8月24日（水） 2011 J1リーグ戦 第23節
磐田 1 - 1 仙台　（19:03／ヤマハ／8,693人）
得点者：48' 赤嶺真吾（仙台）、71' オウンゴ−ル（磐田）
スカパー！再放送 Ch183 8/25（木）後05:00〜
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●手倉森誠監督（仙台）：

「まず、連戦の中でしっかりコレクティブに全員攻撃、全員守備というところでしっかりコントロールして戦うと。ジュビロとはヤマザキナビスコカップでも当たりますし、順位も近く、過去に因縁めいたものもあり、負けたくないと。倒して前に進まなければいけない相手ということでゲームに入りました。何より先に得点を取れたこと大きかったです。オウンゴールになったシーンはピッチが濡れたことが災いしてしまいました。それ以外はあまりやられる気はしませんでした。1-0で逃げ切る気はなくて、攻撃のところで少しアクセントをつけながら追加点を狙いたかったのですが、同点にされたことと、後ろの選手にアクシデントが起きたことで、前の交代を1枚しかできかなったというところで攻撃の仕掛けの交代ができなかった分、追加点は取れませんでしたが、そういったところを考えても選手はアクシデントにぶれず、最後までコントロールしながら勝点1を拾えました。
ジュビロにあの勢いでひっくり返されていれば順位も下がったと思いますし、それをさせなかったというだけでも我々にしぶとさがあると示せたと思います。これでようやくホームに帰れますし、引き分けの悔しさをホームゲームにぶつけたいと思います」

Q:赤嶺選手がまた磐田戦でゴールを挙げましたが？
「まず、クリアボールの予測、取った瞬間の収まりはなかなかゲーム感覚はなかったのですが、後半自分達から動いてみろと話したら、太田と赤嶺で2人で連係を組んで点取れ、その後に除々コンビネーションもよくなったし、裏を取る動きもでき、収まりも効いてきたというところで、ゲームをコントロールできたと思います。前節休ませて彼はゴールというところで大きな仕事をしました。太田もそれで連戦ですが大きなアシストを決めてくれました。アタッカーが最初にゴールという仕事をしてくれれば、最低でも勝点1が取れるということをやってくれたと思います」

Q:オウンゴールの場面ですが、今季、左サイドを崩される場面が多いのでは？
「ちょっと怯むシーンがあるかなと。ちょっとした準備のところですが。チソンのところのハムストリングが気になって前節使わなかった部分と、あと一つはどうしても前にかかっているなと。それで外を使われやすくアプローチが緩くクロスを入れられたりと。そこまでは上手くやれていましたが、あの時間帯、ちょっとジュビロがアタッキングサードに人数を掛けてきた時に揺さぶられ、あのクロスを上げられてしまったと。ただ、ボールなのかコースなのかというところを判断できれば、あれは最低限コーナーキックに握れなければいけないと思いますが。ただ、攻め上がってきたクロス、ボールスピードはピッチの状態を頭に入れたクロスで、いやらしいボールだったのでやられてしまいました」

Q:角田選手の途中交代となりましたが、守備のプランに変更は？
「（プランを）変えずにやりました。前節は高さがあるチームですが、ジュビロは最後までつないでこようとするチームで、パワープレーでディフェンダーを上げてくることはないと思っていたので、そのまま高橋で大丈夫だろうと。逆に機動力を出してボールをしっかり配ってくれたので、いいサッカーができたと思います」

Q:ディエゴ選手の起用についてのプランは？
「（プランは）ありました。田村が元気であれば最後はディエゴでこのゲームを決めたいという思いがありました。アクシデントが起こった時、おそらく自分自身が一番残念だったと思います。スぺースも空いてきましたし、関口、リャン、（中島）裕希が持ち出した後、おそらくボールによって受けて仕掛けることをイメージしながらその時を待っていましたが。逆に交代する前に田村のそういったことが出たことは逆に良かったと思います。彼は今、コンビネーションのところでもチームメイトからもボールが集まってくるようになっていますし、彼自身味方の特長を理解することが早い選手だったので、連戦の中で様々なコンディションを考えれば、次のゲームは彼には出番が来るだろうなと思っています」

以上