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【J1:第20節 鹿島 vs 山形】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(11.08.06)

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8月6日(土) 2011 J1リーグ戦 第20節
鹿島 3 - 1 山形 (18:34/カシマ/13,139人)
得点者:16' 野沢拓也(鹿島)、24' 大迫勇也(鹿島)、49' 太田徹郎(山形)、58' 新井場徹(鹿島)
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●小林伸二監督(山形):
「前半、守備的で状況によっては落ち着いてくると、少し広い攻撃をしようということで送り出しましたけれど、10分過ぎたところでボールに行けなかったのが少し残念だったということと、落としてコンパクトになってるんですけど、走られた選手を任せるのか、しっかりつくのかという、うちが大事にしてきたことができなかったのが残念かな、と思います。
後半、積極的に入りから、前半の途中から(鹿島の)足が止まってきているので恐らくバイタルも入る、ということで、そういう攻撃ができたということと、そこで転が取れたところまでは良かったと思います。次の1点をどう取っていくかという矢先に、どうしても甘いということなのか、シュートした新井場選手がうまいのか、ということになりますが、あれくらい時間があったら、ブロックするかコースに入るというのはできれば良かったな、という感じがします。
そのあともいくつか、広がった攻撃ができているんで、次に繋がったかなと思っています。なかなかゲームを大事にするために入りが悪くて足が動かないだったり、良い所まで追い付くというよりも、いまから際の戦いになるところで脆さが出てしまうというのが、なかなか逃げ切れないでいるということになると思います。
ホームで次はやれるので(8/13vs甲府@NDスタ)、そういうところを明確にして、言い続けながら戦っていくということを、今日の経験を次に繋げることを大事にしたいと思います。やれてる選手だったり、途中から入っても戦ってる選手はいるので、次に繋がる選手になっていくと思いますので、その辺は大事に行きたいと思います」

Q:今日の敗戦で去年の敗戦数と並んでしまったということと、太田選手に対する評価をお願いします。
「シーズン始めからどっちかというと引き分けでOKというところを押しかけて、で、競り負けたというゲームがいくつかあって、それがリズムに乗れなかったというのが前半だと思います。後半は固くいって(勝点を)取りたいというのはありますけど、今度は怪我人が多くてまとまりができなくて、今やっと怪我人が戻って来ている形です。昨年は負け数をどうこう計算してないので、とにかく上の甲府に近づくということと、そこから次の(勝点)20台のチームに近づくというのが大事だと思うので、確かに良い所もあって、当然、良いところよりも悪いところが多いのでやられてるとは思いますけど、そういうところを治しながら進んでいく、というのがひとつ。

太田については前半、足下で受けるプレーでやられてたので、あの辺はきちんとキープできると言うんですかね。何回かさらしたところを厳しく取られているんで、あの辺をキープするというところ。後半は、サイドバックが高い位置を取ったら中に入ったり、彼の本来のスペースでボール受けたりプレーすることを発揮できたと思います。この暑さでも動けてるんで、それを大事にやってくれればいいと思います。そういうところで、シュートを打てたり、セカンドボールのこぼれがやって来たり、というのがあると思うんですね。右側の選手なんですけど、ああいうニオイがした時に逆までポジションを取ってるというのも合わせてそうだと思うんですけど、感じていることと動けるということはすごく大事で、そこは十分やってくれたと思います。前半は少し、サイドバックのアプローチが早いんであれば、きちんとブロックして、そこでOK。次にはたいて勝負、という判断ができればもう少し良かったんではないかと思います。少し前半は(雰囲気に)飲まれていたのかな、という感じがしますけど、全体的にはサイドハーフでもうまくこなしているな、という感じはします」

Q:前半はサイドハーフを広げる意図があったと思いますが、そのために選手間の距離が遠くて、ボールを奪った後に繋ぐ時に、パスがずれたり、相手に狙われたりというのが目立ったように思うのですが、その辺の戦術的な部分は、前半は特にどういう風に感じていますか?
「前半は、一つのポイントで恐らく1トップになるんで、サイドハーフが流動的になるので、サイドバックが素速く広がると多分(パスを)受けられる。で、高い位置を取るサイドハーフがトップのラインより低い位置でアングルをつくることが大事っていうところの関係ですよね。そこをうまく持つことが、守備的から切り替えた時にそういうことができるかと、左サイドに関してはシンプルに裏を狙うと言うことです。太田は内側を狙う、どちらかというと右上がりの攻撃を流れのなかで少しやっておくというのが前半で、後半は一気に色を変えるというところが狙いだったんですけど。後半はできたと思います。前半は少しそういうところが。当然(山形の)右サイドの新井場についてアプローチが厳しくて、逆に左サイドについては2〜3m空いてるんで、あの辺はファーストタッチで見れるようになれば、川島ももう少し良いプレーができんですけど、懐に入ってるんで、あの辺は少し高い位置でも見てパスをしたり、見て縦に仕掛けるのかができると、もっともっと前半、川島も生きたかなという感じがします。それは孤立するというより、右サイドに入ったところを見れないのであればスクリーンできちんとキープするというところで、楔のところにはセンターフォワードもいるし、ボランチもいるというのは、広い範囲であるはず。顔さえ上げればあるわけで、その辺が少し前に行くためにヘッドダウンして見えないというのがちょっとあったかな、という感じがします。

後半についてはまあ、うーん、良い形でね、狙いができたと思います。そうですね、あの、次のゲームももうあるもんですから、良い所は狙ってるところができて点も取れてるんですけど、それはよかったなと思うし、選手もわかってると思います。2-1のままいいくと、おもしろかったと思うんですけど、まだ、そういうところがもったいないな、と。残念ですね。次につながるよう、メンタル的にもがんばらしたいと思います」

以上
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