いやあ、暑い暑い。冬になったら寒いと書き、夏になれば暑いと書いてばかりのような気もするが、実際にそうなのだから仕方ない。ただ、この夏の札幌市内はそんなにガッツリと気温が上がっておらず、「もしかしたら今年は扇風機を出さなくても過ごせてしまうかも」とか考えていたのだが、8月に入ってかなり暑くなってきた。いまも扇風機の風を浴びながらパソコンを打っている。
とはいえ、30℃に届くか届かないかという気温で「暑い暑い!」と騒いでいては、首都圏などの人に怒られてしまうかもしれない(冬になったら逆の状況になるのだが…、と心の中で思っているが)。
札幌市内が暑いときはそれ以外の地域はもっと暑いわけで。アウェイゲームの際にチームはその気温差に悩まされることになる。普段暮らしている札幌市内はエアコンではなく扇風機で何とかなってしまうわけだし、7月までは扇風機なしで、窓も開けずに過ごせてしまうこともある。それが筆者の知る北海道の夏だ(もちろん、地域によりますが)。
そんな北海道と他地域との気温差。涼しい札幌市内から、暑い本州、四国、九州へと出かけて行く夏場のアウェイゲームは、選手たちには非常に難しい様子。敵地に到着して飛行機を降りた瞬間から蒸し暑さが全身を覆い、動きが重くなる。試合が夜に行われたとしても、そうした地域で90分間走り回るのはさぞかしハードだろう。そんな夏場のアウェイゲームの対策を、何人かの選手に聞いてみた。
まず、古田寛幸選手。
「普段から時間があれば、できるだけサウナに入るようにしています。蒸し暑さに体を慣らすのもそうですし、汗腺を開かせることも大事だと聞いているので」
続いて日高拓磨選手。
「試合中に、とにかく動き回ることですね。止まっていると暑さのことを考えてしまうそうになりますから、とにかく動き出していれば、暑さもそんなに感じないのかな、と自分では思っています」
そして河合竜二選手。
「やっぱり気合ですよ。気持ちが大事。気温差があるからといって、それが言い訳になることは決してないわけで。戦う気持ちを出すことが一番じゃないですか?」
暑さ対策はひとそれぞれ。サポーターの方々にも、暑さ対策はあるのでしょうか?
夏真っ盛りの札幌市内。ビアガーデンは賑わい、リンゴも着実に大きくなっている、かな。
以上
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2011.08.09 Reported by 斉藤宏則
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