7月13日（水） 2011 J1リーグ戦 第4節
柏 3 - 1 広島　（19:03／柏／7,887人）
得点者：7' 佐藤寿人（広島）、10' レアンドロドミンゲス（柏）、55' 北嶋秀朗（柏）、90'+3 工藤壮人（柏）
スカパー！再放送 Ch181 7/14（木）前08:00〜
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●橋本和選手（柏）:
「ミキッチは９０分間、すごい仕掛けてきたのできつかったです。守っていて嫌な選手でした。J1でもかなりのレベルのサイドプレーヤーだと思います。だから今日はいつも以上にディフェンスを意識して、ミキッチは裏を狙っていたし、それだけはさせないようにあまり上がらないようにしました。攻め上がれるようになったのは最後の方だけです。最初は守備がハマらなくてミスから失点してしまったけど、盛り返しての逆転勝利はチームの戦術が浸透していると思いました」

●近藤直也選手（柏）:
「前半はバタバタしてしまった。チュンソン（李忠成）とムジリの位置が（佐藤寿人と）３トップ気味で、うちのボランチが捕まえづらいポジションを取ってきた。タニ（大谷）とクリさん（栗澤）が２人に付くとあまりに開いてしまうから、どうするかという感じだったけど、後半は割り切ってマス（増嶋）と俺とでチャレンジ＆カバーをしっかりやって、（佐藤）寿人の動き出しを警戒して、マスと２人で見る感じにした」

●北嶋秀朗選手（柏）:
「よかったです。ミスから失点していたので、こういう時に助けられる選手でいたかった。こういう時に力を発揮できる選手でいたかった。得点シーンは、逆にああいうシュートは難しいんです。簡単に見えてＤＦがゴールにカバーに入るし、緊張するし。思い切り打つと当たってしまったり。澤に『あれはパスか』と聞いたら『ドリブルに行った結果』と言っていたので多分パスじゃないんでしょう（笑）。今日は７本もシュートを打ったのはシュートチャンスに顔を出した結果、ボールが来た感じだった。今日決めていれば３点ぐらい取れたんですけどね」

●大谷秀和選手（柏）:
「早めに追いつけたのが大きかった。今回、連戦で準備する時間がなくて、ちゃんと一週間あった中で広島の対策をできればよかったが、やってみて選手それぞれ個々の能力が高く、自分たちで守備のハマリを見つけるまで時間が掛かってしまった。ただ、見つけてからは対応できたと思う。ゲームを通して見れば、追いついた後、カウンターでのチャンスがあり、最後にトドメを刺せたゲームだった。連戦では相手のことより、どれだけ回復できるか。それを踏まえたうえで今日はそれぞれが良い入り方ができた。
前半は（佐藤）寿人君がトップにいて、チュンソン（李忠成）とムジリがシャドーのようなポジションを取って、脇にミキッチ、山岸が上がってきた。僕とクリさん（栗澤）がチュンソンとムジリに付くのはいいけど、そうすると２人の間が離れてしまってＤＦからのクサビのパスが入りやすくなってしまう。ドゥー（近藤）とマス（増嶋）と話したら、寿人君に対しては２人で行けているので、僕とクリが広がるけどそこはしょうがないと割り切って守備をした。前線の守備もきつかったと思うけど、前線の選手が良い守備をしてくれていた」

●森崎浩司選手（広島）:
「スコア的に反対になってもおかしくないゲームだった。こちらのリズムで攻撃している時、そこで点を取れないのが今のうちの弱さかなと思います。うちのリズムで進めている時にチャンスは作っているので、そこで決め切れないからこういう結果になったと思う。監督やカズ（森崎和幸）がいない分、みんな一体感を持ってゲームをできたと思うけど、なんでもないところから失点しているし、決められる時間帯で決められない。２、３点取れないと勝つのは難しい。なんとも言えない結果です」

●李忠成選手（広島）:
「自分たちも頑張りましたけど、今日は相手を褒めたいと思います。今日は熱く行って当たり前です。もっともっと成長して、日立台に戻ってきたいと思います。後半のヘディングは入ったと思いましたけど、結果的に入っていないので何かが足りなかった。相手の守備よりも、自分たちが決めるべきところで決められなかったところが勝敗を分けたと思う。サッカーはそういうものなので。でもうちと柏に差があったかと言われたらそうでもないと思う。柏も良いチーム出ですけど、うちらも良いチームだということは今日確信しました。今日は勝ちたかったけど楽しくできました、あえてブーイングをしない人３割、ブーイングする人５割、拍手の人２割ぐらいかな、すごく嬉しかったです（笑）」

以上