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【AFCチャンピオンズリーグ2011 全北 vs C大阪】プレビュー:今季2度目の韓国・全州入りしたC大阪。全北との「決戦」は、敵地でも、勝って決める!(11.09.26)

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9月27日(火)AFCチャンピオンズリーグ2011 全北 vs C大阪(19:00KICK OFF/全州)
試合速報ホームゲームチケット情報|ACL特集
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☆前日記者会見コメント:C大阪監督・選手全北監督・選手

アジアナンバー1を目指す戦いでベスト8に勝ち残っているC大阪。14日に行われたホームでの第1戦では、度重なるビハインドをはねのけ、清武弘嗣の決勝点で4−3と逆転勝利を収めた。そして、第2戦、引き分け以上ならば無条件でベスト4への勝ち抜けが決まる大事な試合に臨むべく、C大阪は約5カ月ぶりに敵地、韓国の全州に乗り込み、韓国Kリーグ首位独走中の強豪である全北と、今季4度目の対戦を行う。

8月末のJ1リーグ戦、第24節浦和戦以降、公式戦5試合で4勝1分けと負けのないC大阪。東日本大震災による中断期間が明けた直後に3勝5分けと公式戦8試合負けなしという時期もあったが、その時にはリーグ戦で5連続ドローと苦戦していた状況だっただけに、チームの出来としては、今が最もいい状態と言ってもいいだろう。

しかも、ここ5試合で奪った得点は18。前回の試合となるJ1第27節山形戦では、清武をケガで欠いたにもかかわらず、播戸竜二らのゴールで大量6得点を奪取。パスワーク、クロス、セットプレー、PKと、C大阪らしく多彩な形でゴールを重ね、今季キンチョウスタジアム初勝利を、無失点での圧勝で飾っている。「ACLの前にこういった勝ち方で非常に気分よく韓国に乗り込めるので、いいイメージでできる」とキム ボギョンも言うように、高いモチベーションで、ACL準々決勝第2戦に臨めるのは、C大阪にとって、とてつもなく大きな力になるだろう。

そして、チームは25日に空路、韓国入り後、バスで約3時間かけて、再び全州の地に足を踏み入れた。そのメンバーのなかには、21日のUー22日本代表戦での負傷により、全治2週間と診断された清武の姿もある。現地メディアも、公式会見でその動向を注目する13番について、レヴィークルピ監督は「清武本人と、ドクターを含めたメディカルスタッフ、そして、我々テクニカルスタッフと相談したうえで、今日(出場の可否を)決めたい」と、状況を見極めて判断する方針だ。ただし、播戸、キム ボギョン、キム ジンヒョンをはじめ、好調な選手たちは揃っており、桜の戦士たちの臨戦態勢は整っている。

そして、「ホームで全北に勝っていて、アドバンテージはあると思うが、韓国には勝ちに来た。引き分けを狙って引き分けられるような、甘い相手ではないし、全力でセレッソらしい攻撃サッカーを貫いて、明日は勝ちたい」と主将の茂庭照幸が言うように、C大阪はアウェイでも、全北の攻撃を受けるのではなく、「いつも通り」(レヴィークルピ監督)のアグレッシブなプレーを目指す。「僕たちの土俵でしっかりやり続けることが、勝つ大きなポイントになる」(茂庭)

全北には、前回のホームゲームで3失点を喫するなど、C大阪は最後まで苦しめられた。そして、そのうちの2得点に絡んだFWイ ドングッをはじめ、MFルイス エンリケ、エニーニョを中心とした爆発的な攻撃力というのも、C大阪は身を以て経験している。また、全北が今季ホームで行われた公式戦では、19試合でたった2敗しかしておらず(14勝3分け2敗)、「我々全北はホームで強さがある」とチェ ガンヒ監督が自信を示すように、相手の牙城を崩すのも、決して簡単なことではない。加えて、全北は直近の国内リーグ戦で、主力を軒並み温存。完全にこのACLの一戦に照準を合わせてきている。第1戦を勝利しているといえ、今回も絶対に油断できない相手だ。

鍵はズバリ、先制点。「優位に立つために一番大切なことは、我々が先にゴールを決めること」とレヴィークルピ監督が言えば、茂庭も「先に失点してしまうとよくないし、逆に1点取るとがらっと変わるから、どっちに重きを置くかで変わっていくけど、たぶんC大阪は点を取りに行くと思う」というように、C大阪が狙うは、アウェイゴール。そして、全北側も「我々の攻撃陣が必ず点を獲ってくれると思うし、明日はどっちが先制するかで、試合の流れが面白くなってくると思う」とチェ ガンヒ監督がいうように、最初の1点の重みというものにプライオリティを置いている。この勝負、前回同様、双方のゴールラッシュの可能性も、大きくはらんでいる。

ベテランの播戸は、今回の試合を「本当の決戦」と表現した。この一戦は、互いのプライドをかけた、「死闘」になることは間違いないだろう。そのなかで、C大阪は、前回同様、いや、それ以上に、日本の、Jリーグの代表としてのプライドにかけて、MAXに攻めきり、自分たちのサッカーで、全北を倒しに行く。次のステージに進むまたとないチャンスを、ここで逃すわけにはいかない。

以上

2011.09.26 Reported by 前田敏勝
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