9月10日（土） 2011 J1リーグ戦 第25節
Ｇ大阪 2 - 0 大宮　（19:04／万博／15,106人）
得点者：43' イグノ（Ｇ大阪）、77' ラフィーニャ（Ｇ大阪）
スカパー！再放送 Ch183 9/11（日）前08:00〜
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●キムスンヨン選手（Ｇ大阪）:
「大宮は後半疲れていたのでスペースがたくさんあるなと思っていた。そこを狙ったところに遠藤さんの素晴らしいパスが入って来たのでああいうアシストに繋がったと思います。（精度も素晴らしかった）ありがとうございます。走っているときから反対側を見ていては知っていて、ラフィーニャがきているのは見えていたので落ち着いて出しました。
（ダンスは？）もう踊ることはないと思っていたんですが、武井さんが踊ろう、踊ろうとひつこく誘って来たので仕方なく踊りました（笑）。あまりにも難易度が高かったと思いますが、前回僕が踊ったダンスをきっとみんな集中して見ていたんだと思います」

●武井択也選手（Ｇ大阪）:
１点目はショートカウンター的な形で、相手のミスを奪って決めたし、後半もかなり早いテンポの早い中でとれたので…ガンバらしいパスサッカーはちょっとなかったけど、結果的に勝てた事がまた次に繋がる。また次はガンバらしいサッカーができたらいい。今は勝つことが本当に大事だと思うし、相手も絶対に警戒してくると思うので、今日みたいな勝ち方でも勝ちは勝ち。しっかりこういう中でも勝っていけることが最終的には上にいれると思うので、続けていきたい。個人的にはもう少しまわして圧倒したかったですね。そういう攻撃をしたかった。ただ今日は遠藤さんも疲れていたし、全体的に運動量も多くなかったですから。みんなで割り切った中でああいう戦い方になったけど、それでも結果を出せた事をプラスに考えたいと思います」

●山口智選手（Ｇ大阪）:
「（スタートの入りが悪かった理由は？中断あけでしたが、前半から重そうに見えました）コンディション調整の中で、代表組みも含めて全体のギャップがあったし…ケガ人で調整していた選手も多かったし、フルで練習できたからベストだったかと言えばそうでもなくて、そういう中でちょっと難しいところはありました。
（藤春選手に対しても相当カバーしながらやっていましたね）結構彼はぼ〜っとしてますけど、言えば気づいて修正するので。そっちに気を取られる事は確かに多いですが、彼は足もあるし、戻るスピードに関してはあまり心配していないので、気づかせる事を中心にやっていますけど、今日みたいにいい距離でカバーできれば対応できるし、ちょっと慣れも出て来たので、事細かにもう少し言って行ければいいかなと思う。
（全体的に低くなった理由は？）そうですね、もう少し前からいきたかったんですけど、前の選手が行ききれなかったところもあった分、裏もあるんで…そういう裏のケアも頭にあり、そういう中で少し下がりすぎたのはあった。気持ち的にはもう少し前からいきたかったので、少し中途半端でしたね。前線とも巧く連動しきれず…やっぱりスタートが決まらないとチームとしての狙い所が難しくなる。前半は特にそれが出てしまったのかな、と。今日は本当に身体が動かなくて難しい試合になりましたけど、前半ああいう形で先制点をとれたのが大きかったと思います。

（３試合完封ですね）とられる時はとられるし、今日０で押さえたから決して完璧とは思っていないので。この試合が最終戦ならOKですが、まだ（リーグ戦の）過程ですから。複雑なところもありますけど、ただ結果もとれて連勝できたのは大きいし、こういう結果を次ぎに繋げていくことが大事だと思います。

（ただチームとしての守備意識は高まっているのでは？）確かに悪い時に比べてボールに対しての入りや距離はよくなっている。最初のところの入りの部分でも人数が揃ってやれていますしね。試合の中でポジショニングを修正したりということも出来ているので、全体としての意識というのは高まっていると思います。

（システム変更について）押し込まれる時間帯が続いたので、もう少し前からいけたらよかったんですけどね。ただ獲ってからもチャンス何回か作れたし、戦い方ははっきりしていたし、最後のところでもしっかり我慢してやれていたので、それが０に繋がっている。ラッキーなところもあるけど、また次に繋げたい。

●ラフィーニャ選手（Ｇ大阪）:
「（ゴールについて）見ている側からすれば簡単なゴールにみえるかもしれないけど、あれはFWにとっては難しいゴールだったのでそれを決められてよかった。前半から相手のマークも厳しかったし、おそらく今後もこういう試合は増えると思いますが、同じようにチャンスがきた時に決められるようにしたいです。
（試合を重ねるごとに相手のマークは厳しくなっているのでは？）もちろんそれはあります。最初に比べて、相手によこうスタイルを研究されているなという感じはするし、徹底したマークにあっている。それをうまく外すようにということは毎試合考えながらやっていますし、その中で僕が獲れたらそれも嬉しいし、アシストという形で貢献できても嬉しいと思います」


●橋本早十選手（大宮）：
「負けている状況で(出場の)チャンスは来ると思っていたし、できれば1-0の状態で入りたかった。難しい試合になったが、監督からはサイドをどんどん使っていけという話をしていたので、それを意識してプレーした。逆転することだけを考えて、持ち味を少しでも出そうと、攻撃の部分で貢献したかった。(得点の)チャンスもあったので、もうちょっと落ち着いてやれれば良かった。ああいうところでしっかり決めていかないと、またチャンスももらえないし、チームとしても厳しい状況になっていくので、またトレーニングを頑張りたい」

●東慶悟選手（大宮）：
「(ガンバは)強いっす。完敗でした。攻撃のとき、枚数が前にいなくて簡単に守られた感じだった。暑かったので、もっと運動量を増やして全体で攻撃していかないとなかなか点は取れないなと思う」

Q：最初から守備的に行こうというプランではなかった？
「はい。不用意な形で前半の終りに失点してしまったのがすごく痛かった。ああいうのでやられるとなかなか難しい」

●深谷友基選手（大宮）：
「途中まで１失点でずっと我慢して、その間にもチャンスがあった。そういうところでなかなか試合が動かなくて、相手もミスが多くて、早い攻撃でチャンスも作れたけど、最後の最後で決めることができず、その中で追加点を取られてしまった。でも最後まで１点でも取りに行く姿勢も出すことができたし、決して完璧にやられたというわけではなく、自分たちのミスで失点してしまった部分もある。そこは修正が効くと思うので、前向きにとらえて、次に向けて頑張りたい」

●渡邉大剛選手（大宮）：
「ゲーム内容としてはそんなに悪くなかった。時間帯的にもちょっともったいない失点をしてしまった。相手は２トップが強力で、常に数的優位を作って対応するということで入って、それができずに危ないシーンもあったけど、最後のところでは守れていた。攻撃のところでもっと相手のバイタルを突いて、もっとセンターバックの裏を突いていければ良かった。個人的にももっと良い形でシュートを撃ちたかった。ゴールを取れなくて残念だし、負けてしまって悔しい」

Q：向うのゴール前までは行けるけど、最後のところをどう崩すかが課題？
「そうですね。前半もそうだけど、単発になってしまうことが多かった。弾き返されてもセカンドボールを拾って２次攻撃３次攻撃するというところができれば、もっと相手に脅威を与えられたかなと思う。あとは長い距離上がっていって、最後にボールをもらったところで体力を消耗していた。クオリティの部分と、中に人が少なかったので、サイドからクロスを入れても物足りなかったかなと思う。そういったところはもっと修正していかないといけない」

Q：前半の失点がもったいなかった。
「あれは周りのサポートが、僕を含めてアングルと距離感が遠かった。もっと注意深くみんながプレーするべきところだったし、その辺を突いてくる抜け目なさがガンバはさすがだなと思う」

以上