9月25日（日） 2011 J2リーグ戦 第29節
水戸 1 - 1 岡山　（13:04／Ｋｓスタ／3,022人）
得点者：7' 尾本敬（水戸）、38' 金民均（岡山）
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●柱谷哲二監督（水戸）：
「我々が今日点を取るために狙った1つ、リスタート、セットプレーからしっかり点を取れたというこは、すごくよかったと思います。連敗をしていて、選手たちが自信をちょっと失いかけている。そういう状況で選手たちには「今一番大切なのは自信を持ってプレーすること」だと伝えました。それでいい感じで試合に入れたと思います。ただ、前半最後のところでまた集中力を欠いた失点をしてしまった。そこは変えていかないといけないと思います。全体的にはお互いにいいところを消しあって、その中でどっちがボールを前に出すかというところの勝負だったと思います。引き分けが妥当だったかなと思います」

Q：攻守の切り替えのところが少し遅かったのでは？
「フランク、小池、島田。この3人の運動量が少し落ちたと思います」

Q：岡山の印象と、どのような対策を行ったか？
「岡山さんは対角線のボールが多いので、対策をワイドの選手に伝えました。センターバックのストヤノフにボールを触らせないこと。そこだけです。彼にオフェンスで仕事をさせない対策をしました。ストヤノフからいいボールは出なかったと思います」

Q：点取るために足りなかったことは？
「クオリティーです。突破できてチャンスを何回か作れたと思います。何回も突破できるなんて、このレベルではありえない。その中で突破したときに、どれだけフィニッシュに持っていけるか。そこの精度を我々も岡山さんも欠いたと思います。クロスなどちょっとしたところの問題でしたが、そこで岡山さんの体を張った守備が効いていたと思います。ただ、ここ数試合の中では安定した試合ができたと僕は思っています」

Q：縦に早い攻撃と相手のターゲットマンに対する守備というテーマがあったと思いますが、今日の評価は？
「前半に関してはとてもよかったと思います。後半もワイドの選手の飛び出していく動きはよかったですね。僕としてはフランクと小澤と村田のところでもう少しポゼッションできないと、行ったり来たりになってしまう。そこをもう少し強化したいと思います。もうちょっと遊びじゃないけど、突っ込みすぎ。もう少し遊びを入れてもよかった。まだサッカーを知らないなと思いましたね。ただ、彼らはすべてが勉強。これから経験を積んで、どうすればよくなるかをコーチから学ぶのではなく、自分たちでプレーしながら覚えないといけない。そこを期待したいと思います。あとは、ターゲットマンに関してはよくやったと思います。加藤はよくやってくれたと思います」

Q：台風によって、ホーリーピッチが水没して、はじめての試合でした。どういう気持ちで試合に臨まれましたか？
「そういうことに関して、負けてはダメだと。3・11はもっとひどかった。今回、我々の専用グラウンドがなくなってしまいました。けど、ここで負けたら、また元に戻るだけじゃないかと。どんなことがあっても、強い気持ちで我々は前に進んでいく姿を見せないとダメ。そのためにも今日は絶対に勝たないといけなかった。ウチのホームゲームで久々に晴れたし、過去にいろいろあったけど、それはすべて過去。過去に戻ることはできないんだと。今は前を向いてとにかく前進しようと。そういう話をして送り出しました」

Q：選手のメンタリティはいかがでしたか？
「立ち上がりから積極的に戦ったと思いますし、持っているものを出せたと思います」

以上