9月10日（土） 2011 J1リーグ戦 第25節
柏 2 - 1 名古屋　（19:04／柏／10,914人）
得点者：17' 玉田圭司（名古屋）、65' 田中順也（柏）、70' 澤昌克（柏）
スカパー！再放送 Ch181 9/11（日）深01:30〜
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●ネルシーニョ監督（柏）：

「この（試合間隔が）開いた期間、１０日間の間にグランパスという質の高いチームを相手にする準備をしてきました。今日のレイソルは本当に気迫、戦術、技術、全てが前半から上回って、最後までそれが持続した内容だったと思います。セットプレーからの失点の後、レアンドロを怪我で欠いてしまうというアクシデントがあったんですが、チームが全体的に崩れずに試合の主導権を渡さなかった。今まで、１０日間の準備でやってきたことを選手が遂行してくれて、グランパスの狙いというところをニュートラルに持っていけたと思います。今日は彼らに称賛の気持ちを全面に送りたいと思いますし、今日の勝ちは我々にとって大きな意味があると思います。この直接対決の勝ちですから」

Q:レアンドロ選手の具合は。
「今の段階では私よりもメディカルの方がうまく皆さんにこういう情報を出せると思うんですが、私が聞いている中では明日検査を行って、それからでないと目途は立たないという状況です。今言えることは肩の怪我です」

Q:前半は２０分ぐらいまで押し込まれましたが、後半は良いサッカーをしました。ハーフタイムにはどのような指示を出したのでしょうか。
「前半の終了時にはうまく整理されてまとまっていました。あの調子とあの距離間を確認して後半に入らなければ、名古屋のストロング（ポイント）をニュートラルに持っていけませんから、うちのボランチ２枚が攻撃の時に後ろからサポートして、サイドバックは積極的に顔を出しトライアングルを作る。この整理するのに一番大事なのはパスミスをしないことだったので、パスの質を上げる必要がありました。そこで全体の質が上がってきたので守備の方も安定し、（相手の）カウンターもうまく消すことができたと思います」

Q:今まではレアンドロ選手がいて若い選手が活き活きとプレーしていたように見えたんですが、今日はレアンドロ選手がいなくなっても１人１人がいつも通りのプレーをしたということでしょうか。
「選手たちに言ってきたことがあります。我々は成熟してきている段階にあるが確実に成長してきている。リーグ序盤から首位で来て、現在このラストスパートで３位。間違いなく力のあるチームに育っています。確かにレアンドロという選手は存在感がありますし、精神的なところでも頼れる選手ではありますが、今日は選手たちが持っている力を証明したのではないでしょうか」

Q:レアンドロ選手に替わって入った澤選手が良い働きをしました。彼の評価を。
「一言で言えばエクセレントだったと思います。川崎Ｆ戦でも途中から入り、彼が流れを変えた。今日の場合は流れを変えるというよりも、良い流れを崩さないようにリズムに乗ってうまく入り、さらに自分の良さも出した。こういう途中から出てもパフォーマンスを落とさずに決定的な仕事ができているということは非常に評価しています」

以上