけ。わかっていても止められなかったことが悔しい。それでも、全員でなんとか最後まで凌いで勝利できたことは大きい。次は、みんなもさらにアドレナリンが出ると思う（笑）。アウェイの京都だけど、相手に襲い掛かりいます!!　残り4試合、全勝して終わった先に『昇格が』あって、最後みんなで笑っていると信じています」

●平本一樹選手（東京V）
「僕が入ってからは、守備の場面が多かったので、なかなか前に行くことは難しかったですね。入る時は、相手のロングボールに対してセカンドボールをしっかり拾えという指示を受けました。守備の時はしっかり戻って競り勝って、攻撃の時は思い切り出て行けと。攻撃の場面は少なかったですが、とにかく２−１の場面で入って、同点にされていたら大きなショックを受けてしまったと思うので、なんとか失点せずに勝てることができて良かったです。これで、昇格への道がまたつながりました。
まだ（ケガから）合流して間もないのに、使ってくれた監督には感謝しています。また勝てるように頑張ります」

●吉田正樹選手（東京V）
「とにかく、勝って良かったです。この間の練習試合がテストだと言われ、先発だとは聞かされていませんでしたが、試合に出られるんじゃないかなと思っていました。準備はできていました。でも、正直最初は硬さがあった気がします。ただ、その後は少しずつ流れに入っていけたかなと。とにかく、まずは守備をやろう、自分の役割をしっかりやろうと思ってました。
（この4バックは去年のメンバーで）やっぱり、やっていて楽しかったです。実は、試合中に何度も怒られたりしたのですが、それも本気で戦っている証拠。久しぶりに重要な、本気の試合に出られている実感が沸いてきました」

●河合竜二選手（札幌）
「もっと前で絡めたらと思っていたのですが…しょうがないですね。後半のような戦いを前半からやっていかなければダメなのに、同じミスを何度も繰り返してしまうところが、まだまだですね。今日は、もったいない形での失点が多かったので、すぐに自分たちで修正できると思います。
勝たなければいけないというプレッシャーで、硬くなっているところも少しはあったかもしれません。でも、そんなことで変わってしまうようであれば先がない。前節のような一体感あるゲームを続けていけなければ本当に強いチームとは言えないと思います。あと４つ、思い切って自分たちのサッカーをするだけです。
サポーターのみなさんには、今日もたくさんの方に来てもらったし、本当にいつも、どこまでも付いてきてもらって、感謝の気持ちいっぱいです。僕たちは、ゴール裏の人たちのことを絶対に忘れちゃいけない。熱い声援に応えるためにも、まずは今日の敗戦から気持ちを切り替えて、残り4試合、1つ1つ戦っていきます。次はホームで戦えるので、必ず勝って昇格します」

●砂川誠選手（札幌）
「本当に勝ちたい試合だったし、勝たないといけない試合。悔しい。全員が強い気持ちを持ってピッチに出たと思う。硬くはなかった。ただ、前半は上手くゲーム運びが出来なかった。後半はもう1点取られないように入ったが、失点してますます苦しくなった。防ぐことができる失点だったと思う。コミュニケーション不足。こういう時期にやってはいけない失点の形。チーム全体にまだ甘さがある」

●宮澤裕樹選手（札幌）
「先制すれば自分たちの流れに持っていくことができるが、守備の連係ミスで乱れて先制されてしまった。（ポジションチェンジで）FWに入るときは前線で起点になろうと思っていた。出来た部分もあるが不満もある。切り替えて、残り試合は1試合ごとに全力で戦うだけ」

●奈良竜樹選手（札幌）
「最初に巻選手との競り合いで負けて少しマイナス思考になった部分がある。少し自信をなくしてしまった。これからは1回負けても修正できるようになりたい。ロングボールへの対応では味方と重なったシーンが何回かあった。ユースでは全部自分で競っているので、（トップでは）コミュニケーションの取り方に課題があった。しかし、ユースでは経験できない成長のチャンスなので、ミスを繰り返すことなく成長に繋げていきたい」

●高木純平選手（札幌）
「選手間でコミュニケーション不足があって、ダブるシーンがあった。この点は少しもったいない。最初に失点した影響は小さくなかった。1失点で耐えるべきだった。0-2になってから盛り返したが、このプレーをもっと早い時間帯に出したかった。ただ、まだ諦めるような状況ではない。多くのサポーターがアウェイでも来てくれて、ものすごく応援をしてくれる。アップのときからサポーターの声援が力になった。ものすごくありがたいし、うれしい」

以上