7月2日(土) 2011 J1リーグ戦 第2節
福岡 1 - 0 甲府 (18:03/レベスタ/6,585人)
得点者:16' 田中佑昌(福岡)
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●篠田善之監督(福岡):
「ホームでやっと勝点3が取れて素直に嬉しく思います。負けが込んでいる中で、選手が私の指導の元、ぶれずに付いて来てくれたこと、スタッフを含めて、非常に感謝したいと思います。また、それを後押ししてくれたサポーターの皆さんの力も非常に大きかったと感じています。今日は我々にとっての第一歩が踏み出せたのではと思います。今日はみんなで喜んで、けれど、次の試合が非常に重要になってくるので、また切り替えて、次の試合に向けていい準備をしたいなと思います」
Q:今まで勝てなかった試合と、今日の試合とでは何が違っていたのでしょうか
「堅実な守備を全員がしたということ。守備の意識は非常に高かったと思います。前半は湿度が非常に高くて相手にボールを握られる時間が非常に長かったんですけれども、その苦しい時間帯をみんなで我慢して、後半で上手く修正し、最後まで走り抜いたことは良かったと思います。また、守備のところで単純なミスがなかったので、そういったことの積み重ねで勝点が取れたのではないかと思っています」
Q:成岡選手がトップ下に入って、攻撃の中での変化を感じられたところはありますか。
「このゲームだけじゃないですけれども、彼が入るとタメが出来るし、さらに彼が前を向くことでボールを追い越す選手が出来、相手に圧力をかけることが出来るので、今日は少しばてましたけれど、彼の動きは攻撃では非常に高く評価しています」
Q:勝てなかった時に一番苦しかったこと、それと今日の1勝がアビスパに取ってどういう意味を持つのか、それを教えてください。
「苦しい時にばらけずに私について来てくれた選手たちは、改めて、素晴らしい選手たちだなと感じています。ただ、勝たせてやれなかったことに私自身は、すごく反省をしています。また、ちょっとしたところで勝点を落としてきたので、それは、自分たちを見つめ直すきっかけになる、いい13試合になったと思いたいと思います。今日の1勝を得たことによって我々がどうなるのかということについては、今後の戦いによって変わってくると思いますので、1戦、1戦、戦っていきたいと思います。そして、最終的に、度の位置にいるのかということが重要だと考えています」
Q:中町選手が後半から出場しました。役者がそろって、ようやく思っていたようなサッカーが出来るという点では、監督どのように感じていらっしゃいますか。
「怪我人が帰ってきたことは非常に大きいです。ただ、マチ(中町)に関しては、今日はトレーナーと話して絶対に使わないと決めていました。ベンチに置いてゲーム感と雰囲気に早く慣れさせたいということでのベンチ入りで、1分も使う予定はありませんでしたが、どうしても彼に託そうと思い、残り10分で投入しました。ここで無理をさせて再発することを恐れていたんですけれども、そこのリスクを犯して勝ちを奪いに行って、結果が出たことは非常に良かったと思います。ただ、まだまだゲーム感覚を含め、怪我上がりの選手は時間がかかるとは思いますが、ピッチに戻れたということは非常にプラスだと考えています」
Q:中町選手には、どのような役割を求めたのでしょうか
「ゲームを落ち着かせることです。惇(鈴木)が非常にバテていて、簡単にボールを失うことが多かったので、まずボールを失わずに、ゲーム、もう一度落ち着かせることを彼には求めました。もちろん、バイタルを埋めること、前へ出ていくことも彼にはやってもらいましたけれど、一番はゲームを落ち着かせることでした」
以上
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