本日、新潟聖籠スポーツセンターにて村上佑介選手、ハファエル選手移籍加入会見が行われました。
会見でのコメントは、以下のとおりです。

●田村貢　アルビレックス新潟　代表取締役社長
「シーズン当初にACL出場を目標に掲げて戦ってきましたが、ケガ人や代表選出のためにメンバーがそろわず、苦戦しています。ただ、まだリーグ戦は半分以上残っています。十分に巻き返しができます。その中で村上選手とハファエル選手に加入してもらいました。チームとしての戦力アップと不測の事態への対処も含め、層を厚くするための補強です。特に村上選手には27歳と、新潟では年上の年代。これまでの経験と、好調な柏で培ったものを注入してくれると期待しています」

●神田勝夫　アルビレックス新潟　強化部長
「両選手の獲得の経緯についてお話しいたします。ハファエル選手は5月から練習生として新潟に来ています。ブラジルでゲームを見て、まだ若いが新潟に向いている選手だと思いました。獲得できるという話が来たのは4月。移籍ウインドーの関係で登録はできませんでしたが、練習生として過ごした2カ月の間で、いいパフォーマンスが見せられるようになったと思います。村上選手については、春の段階でリストアップしていました。念願がかなった形での獲得です。激しいアップダウンを見せてくれると思います」

●村上佑介選手
「新潟は、多くのサポーターが応援してくれるチーム。2万人以上のお客さんが入るスタジアムはなかなかありません。その中でプレーできることを楽しみにしています」

●ハファエル選手
「アルビレックス新潟と契約できてうれしいです。力強さと技術、シュートをする力を見せたいと思います。早くサポーターのみなさんにプレーを見てもらいたいです」

Q：それぞれ、自分がチームに求められていると感じているのはどんな部分ですか。
村上「攻撃が得意なので、90分間上下運動をして、得点に絡む部分だと思います」
ハファエル「前に進むプレーとシュートを期待されていると思っています」

Q：新潟というチームを、敵としてどう見ていましたか。
村上「若い選手が多く、それをベテラン選手が引っ張っている感じがして、迫力のあるチームだと思います」

Q：これから一緒にプレーするのが楽しみな選手は。
村上「柏時代にチームメートだった石川直樹選手、小林慶行選手。ユニバーシアード代表で一緒だった東口順昭選手です」
ハファエル「ミシェウ選手です。13歳のときに、彼がクリチーバでプレーしているところを見ました。テレビで見ていた選手とチームメートになれてうれしいです」

Q：練習生として過ごした2カ月間で成長できたと感じる部分は。
ハファエル「まず日本の文化を学べたことです。そしてプレーでは、日本のサッカーのスピードに慣れてきたことです」

Q：あらためて、注目してもらいたいプレーは。
村上「90分間走り続ける運動量と、得点に絡むプレーです」
ハファエル「シュートを決める部分と、力強く前に出るプレーです」

Q：今、下位にいるチームを浮上させるために、どんなプレーで活性化させたいと思いますか。
村上「年齢的には中堅、ベテランの域に入るので、若い選手を引っ張っていけたらと思います。また、柏で経験してきたことの良さを生かして、チームの力を引き出したいです」
ハファエル選手「僕は若くて経験もないので、ベテランの話をよく聞いて、いいときも悪いときもチーム一丸になっていきたい」

Q：新潟からオファーが来たときの感想は。
村上「必要とされているチームでやりたいと思っていました。熱心に誘ってもらって光栄です」

Q：同じポジションで気になる選手は。
「五輪代表に入っている酒井高徳選手です。勢いがある選手だと思います。負けないようにがんばりたいです」

以上