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【J1:第28節 山形 vs 磐田】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(11.10.01)

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10月1日(土) 2011 J1リーグ戦 第28節
山形 1 - 1 磐田 (13:04/NDスタ/7,475人)
得点者:3' 伊東俊(山形)、57' 前田遼一(磐田)
スカパー!再放送 Ch182 10/3(月)前09:00〜
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●小林伸二監督(山形):

「いい入りができたということ、それと併せて点が取れたということだと思います。後半、ちょっと入りが緩かったかなという感じがしますけど、リアクション的なところがうまくいっていたので、それはそれで進めていきました。しかし、トップが変わって足元のコンビネーションでフリックでやられたという…。やっぱり、あそこがシュートレンジだったということでマークを外して出ていくということと、人に付いていってない前田に、外してスペースに戻るのであれば、片方のセンターバックがきちっともうひとつセットされたところに詰めていって両脇を締めるか、においがして前田にバイタルを使われると思ってそのまま付くのであれば、逆サイドのサイドバックが絞るというところ。そこは多分、(磐田も)狙っていたと思うんですね。後半、そこをやられてキーパーと1対1になったところもあったので。瞬時に状況を把握するというところと、もうひとつはバイタルに入ったところの、外してシュートブロックに入るというのは少し足らなかったなと思います。あっさり入れられたというところが見えると思いますけど、くさびが入ってフリックされてセットされてシュート。でもやっぱり精度の高い選手がいるということは、前田が基本的にはターゲットになってやっていたのが、逆に金園を入れてフリックして前田が生きたっていう、まったく違う働きをしたと思うんですけど、あのへんがシュートレンジだっていうところでいけば、やられたなというところがあると思います。
そのあとに持ち直してメンタル的に強くボールを運んだので、そこから今日はもう1点取れる工夫だったり、精度だったり、新しく3枚切ったカードについては、やりたい気持ちはあるんだろうけど、もう少し状況を見て、力抜いて判断していくっていう意味では、少しパワーアップできなかったのはもったいなかったという気がします。
勝点1取れたので、まず前に進んだということと、10月は上位のチーム……ジュビロも選手が変わってレベルアップしているチームなので、そこと、レイソルとガンバ。そういうチームをどういうふうに全員で守ってということでいくと、今日の2トップは初めてですけど、かなりはっきりしたパフォーマンスを出してくれたなというふうに思ってるので、さらにうまく使えるように。という部分と、持ち出しての精度と言うんですかね、サイドを破る精度だったり、サイドからボランチに入ったボールがもうひとつピンポイントで合うような精度があると、前半からもう少し何かやれそうなんですけど、そこまではあるんですけど、そのひとつのボールがセンターのファーストディフェンダーに引っかかってみたり、ちょっともったいないなというところがあります。だいぶ見えてきているので、そこのところの1本のタッチだったり、1本のパスになってくると思うので、こんな状況でももう少し状況が見えたり、力を抜いてプレーができるということをさせていきたいと思っています。
天皇杯があるので、少し疲れている選手は休ませて、新しく入ってきた選手をうまく使って乗り切って、レイソル戦に向かっていきたいと思います」

Q:けがから復帰して先発した伊東選手ですが、動きについてくわしく評価していただきたいのと、今後は山崎選手との絡みも出てくるかと思いますので、そのへんも含めてお願いします。
「けがから3ヵ月ぶりに戻ってきました。ポジションも初めてトップの1枚をやらせましたけど、ボールが欲しくて下りてくるというのが少なくて、スペースへ出たり、足元に入るとタメができるので、周りの選手がすごくラクな状況がたくさんあったと思います。ただ、どうしても持ってるので、サポートの距離がついつい近くなって、そこでていねいにバスを出そうとして、何回か引っ掛けられたというところがある。伊東もパススピードを考えなくちゃいけないということと、もううひとつは、ボール保持者がボールを持っていてどんな状況かというところで、サポートの距離……何メートルっていうわけじゃないんですけど、距離と角度って絶対要るんですね。もらったボールがどういうパスを出せるかというところでいくと、伊東が仕掛けたり持たせたりしているときに、少し寄りすぎる。もうちょっと離れてると、リターンをコントロールすると伊東の動きにもう1回出せたり、ほかのところに出せたりするんですけど、近いから伊東にも出せない。伊東も近いから緩いボールを引っ掛けられるというところがちょっとあった。そこを変えると随分、前半はそういった取られ方が何回かあったので、そのへんがうまく機能する。そうなると、もっともっといいと思います。タメて嫌らしい持ち方をしたり、ちょっと呼吸を置いてドリブルで仕掛けたりっていうことができる選手なので。それと、カウンターで仕掛けてくれたり、スペースへ持ち出してくれたりということは十分やってくれているので、そういういう意味ではいい仕事をしてくれたと思います。入りがいいのと、自分がヘディングで点を取ったというので随分乗ったと思うんですね。そういうのを含めて、パッと出てそういうところのニオイがしたり、点を取るというところでいくといいものを持っていると思います。いい仕事をしたと思います。
山崎とはまだ……。彼ら2人ということもそうですし、今日の前半は動いてたし、キープも十分できているので、そういうのを含めながら考えていきたいと思います」

Q:伊東選手の交代理由と、伊東選手に代えて下村選手だった理由をお願いします。
「伊東が、ちょっとサイドに出たときに足をつったようなアクションを起こしてたんですよね。筋肉系をまたやったのかなと思ったので、『もう動くな』というアクシデントですよね。足がつったということで、ある部分ほっとしてるんですけど、そこが1枚ですよね。じゃあ誰を出すかというときに、勝ち気でいくというより、まず守備をきちっと。ジュビロは中2日で来ているので、きちっと来させてしっかり守から攻への切り換えをはっきりするという狙いという意味、(ラインを)落とすという意味では、(秋葉)勝と船山というところ。どっちが疲れているかというところでいくと、勝をサイドに出すというところで、ちょっと中央を堅くするという意味で下村をまず入れて、おそらく太田もしくは勝が疲れると思うので、それをどうしていくか。太田をもう1回落として勝を代えるのか、太田のところに大久保を入れたほうがいいのか、というところまで考えながら、まずボランチを堅くして、勝をサイドに出して、勝を前にするよりも太田を前に入れるというところで長谷川との絡みを工夫するというところがまずひとつ。で、サイドへ出て勝もへばっているので、そこで太田を落とすか、FWを1枚入れるかというところなんですけど、テツ(太田)も動けてるし、ハセ(長谷川)もそんなに悪くないので、であれば、廣瀬の(右)サイドの攻撃と左サイドの攻撃を、1回落とした形で狙いをつけた。でも、なかなかそれはうまく機能しなかったというところがあると思います。一応そういうふうな狙いで、それを少し考えながら逆算して、勝点1取れそうなので、そこは大事にしながら、受けて飛び出すということになって両サイドバックが上がると、どうしても両サイドバックには仕掛けてほしいということを最終的にはお願いしました。で、川島と廣瀬というところ。そこで何ができるかというところがポイントになります。多分、気持ちはあって一生懸命なんですけど、そこで仕事ができているかっていうところがパワーアップできるかっていうところになるし、できると競争になると思うんですけど。ただ、気持ちは先行してるんですけどイージーミスが多かったり、もったいないな、ちょっとパワーアップしなかったかなというのが私の反省でもあります」

Q:前節、0-6の大敗をしてから立て直しが難しかったと思いますが、そこを踏まえてどう修正したのかを教えてください。
「前節はものすごく入りがよかったんです。すごく勝ち気で、ただ、高い位置でプレーするっていうことは、舵を取る選手が少し周りが見える、アンテナを張るっていうんですかね、そういうところが少し、前にかかっている分できなかったというところはひとつあった。それを明確に私が指示できなかったというのがあると思います。少し疲れている選手もいてメンバーを代えるということと、今日は川崎フロンターレ戦のようにならないように。相手は中2日で持ってきているので、うちのほうが多分、馬力はあると思うんです。こちらは週末のゲームしかないわけで、向こうはヤマザキナビスコカップもやってるわけですから。であれば、攻撃を高い位置にして戻ることもそうだし、低い位置にして出るのも、お互いどっちが力を出せるかというところになってきたときに、(ラインを)落としたということです。前半、(磐田の)2トップのコンビネーションがすごく実はよくて、前田が引くと山崎が出るし、前田が引いてマークが付いた状態で裏に走ると今度、山崎がバイタルに入ったりと動きがすごくあった。それを、少しラインを落とすことによってセンターバックの2枚、特に船山の逆サイドのポジションの意識がすごくよくて、うまく前半は機能したと思うんですね。そういうところも含めて、セレッソ戦と比べると15メートルぐらいトップラインが落ちてるんですけど、随分うまくいったなあという感じがします。前半、かなりいい形でゲームを運べたという気がするので、あれをいかに持っていけるか。あと10分、15分すると(相手が)焦れるので、もう1点取れるような可能性がある形になったと思うんですね。そこまではいっぺんには来なかったと思いますけど、まあ、いい仕事をしたなと。前節の強気な自分たちがちょっと裏目に出た。今日も10分間高くしているわけで、そのときにどういうことが起こるのかというのをもう少し予測する。一生懸命ボールサイドに動くんですけど、そこじゃないところはポジションだったり、アンテナ張って、誰が入ってくるかというところではうまくいったと思うんですね。そういう意味ですごくよかったと思います。そういうところが前節と違うし、そういうところを落とすと明確に言ったので、ある部分、答えが出たところがあると思うんですね。ですから、自信を持って次のゲームに、今度は後半もう少しっていうところになっていけばいいし、うまく取れなくてもそういう色が出たり、点取れなくてももうひとつ精度が上がれば、多分今日はというところまで来る。でも、なかなかそこから行かないというのが…。残り試合もありますので、それに託して、ひとつひとつ大事にしていきたいと思います」

以上
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