8月28日（日） 2011 J1リーグ戦 第24節
名古屋 4 - 1 甲府　（19:03／豊田ス／19,061人）
得点者：9' ハーフナーマイク（甲府）、32' 玉田圭司（名古屋）、34' ケネディ（名古屋）、45'+5 藤本淳吾（名古屋）、69' 藤本淳吾（名古屋）
スカパー！再放送 Ch308 8/29（月）後09:00〜
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●玉田圭司選手（名古屋）
Q：素晴らしいゴールでしたね？
「そうですね、すごいですね(笑)。本当にタイミングがぴったりだったのですが、上手く入ってくれました」

Q：ベストゴールなのでは？
「それは自分が決める事ではありませんので…(笑)」

Q：先制されてからの同点ゴールでしたが？
「最近グランパスは、相手に先制ゴールを決められます。その後、何かをきっかけにチームが変わるのですが、それが今日は僕のゴールだったと思います。あの時間帯からは人もボールも良く動くようになりました」

Q：その後をきっかけに終わってみれば4-1の大勝となりましたが？
「相手に退場者を出しましたし、あまり評価は出来ませんが、それでも自分達でボールを動かし、良く動けていたと思います。これからもこういう試合をしたいです」

Q：玉田選手がゴールを決めると負けない神話が続きますが？
「1試合増えましたね(笑)。いつも言っていますが、僕は前線の選手ですし常に得点を狙っています。これからも、その神話を伸ばせればと思っています」

Q：2週間で5試合、厳しい日程でしたが？
「コンディションを維持するだけでも難しい状況でした。それでも、それは相手も同じ条件ですし、言い訳には出来ません。でも本当にキツかったですね。この連戦を終え良い順位に付けてはいますが、ここからが本当の勝負です」

Q：これで2週間空きますが？
「少しリフレッシュし、これからのゲームに備えたいと思います。そして次の対戦相手は上位の柏レイソルですし、絶対に勝ちたいと思います」

●藤本淳吾選手（名古屋）
Q：まずは、見事なフリーキックを振り返って下さい。
「相手のキーパーのポジションが少し微妙に感じました。前回、アウェイの対戦で決めているので駆け引きがあったのですが、上手く決められて良かったです」

Q：開始早々にも惜しいシュートがありましたが？
「あれはキックミスでした。あそこで決めていれば、また少し違った展開だったかもしれません。ああいう場面でしっかり決めなければいけないと思っています」

Q：甲府との対戦、アウェイでの敗戦は意識していたのでしょうか？
「もちろんそれはありますが、今は自分達のサッカーをどうするか、という事を考えてプレーしています。上位陣4チーム、他も負けませんし、その中から抜け出すためには自分達も負けられない、勝ち続けなければいけません。目の前の試合、1試合1試合を戦うだけです」

Q：ご自身の2点目を振り返って下さい。
「ジョシュア（ケネディ選手）が良いボールを出してくれたので、あとは落ち着いて抑え、蹴り込むだけでした」

Q：移籍後初の1試合2ゴールですが？
「本当ならもっと獲らないといけないのですが、それでもこうやって得点を決めたりアシストするなどで貢献したいです」

Q：2週間で5試合、厳しい日程でしたが？
「9月は3試合しかありません。そこへ移す事ができればもう少し楽だったかもしれませんが、それでもこの日程を勝ち越せた事は良かったと思います」

Q：これで2週間空きますが？
「次の対戦相手は柏レイソルですが、勝って相手を蹴落とすくらいの気持ちで良い準備をしたいと思います」

Q：前半、得点の前後でパス回しがスムーズになった印象です。
「最初は確かにリズムをどっちが取るかみたいな感じだったんですけど、そこでうまくバランスを取ってうまくできたので」

Q：きっかけではなく、徐々にバランスが整った？
「はい、落ち着いてできてきて」

Q：2点取って、手応えも強い試合なのでは？
「2点取れたのは良かったですけど、先に失点しないように、もうちょっと理由を考えながらやりたいです」

Q：後半は2点リードと1人多い状況を持て余してる感じもありました。
「あれだけ点差が広がって、相手も少なくて。無理に攻める必要もなかったし、相手も出てくるからかわして。前半と比べたら落ち着かなかったんで。僕らがもっと押し上げて、前に出られればよかったんですけど」

Q：ボランチもモノにしましたね。
「いや、まだディフェンスできないんで(笑)」

●小川佳純選手（名古屋）
Q：2点目のパスのつながり方、回し方は今までにない形でした。
「前半途中からリズムがよくなって、ボールも回るようになった。距離感とポジショニングがみんなよくなった。やっぱり僕とタマさん(玉田)が外に開きっぱなしだとああいう風にはならないと思うし、ジョシュア（ケネディ）やブルゾ（ブルザノビッチ）の周りに（藤本）淳吾さんや（中村）直志さん、僕やタマさんがバランスよくポジション取れたから」

Q：最近はガンバにも負けない攻撃を展開できていると思います。
「ガンバとはスタイルが違いますけど、ウチにはウチのスタイルがあって。前半のようなああいう形で、最終的にサイドバックが上がってきてクロスで終える場面がけっこう作れてきたんで。タマさんの得点もサイドからだし、ジョシュアの得点もクロスじゃないけど、サイドから低いボールを入れてそこからシュートで、けっこううまいことやれてたんで、良くなってきたかなとは思います」

Q：プレーする側の手応えはいかがですか。
「前半やってるときは、途中からですけど、やってて楽しかったというのもある。やっぱり1点取れたのが大きかったかなって感じですね」

●山本英臣選手（甲府）
「いい形で先制したが、名古屋は悪いなりにも結果に結び付けてくるチーム。（甲府の）いい流れの中でもう1点を取りにいくのか、カウンターを受けないようにリスクマネージメントするのかが勝負の分かれ目だった。その判断の部分は反省点。名古屋の試合巧者ぶりを発揮させてしまった。ただ、今日の試合は良くなくても、次は別物としてやっていけるチームが結果を出せると思うので、そうしたい」

●片桐淳至選手（甲府）
Q：30分まではいいゲームだった。何が原因で変わってしまったのか？
「ミス。単に自分たちのひとつのミスだと思う。先制点を取る前からマイクへのパスで1対1だったり、裏をすごく取れて、先制点をもぎ取った後も相手のポゼッションとかも回させてる状態だった。でも自分たちのボールになった瞬間のミスから簡単に点取られて、2点目も何もできない状況からのミスだった。まあ、すごくがっかり。勝つチームというのは、こういう点の入れられ方はしない。自分たちのゲーム内容なのに、5分の間に相手にペースを持っていかれるサッカーというのは、ほんと醜いと今日感じました。アディショナルタイムの3点目も、あれが入っちゃうということ自体がおかしいと思う」

Q：古巣相手、という意識は？
「別に、名古屋だからというのはない。J1の舞台でやっている自分を変えたくないという意識が強いから、来年降格するのも嫌だし。そういうところで今日の負けは非常に悔しいし、何というのか、立て直しは必要だと思います」

●荻昇太選手（甲府）
Q：4失点、GKとしては特に悔しい敗戦ですね。
「まあ、立ち上がり先制するまではうまくウチの戦い方ができたんですけど、同点に追いつかれてしまったあの失点で少し頭が下がってしまった部分があると思います。それが原因だと思います」

Q：2失点の間に展開をひっくり返された感じでした。
「相手の勢いに飲まれたというか、うまく試合をコントロールすることができなかったかなという印象はあります」

Q：前半、相手のパス回しが良くなった時間帯に失点しました。何か自分たちのミスがあったとは思いますか。
「失点に関してはサイドを崩されるところまでは仕方ないと思うんですけど、中のDFで何とか踏ん張るという部分が少し足りなかった気はしています」

Q：攻撃はしっかりカウンター狙いで、ロングフィードをよく狙っていけていましたね。
「もう少しうまく、真ん中だけでなくて、サイドのスペースも使って、使って、ボールを保持する時間を長くできればよかったんですけど。同点に追いつかれたことで、積極性が欠けてしまったところがあると思います」

Q：GKとしてこの4失点をどう受け止めますか。
「後半の1点は(攻めた結果のカウンターだから)仕方ない部分もありますが、他は…。1点目もちょっとすごいシュートでしたが、そこで下向かずに同点に追いつかれてもまだイーブンだって気持ちを持って、また立ち上がりみたいに積極的にやれればよかったんですけど、そこが課題かなと思います」

●伊東輝悦選手（甲府）
Q：カウンター対策も含めての起用でしたが、その部分での手応えは。
「結局、1本入れられたのはカウンターだったから。思うようなプレーはどうだったかなとは思います」

Q：人数が少ない中でもきっちりカウンターのチャンスは作れていたかと思いますが。
「まあ、そうですね。相手もある意味カウンターを狙っているようなところはあったと思うし。何人か残るというか。そこで運ぶのはそんなに難しい事ではなかったと思うけども、最後は相手の中央になかなかフリーでやらせてもらえなかったかなというのはあります」

Q：パスを回される展開で、苦しい状況ではあったと思いますが。
「後半？　1人少なくなって、少なくなっただけでなくて2点ビハインドで。ボールをどこかで取りに行かないといけないというか、そんな状態で。取りに行けば、そこを外される。ある意味そうなることは仕方がない、仕方がないという言い方はちょっとあれだけど、そこで何とかしのぎながら得点を狙いたいなというのはあった」

Q：苦しい展開で投入されて、チームをどうやって引っ張っていこうと考えていたのですか。
「たぶん狙いはさっき言ったようなカウンター、守備面でしっかり守って攻めたいと考えていたと思うんだけど。どうだったのかな、というのが自分にある」

Q：今は中断を挟んで、また切り替えてという心境ですか。
「まあ、そうですね。でも90分トータルでどうかというところだと思うけど、先取点取って、玉田のゴールがあるまではコンパクトに戦えた。ゲームは進められたと思うんで、そういう時間帯を長く伸ばせるように。そんなところかな」

以上