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【PRIDE OF 中四国:陰陽(いんよう)ダービー発表会見】出席者コメント(11.08.29)

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本日、鳥取vs岡山の試合の名称について陰陽(いんよう)ダービーと発表された。

今シーズン、ガイナーレ鳥取のJ2参入をきっかけに、J2中四国4クラブ(鳥取、岡山、徳島、愛媛)が連携した対戦企画として「PRIDE OF 中四国」が発足し、各クラブが地域の観光や物産のPRを通してサポーターに楽しんでいただけるような様々な取り組みを企画しております。地域の「誇り」をかけて戦うだけでなく、スタンプラリーなどの通年企画を通じ、4地域の人、物、文化の交流を推進しています。

このたびガイナーレ鳥取対ファジアーノ岡山との対戦ということで、スポーツのみならず、観光、物産、文化振興など、新たな形での魅力満載のスタジアムを目指すため、記者会見の開催になりました。

日程は
第27節 9月10日(土)19:00 会場:とりぎんバードスタジアム
第6節 10月19日(水)19:30 会場:kankoスタジアム
となっております。
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【PRIDE OF 中四国:陰陽(いんよう)ダービー発表会見】両チーム監督・選手コメント

●株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ 上條仁志ホームタウン推進室長:
「本日はお忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。今シーズンからガイナーレ鳥取さんがJリーグに参入されたことをきっかけに、鳥取、岡山の中国2クラブ、愛媛、徳島の四国2クラブ、合わせて4クラブで互いの地域のプライドをかけた対戦と地域の交流を目的とした「PRIDE OF 中四国」を立ち上げています。クラブ間の連携をさらに深め、県、市、各行政の支援をいただきながら、各試合を盛り上げてまいりました。このような経緯をたどりながら今回、Jリーグで初となる鳥取との対戦を迎え、同じ中国地域である両チームの対戦を特別なものと位置づけたいと思い、新たなダービー戦を立ち上げることとなりました。

このダービー戦を迎えるにあたり、名称を決定いたしましたので、ここに発表したいと思います。

名称が「陰陽(いんよう)ダービー」です。
鳥取と岡山は、それぞれ山陰地方、山陽地方に位置し、その「山陰」と「山陽」から一文字ずつ取り、サッカーでよく使われるダービーという言葉をつけ、「陰陽ダービー」として両クラブの話し合いで決定いたしました。対戦の名称については、鳥取、岡山両地域だけでなく全国に広くこの名前を知っていただこうと決定しております。Jリーグでも多くのダービーマッチが行われていますが、それらに負けないようにこれから始まる「陰陽ダービー」が歴史を重ね、多くの方からの注目を浴びる一戦となるようこれから一戦一戦、積み重ね、「今日は『陰陽ダービー』だ、」と言われるように、両クラブで頑張ってまいりたいと思います」

●株式会社SC鳥取総括部 木山正一次長:
「9月10日に、とりぎんバードスタジアムで行われます陰陽ダービー初回のイベントについて説明いたします。細かい点は調整中で、現時点での予定としてご認識いただければ幸いでございます。

1.「うらじゃ」演舞
岡山から「うらじゃ」に来ていただき、試合前に「うらじゃ」の演舞を行っていただきたいと考えています。岡山の踊り手だけでなく、鳥取からも何らかの形で若者たちが加わって、一緒に踊りを盛り上げていけるような、そんなイベントにしたいと考えています。実際の演者は岡山サイド、鳥取サイド調整中になっております。

2.来場者プレゼント
鳥取、岡山の両自治体から、当日お越しくださったお客さまへの来場者プレゼントをご用意したいと考えています。数量、何を差し上げるかは現在調整中です。

3.特産物の試食・販売
岡山からは「ピオーネ」をお持ちいただき、バードスタジアムに来られた方に試食していただき、鳥取からは「二十世紀梨」の試食を考えております。合わせまして、ちょうど「二十世紀梨」がシーズンを迎えることから、鳥取ではお土産としてお持ち帰りいただけるよう、当日、バードスタジアムでの販売も考えております。

4.両県マスコットじゃんけん大会
両県からマスコットが集合し、お客さまをお出迎えします。岡山さんからは「ももっち」と「うらっち」、鳥取からは「トリピー」、「因幡ぴょん兎」くん、「しろぴょん」ちゃんが来場予定です。マスコットとお客さまのじゃんけん大会も考えております。

5.両県PRブース
「PRIDE OF 中四国」では、4県の観光ブースを立ち上げていますが、今回はとくに鳥取、岡山両県の魅力をご紹介するPRブースを設置します。その中では、徳島さん、愛媛さんも加わっていただいて、中四国のブースとして盛り上げていきたいと考えております。「PRIDE OF 中四国」の連携企画である「スタンプラリー」の対象試合としています」

●上條氏(岡山):
「10月19日、水曜の平日になりますが、岡山―鳥取戦が岡山のホームで行われます。4月10日に予定されていましたが、延期開催となり平日ということで鳥取からご来場いただくことはなかなか難しいと思っておりますが、「お互いの両県には、お互いの出身者が多くいらっしゃる」と、さきほどガイナーレ鳥取さんとお話しておりまして、平日でも多くの方に来ていただけるのではないかとしっかり盛り上げていきたいと思います。具体的なイベント内容は決まっておりませんが、鳥取、岡山両県の行政の皆さまに地域間交流ということで盛り上げていただいておりまして、観光、物産のPRがメインとなるかと思っています。対戦の前週の試合時に、とりぎんバードスタジアムにお邪魔して、チケット販売が出来ればと考えております。ちょうど8月26日の試合の際も、鳥取戦のチケットを販売しておりまして、我々の方も事前のPRを出来るだけしながら多くの方に来ていただきたいと考えております」

●株式会社SC鳥取 塚野真樹代表取締役社長:
「この『陰陽ダービー』につきまして、私ども鳥取には2つの大きな側面があると考えています。ひとつはJFLの時代に1年間、一緒に戦わせていただきました。岡山さんとの2008年の最終節は本当によく覚えています。岡山さんは富山と対戦され、我々は茨城の流通経済大と対戦で、岡山さんが引き分けられて我々が勝つと我々が昇格という状態で、岡山さんは本当に遠慮していただいて引き分けられて、我々が勝てば、という状況でしたが、流経大に0−2で敗れて、岡山さんが昇格されたということを非常によく覚えています。

当然私たちだけでなく、サポーターもよく覚えておられまして、このダービーに関して鼻息が荒いのはたぶん鳥取の方だと思います。普段はお世話になり、協力関係でいますが、今回対戦するのは我々のホームで、この一戦だけは何としても勝ちたい、という位置づけで取り組もう、ということでチームは一戦一戦戦いますし、今、順位も比較的近い所にいるチームです。ゲームの上でも負けられない、クラブの歴史的にも負けられない戦いになります。38試合の中の1試合ではありますが、監督さん選手にも、長くいる選手にはわかっていますし、新しい選手にもこういうことをしっかり伝えて、この一戦に120%出せるよう臨みます。

合わせてフロントの方は『1万人プロジェクト』です、と先に発表して準備を進めています。これは毎年やっていますが、昨シーズンは首位決戦で佐川さんとの戦いで行い、ちょっとだけ足りなかったんですが、9,499人がご来場の中、試合をしました。今回、岡山さんとの戦いで「1万人プロジェクト」を企画し、十分達成しうる状態になっていると思っておりますので、サポーターのみなさんに後押ししていただいて、是非とも勝利したいと思っております。

もう1点、「陰陽ダービー」というネーミングですが、両チームで知恵を出し合い、まわりの意見も参考にしながら決めました。賛否両論あったんですが、私のほうが「陰陽ダービーがいいんじゃないか」という話をしたことを覚えています。サッカーというのは、ホームタウンということを非常に大事にしてホームタウンありきでやっていることはご存じだと思います。岡山の皆さんは山陽地方に住み、我々は山陰地方に住んでいます。ホームタウンというのは、歴史の積み重ねの中で出来ている、そういう歴史を大切にして地元にあるものを大切にしていく、「我々とは何だろう」ということを大切にして、スポーツをやっていこう、というのはホームアウェイ制だと思っているんですけれども、そういう意味合いでいうと、今回の名称は素晴らしい。そう思っております。「陰」と「陽」になっていますので、岡山さんから見ると、〈それでいいの?〉というような感覚を持たれるかもしれませんが、我々からすると、これ以上、パワーを注ぎやすいネーミングはございません。岡山さんには申し訳ないですが、正直、これはアドバンテージが鳥取にあります。「陰陽ダービー」って言われて燃えない山陰の人はいません。(笑)。力を出しやすい名前にしてもらったなと思っておりますんで、一応、これをお伝えするのがフェアかなと思ってお話しております。いずれにせよ、ご近所対決でダービーというのはサッカーというスポーツの醍醐味で、その醍醐味を岡山、鳥取の皆さんに味わっていただけるよう、両クラブ、フロント、チームが力を出して、ご来場いただく皆さんに喜んでいただけるようにしたいと思っております」

●株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブ 木村正明代表取締役:
「ガイナーレ鳥取さんとJリーグという舞台で初のダービーマッチを開けるということで非常に思うものがあります。JFLでの対戦は1勝1敗でした。とくに2008年7月、岡山での花火大会に重なった日程のゲーム時、3000人来ていただくのに四苦八苦しており、花火大会にも関わらず3000人を越えてすごいなと思っていたらアディショナルタイムに逆転弾を喰らって、メインスタンドの半分以上の方が立ち上がって喜んでいらっしゃって、あ、鳥取からこんなに来られていたんだ、と、ある意味僕にとって印象深い一戦であったと記憶しています。

「陰陽ダービー」としてこの先、長く続くであろう対戦において、今回の対戦は負けられない一戦になります。ぜひ、お互いのプライドをぶつけ合いながら、いい勝負をさせていただきたい、そう思っております。

また「PRIDE OF 中四国」として今回、両県の自治体の皆さまに支援を頂戴しまして、お互いのホームゲームを盛り上げていただくことになっております。たいへん感謝をしております。両県のサポーターがサッカーの試合を通じて、楽しみながら対戦と交流を深めることが、両クラブにとって、この「陰陽ダービー」を開催する意義深いものだと思います」

Q:「陰陽ダービー」というネーミングについて、塚野代表の印象はうかがいましたが、木村代表の印象はいかがでしょうか?
木村代表(岡山):
「この2チームの対戦を意味するものとしてはベストだと思っておりました。ただ率直にもうしまして、ガイナーレさん、鳥取の皆さんの反応というものが非常に気になりましたので、Jリーグの中四国の社長会議の時にも相談させていただき、色々な方にご相談させていただいた結果、これで構わないという確信を得ましたので、今回このネーミングに決定いたしました」

以上
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