10月12日（水） 第91回天皇杯 2回戦
Ｃ大阪 6 - 0 岩教大　（19:04／金鳥スタ／2,116人）
得点者：24' オウンゴール（Ｃ大阪）、30' ファビオ ロペス（Ｃ大阪）、71' 杉本 健勇（Ｃ大阪）、78' ファビオ ロペス（Ｃ大阪）、81' 小松 塁（Ｃ大阪）、86' 大竹 洋平（Ｃ大阪）
★第91回天皇杯特集
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●レヴィークルピ監督（Ｃ大阪）：

「みなさん、こんばんは。ケガ人が多いなか、何人かの選手はケガから復帰しつつありますが、それでもメンバーを決めるのに、いろいろと悩むような状況で、試合に臨みました。前半の内容は非常に悪かったと思います。ただし、後半、しっかりと内容のあるサッカーができたと思います。昨年のリーグの終盤戦と同じように、これから残り６試合ラストスパートをかけられるよう、今日の試合は臨んだが、後半少し手応えを感じることができたと思います」

Ｑ：前半よくなかった要因は？
「まず、ボランチのところだが、マルチネスがケガから復帰して、最初の試合であったこと。中後とともに、ボランチのところでスピーディーな展開ができなかったというのが、１つ（要因として）あると思います。もう１つは前のアタッカー、前の選手のゴールへ向かう意識が、いつもより低かった。ゴールに向かっていくプレーがなかったということもあるかと思います。さらに、選手たちの士気が少し低かったと思います。というのは、最近連敗が続いていたので、そういう影響もあったかもしれません。ですから、前半、不安定なプレーが続いたと思いますが、後半はしっかり立て直したと思います」

Ｑ：マルチネスについて、久々の公式戦だったが、今後のＪリーグ戦への手応えを得られたか？
「まず、Ｊリーグですが、Ｊリーグの試合に出る準備という意味もかねて、今日の試合に出ましたので、週末のＪリーグも試合に出します。フィジカル的にある程度はトレーニングを重ねてきましたが、試合のなかでの体力という部分では、今日が初めてだったので、きつかったかと思いますが、次の試合に向けてのいい準備も、今日できたと思います」

Ｑ：今日の試合では、公式戦久々の勝利となったが、チームに弾みのつく勝利となったか？　それとも、課題が目に付いたのか？
「間違いなく勢いが付くと思います。というのは、いいプレーができたり、ゴールという結果を出せれば、人間誰しも自信を取り戻すことができるし、逆に人間だからこそ山あり谷あり、常に波がある。しかし、それを乗り越えてこそ、一流のアスリートだということが言えると思います。私は、チームの選手たち１人１人の力を信じていますし、次の試合もオフェンシブな姿勢を存分に見せて、勝利にこだわって戦いたいと思います。そして、リーグの最後、昨年のような勢いをつけて、しっかりとシーズンを締めくくってくれると、私は信じています」

Ｑ：大学生相手の試合で、普段出場機会のない若手を使うという選択肢があるなか、ほぼベストメンバーを敷いたが、天皇杯にかける意気込みというのを示したのか？
「今日の試合に臨むにあたって、天皇杯に臨むにあたって、まずはマルチネスのケガからの復帰ということもありましたし、さらにはリーグ戦では倉田秋が出場停止となって、次の試合には出られない。清武もまだケガの復帰が、おそらく間に合わない。そういった状況のなかで、次のリーグ戦で戦える準備をと、考えざるを得ませんでした。こういったケガの影響さえなければ、天皇杯ということで、普段出られない選手の力を試すため、選手を温存することも考えられたかと思いますが、こういったチーム状況のなかでは、オプションもそれほど多くはないということもあったと思います」

以上