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【J2:第33節 京都 vs 湘南】プレビュー:中2日の同カード決戦! リベンジを誓う湘南を京都はさらなる熱い思いで勝利できるか。大注目の一戦だ!(11.10.29)

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10月29日(土)J2 第33節 京都 vs 湘南(17:00KICK OFF/西京極チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch185 後04:50〜
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前節のレポートでは湘南・隈元氏がこの様に締めくくっている。『「残念な結果。非常に悔しい」と指揮官は絞り、選手たちもまた「この借りは必ず返す」と一様に誓った。両者は今週末、西京極にて再び対峙する。鉄は熱いうちに打て。中2日で目指すものは、リベンジ以外の何物でもない』。

上等、である。「受けて立つ」、ということはない、京都は常にチャレンジャー。湘南の思いを上回る「勝利への気持ち」で、向かって行って叩き伏せるのみ。中2日、また同じ相手との対戦。これはこれで面白い。第33節、水曜日の感触を残したまま、今度は西京極で、京都と湘南が激突する!

同じ相手と、すぐ対戦、これには選手の受け止め方も個性が出る。「やりやすい所もあれば、そうでない所も」(工藤浩平)。「かおるちゃんに対して?次はみてろって感じです」(酒井隆介。マッチアップした高山薫とは駒澤大学の同期。「かおるちゃん」と呼んでいるという)。「次、(相手も)どこか修正してきたりするんじゃないですかね。面白い試合になると思いますよ。どっちにしてもボコボコに行きますよ」(中村充孝)。落着いて話す選手、リップサービスも含める選手。皆、それぞれ感じていることがある。ただ、そうは言っても京都はやり方を変えることはない。「相手の出方よりも自分たちがやれるか、やれないか」(工藤)ということである。
湘南はどうか。智将・反町康治監督がチームにどんな策を授けるのか。そこもポイントになる。湘南が京都を突くか、京都が湘南を砕くか。いやが上にも闘いに向け気がはやる。

水曜日の勝負は「どっちに転んでもおかしくなかった」(大木武監督)という内容だったことは確か。しかし、京都が、連勝の中で「練れてきた」印象も与えた。ボールに行く守備についても「慌てなくなった。板についてきた感じがある」と監督も口にする。
特に、中盤のつなぎは観ていて面白い。サイドを変えることも、同サイドでしつこく突くこともできる。右サイドバック・酒井も「観てて面白いです」と素直に話す。工藤、中山博貴、チョン ウヨン、中村充の4人だけでなく、ドゥトラ、宮吉拓実も落ちてきてボールに触ったり、酒井、福村貴幸のサイドバックも加わったりとその変化は多様。
これが、相手に押し込まれても京都に落ち着きを与え、攻撃に移れば相手ゴールに向かって攻撃が「動き出せる」(大木監督)感じを作れる要因になっているのだろう。中盤、前線、サイド問わず飛び出す。強引でも、パスを流麗につないでも攻撃できる。当然、湘南もこれを警戒してくるはず。この攻防にも注目したい。

湘南の攻撃も迫力充分。大木監督は「田原豊」への警戒を口にした。「彼、というよりも彼に入ることで周りが反応してくる」と。坂本紘司の動きも警戒だろう。そして、サイド。高山薫の速さ。アジエルの個人技、臼井幸平とのコンビ。田原の中央、そして両サイドと攻撃の鍵を複数持つ。
ただ、京都からすれば、他のチームと変らないところもあるだろう。京都の中盤でボールをひっかけて、そのまま手数をかけずゴール前。サイドから逆サイドへの大きな展開、又は、早い展開。最近は大体こうした戦いとなる。湘南はどう変化をつけてくるか。その辺りも見どころの一つとなるだろう。

水曜の余韻がまだ残る週末決戦。京都は大木監督指揮下、初の3連勝を果たし、4連勝への大一番。湘南は、京都でもお馴染みの田原豊がリベンジの一発を狙う。面白い試合になること請合い。
どうぞ、是非! 西京極でその興奮をご堪能下さい。

以上

2011.10.28 Reported by 武田賢宗
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