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【J2日記】千葉:なでしこジャパン(&千葉の丸山桂里奈選手)(11.07.13)

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(C)赤沼圭子

6月12日のJ2リーグ第16節・千葉対岡山の試合前に行われたエキシビションマッチに出場した千葉レディースの丸山桂里奈選手

(C)赤沼圭子

6月29日のJ2リーグ戦第2節・千葉対湘南の試合前、千葉レディースの選手たちが丸山桂里奈選手への応援メッセージを集めた

(C)赤沼圭子

千葉のフラッグには丸山桂里奈選手を応援する千葉サポーターのさまざまなメッセージが書き込まれたが、丸山選手の得点を期待するものが多かった

日本時間の7月14日の早朝、いよいよFIFA女子ワールドカップ2011ドイツ大会の準決勝の日本対スウェーデンが行われる。7月10日の早朝に行われた準々決勝は、筆者がJ2リーグ戦第20節・千葉対熊本の取材を終えて帰宅し、J’s GOAL編集部にゲームレポートの原稿を送信した頃にキックオフ。なでしこジャパンの奮闘に、試合取材の疲れも寝不足による眠気も吹っ飛んだ状態になって、試合中継のテレビの画面にくぎ付けになった。延長後半3分に千葉のレディース所属の丸山桂里奈選手が先制ゴールをゲット! 筆者は思わず近くで寝ている家族に音が聞こえないように小さく拍手。そして、ドイツの猛反撃をなでしこジャパンが体を張って防いで試合終了! なでしこジャパンの勝利に筆者は両手でガッツポーズ&テレビの画面の中の選手たちに向かって小さく拍手、といった状況だった。

6月29日のJ2リーグ戦第2節・千葉対湘南の試合前、フクダ電子アリーナには千葉レディースの選手たちがやってきて、チームメートの丸山選手への応援メッセージを集めた。前述のドイツ戦の前には、千葉サポーターが応援メッセージを寄せ書きした千葉のフラッグはドイツに到着していたと思われるので、千葉サポーターや千葉のレディースの選手たちのメッセージがきっと丸山選手にパワーを与えて後押ししたに違いないと思う。

今回のなでしこジャパンには、丸山選手以外にも筆者には思い入れのある選手たちがいる。筆者は過去にユニバーシアード競技大会を3度(1999年マジョルカ大会、2001年北京大会、2003年大邱大会)、現地で取材したが、男子サッカー日本代表優先の取材日程や試合会場の場所などの問題もあって、女子サッカー日本代表の取材をしたのは大邱大会が初めてだった。
大邱大会では、準決勝の中国戦(0−2から4−2の逆転勝利)、決勝の北朝鮮戦(0−3の敗戦)を取材したのだが、初めて生で間近で見る女子サッカーに驚かされた。確かにスピードやパワーなどは男子に劣るが、それでもフィジカル面は想像以上のレベルで、テクニックも素晴らしかった。そして、何よりも彼女たちは本当にサッカーが大好きで、勝つために必死で戦っていることがプレーからヒシヒシと伝わってきた。大邱大会の代表選手には、のちに日本代表(なでしこジャパン)に選ばれた選手がもちろんいて、女子の国際大会や日本のサッカーリーグ(現在のなでしこリーグ)の映像で彼女たちの姿を見ると懐かしい気持ちになるし、やはり応援してしまう。今回のワールドカップのメンバーで大邱大会に出場していたのは、安藤梢選手、近賀ゆかり選手、矢野喬子選手。ちなみに、大邱大会の女子サッカー日本代表監督の今泉守正氏は、千葉(当時は市原)に在籍していた羽生直剛選手(現F東京)の八千代高校時代の恩師(サッカー部監督)。今泉監督とゲームキャプテンの矢野選手は、女子サッカーに詳しくない筆者の質問にも丁寧に答えてくださって、筆者は感謝の気持ちでいっぱいだった。

今回、なでしこジャパンはワールドカップで初のベスト4入りを果たし、歴史を塗り替えたという。その勢いで勝ち進めるほど甘いものではないだろうが、初のメダル獲得、そして優勝という偉業達成を期待して、勝利を喜ぶ彼女たちの笑顔を楽しみにしたい。

以上

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2011.07.13 Reported by 赤沼圭子
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